39週目
検診
胎児は約2500グラム
我は11.6キログラム増えた
「んー。赤ちゃん大きくなってませんね。約2500グラムです」
「えっ。前回は2600グラムと言われましたが」
「大体だから」
(大体で100グラムも減ってしまうのか……)
「じゃ内診しますね」
グリグリグリ
またも痛い
「子宮口開いてきているし、赤ちゃん下がってきてますね」
(週末3時間、平日1時間、歩いた成果が!出てきた!)
「んー。今晩から週末に陣痛来ると思いますが、来なかったら18日、月曜日に入院して産みましょう」
そして差し出された分娩誘発、陣痛促進について書かれた紙
子宮内胎児発育遅延
と書かれている
これは……
「あのう、これって発育不全ってことですか?」
「どっちとも言うんだけれど。皆、胎盤の機能はだんだん低下するんだけれど、早めに低下して大きくなれないのかもしれないし」
なんてことだ
胎盤の問題じゃ、努力のしようがない
「まあ、今晩陣痛来るかもしれないし。痛みも出血もあるしねー」
主治医はどこまでもサバサバしていた
助産師さんから
入院の最終説明を受け
「不安なことはないですか?」
と聞かれる
考えてみた
もうここまできたら
(なるようになってください)
といった心境だった
「割と痛みに鈍いらしくて、陣痛ってすごく痛くて、ちゃんとこれは陣痛だってわかりますか?」
2人の助産師さんは顔を見合わせて絶句した
「いや……わかります。大丈夫です。痛いですから」
大人でも厳しいという足の爪の手術を
6歳の頃に泣かずに乗り切った経験があり
低温火傷により皮膚をはがしてもらった時も相当耐えて
医師を驚愕させたので
家族、周囲の人からは痛みに強い(鈍い)と評されている
これらは外部からの刺激である
一方、出産は内部からの刺激である
出産時、我は人格が変わるほど
痛がるだろうか
今晩から週末にかけ
ずっとそわそわ
しそうだ




