表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぶじ産めるだろうか  作者: 我
臨月 10ヶ月
80/84

破水 いざ

病院で診察を待つ

待合室には沢山の妊婦さん


「うう。痛い。痛い」

思わず声が出てしまう


妊婦さん付き添いの母親らしき女性が

じいいいっと我の様子を見ている

実に興味深そうに


他の妊婦さんもちらちら視線を投げかけてくる

誠に申し訳ない


己の検診のとき

こんなに痛そうにしている妊婦さんを見た経験はない


いったい、なぜこうなったのだ

不安を与えていたらと思うと気が気ではない

その上痛い


呼ばれた

NST

ノンストレステストの結果

胎児は無事だった

元気だ

心底ほっとした


次に診察

「破水してますねー。子宮口も4センチ開いてます。このまま入院して促進剤で産みましょう」

「え?破水してる?」

「うん。いつかわかる?」

「いえ。おりものが大量で、全然わかりませんでした」

「んー。じゃ、いま破水したことにしよう」

(ええええっそんなアバウトでいいんですか)


診察を終え待合室で待っていると

「そうか。いよいよだな。がんばろう」

主人はそう声をかけてくれた


車椅子を押した助産師さんが来た

「乗ってください」

(いえ、歩けます)

と思った瞬間

痛みが走り

乗せてもらうことにした


こんな迷惑をかけてしまうなんて

恐縮である

なぜこうなったんだ本当に


車椅子に乗り

押してもらい

我は陣痛室へ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ