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ぶじ産めるだろうか  作者: 我
臨月 10ヶ月
78/84

39週目

検診

胎児は約2500グラム

我は11.6キログラム増えた


「んー。赤ちゃん大きくなってませんね。約2500グラムです」

「えっ。前回は2600グラムと言われましたが」

「大体だから」

(大体で100グラムも減ってしまうのか……)


「じゃ内診しますね」

グリグリグリ

またも痛い


「子宮口開いてきているし、赤ちゃん下がってきてますね」

(週末3時間、平日1時間、歩いた成果が!出てきた!)


「んー。今晩から週末に陣痛来ると思いますが、来なかったら18日、月曜日に入院して産みましょう」


そして差し出された分娩誘発、陣痛促進について書かれた紙


子宮内胎児発育遅延

と書かれている

これは……


「あのう、これって発育不全ってことですか?」

「どっちとも言うんだけれど。皆、胎盤の機能はだんだん低下するんだけれど、早めに低下して大きくなれないのかもしれないし」


なんてことだ

胎盤の問題じゃ、努力のしようがない


「まあ、今晩陣痛来るかもしれないし。痛みも出血もあるしねー」

主治医はどこまでもサバサバしていた


助産師さんから

入院の最終説明を受け

「不安なことはないですか?」

と聞かれる


考えてみた


もうここまできたら

(なるようになってください)

といった心境だった


「割と痛みに鈍いらしくて、陣痛ってすごく痛くて、ちゃんとこれは陣痛だってわかりますか?」

2人の助産師さんは顔を見合わせて絶句した


「いや……わかります。大丈夫です。痛いですから」


大人でも厳しいという足の爪の手術を

6歳の頃に泣かずに乗り切った経験があり


低温火傷により皮膚をはがしてもらった時も相当耐えて

医師を驚愕させたので

家族、周囲の人からは痛みに強い(鈍い)と評されている


これらは外部からの刺激である

一方、出産は内部からの刺激である


出産時、我は人格が変わるほど

痛がるだろうか


今晩から週末にかけ

ずっとそわそわ

しそうだ


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