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10話:高校改良復活!

@悟視点@


「ムニャ、生ゴミ、ナマハゲ、生ワサビ・・・ムニャムニャ」


[ドゴゴォォォォォォン!!!!!]


「ファ〜・・・うるさい+近所迷惑だぁぁ!」


また魅異の仕業か!・・・ところで俺、変な寝言を言った気がするが、気のせいか。


「おっはよぉ~~~!そして高校復活おめでとう~!」


「壊れる事になった元凶が言うな!」


そういえば、あの高校は壊れるたびにいろいろと変わるけど、今回はどんな風になるんだ?


「さあね〜?前と同じだったりするかもよ?」


「思考を読むなぁ!!」


「普通に喋ってたって~!」


ま、まぁ魅異が前と同じと予想したなら、前と同じではないな。


「酷いねぇ〜。そんなに私の予想が信用できない?」


「・・・・・また喋ってたか?」


「うん。また思ってたよ〜。」


「やっぱ思考を読んでるじゃねーかぁぁぁ!!!」




〜高校(2-D教室)〜


「やっと到着〜。」


「じ、時間が掛かった・・・」


今頃だけど俺は2年だ。まあ学年なんて問題じゃないな。


「それにしてもこの高校、かなり変わってるね〜。」


確かに。だって四角から丸の形になって、そのうえ10階だぞ!もはや学校じゃない!


「さて、最初の授業は・・・歴史か。」


この星の歴史だけどなー。



〜最初の歴史、授業開始!〜


「何でバトル開始みたいな始まり方!?」


「ナイス突っ込みですね〜、悟君。ってことで問題!魔物が寄り付かない装備品の名前を1つ答えなさい。」


歴史の授業の先生は校長。えぇ〜と魔物が寄り付かない装備品ねぇ・・・アレがあった。


「スライムスーツです!」


「正解!座っていいですよ。」


よかったセーフ。


「いや〜。私のおかげだよね。」


「あぁ、お前がスライムスーツを作ってないと答えられなかったからな。」


久しぶりに魅異に感謝するぜ!



〜次は体育、授業返しぃ!〜


「いや返してどうするんだよ!?」


「あれー、どうしたんですかー?悟君?」


この人は久和ひさわ 羽雨流ぱうりゅう教頭。20代前半で教頭をやってる人。教頭で体育担当。マイペースでそこまで力は強くないが、運動神経はいい。


「そうですかー?それじゃあ皆さん!校庭10周全力ダッシュで走ってくださいね〜。私より遅かったら罰として+50周ですよー。当然ですけど私も参加しますよー。」


罰が厳しすぎだろ!通常の5倍って!言い忘れてたけど、あの人って走るのはやけに早いから!でも性格は結構まともな人。



〜10分後〜


「悟さん、あと43周ですよー。」


し、死ぬー!!結局あの先生より早かったのは魅異だけだったので、魅異以外の俺たち全員が全力で罰の50週を走ってる所だ!あと42周!羽雨流教頭は全員がちゃんと50周走ってるかを全て覚えているので、ズルすると+100周とかされる可能性が有るからズルもできないぞ!

とりあえずアウトだ!



〜国語の10行・・・返せ!〜


10行返せ!?国語の授業開始だろ!今回は何とか口に出さずにすんだが。

ちなみにさっきの体育で数学が潰れたぞ。


「ではそこの何か考えてる悟君。それを読みなさい。」


「あっ、ハイって何で絵本!?」


「それが私なりの授業のやり方だからよ〜。」


この人は三森みつもり 宮魅みやみ先生だが・・・結構変な人。行動予測不明な人の中の1人。自分勝手に授業を進めるが、面白いからOKと校長が言っていた。


「・・・何語ですかこの絵本?」


「古代人魚語よ〜」


「読める訳ねぇだろぉぉぉ!!!」


「無理なら罰として、全てノートに良しと言うまでに暗記するようにね。サボったら・・・廃棄処分ね♪」


絶対に終わらしてやるぅーーーーー!!しかしこの人、5分でよしって言う時も有るんだよなぁ。ってかこの人怖い!でも前に魅異を廃棄処分にするとか言ってどっかに連れて行ったら放心状態で帰ってきた事があったぞ。


「前に魅異の処分をしに行った時は何か有ったんですか?あの時顔色が悪かったですけど。」


「えっ?あの時はえぇーと‥ぅ、うぅぅーーーー・・・・・・」


気絶した!?よし!今のうちに終わらせる!!




〜昼休み(弁当TIME)〜


さっきの暗記は何とか終わった。だからセーフ!


おかげで気絶してるうちに、食堂で限定5個弁当を買ってきたぜ!そして今それを食ってる。


「流石に美味いなこれ。」


「うん、確かに美味しいねぇ〜。」


「二人ともよくその弁当を買えたねー。」


「まったく!うらやましいぜ!!悟、俺に少しくれ!!」


「嫌だ」


今はいつもの4人で弁当食ってる所だ。でも魅異は教室出たのが最後だったのに、よく買えたなー。この弁当はレア度Sが付くくらい貴重で、1番最初に買いに行っても無理なのに。そして烈、俺の弁当取ろうとするなぁ!!


「食事の邪魔だ!」


[ガスッ!]


ピュ〜〜〜〜‥


「俺の弁当ーーー!!!」


烈の弁当を蹴り落としてやった。ちなみに此処は10階の高校の屋上。


「よし、弁当も食ったし帰るか〜。」


えっ早い?この高校は特別で、昼までしか授業がないんだ。弁当が激うまだから、学校で食ってく奴が多いがな。俺もそのうちの一人だし。









それで家に帰った後は適当にゴロゴロして過ごしたぜー!

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