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過去から未来へ

なるほどな。医師時代にそんなことがあったのか。

越川先輩に話すと怒られるかと思ったんですが。

典紀、お前は一人で抱え込み過ぎだ。俺が言えることでもないが。

白衣が似合う精神科医だったんだろな。俺は医者じゃないから

大学病院内の派閥にどうこうは言えない。

裏切ったはずの高岡先生の優しさがつらいんです。

典紀はお酒も入り、泣いている

こうは考えられないか。高岡先生は医者を辞めてもお前の味方でいてくれる。

俺もそうなんだが。

つまり、黒のスーツの達之が言いたいこと。新井典紀と言う人間の

最高の理解者が高岡雄一郎医師である。

白いハイネックの典紀はうれしさでまた泣けた。

彼もまた、お酒が入っている

「私は小説家探偵 新井典紀のファンだよ。」

高岡先生…。すみません…。

彼は穴があったら入りたいと思っている

紺のスーツの高岡医師が顔を見せた

「達之、もういいだろ。」

大将、典紀君と達之君にあれを。

割烹着の五十代の大将は松本と名乗った

「進次郎の店のおでんは美味しいんだ。」

あ、俺のことな。松本進次郎と名乗った大将は

関西交じりのイントネーションだ。

「ヒット作を飛ばす作家も普通の人間なんだな。」

松本さん、僕、普通って言葉があまり好きじゃないんです

それを言っちゃうと誰かの普通の上でしか生きれない気がするんで

なるほどな。誰かの普通の上でしか生きれない…。か

名言だ。松本の目には涙も光る

彼は精神科医時代、他科の医師にいじめられた経験があることを思い出した。

それを高岡医師に話すと、新井先生、医師を辞めても私との友情は永遠だ

と言う。

こうも付け加える。すべて話さなくても私は新井先生のことならたぶん

見ぬくと。




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