表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぶじ産めるだろうか  作者: 我
9ヶ月まで
66/84

34週目

ぐったり

だるい

体が押さえつけられているような

下から引っ張られているような


リビングで水を飲み

シリアルを食べ

洗面所で歯を磨き

ベッド

トイレ

ぐるぐる繰り返し

入浴

ストレッチ


1日が終わる


トイレに行くのも気合が必要

なんてことだ


6日前に足を激しくつった

30分以上治まらなかった


そして6日経ってやっと治った

軽い肉離れを起こしていたらしい


つい先日、父が犬の散歩中に急に走り

肉離れを起こし全治1ヶ月の診断を受けた

見せてもらった足は、内出血で

紫がかっていた

足をひきずって歩く姿は痛々しかった


その姿を見た矢先

我もそうなるとは


5日間

足を引きずって歩いていた

なので、ベッドで眠るのは

体が楽だったはずだ


眠れなくても横になっている

本来ならば贅沢極まりない

だがしかし……

気が滅入る

体の不調に気持ちが引っぱられる



今、胎児は急成長の時期らしい

これに母体がついていけていないのか


妊娠後期の眠りづわりなのか

判断がつかない


せめてもとストレッチをしていたが

肉離れのときはストレッチ禁止だそうだ

しまった

早く良くなるようにと

毎日行っていた……素人判断はやはりダメだ


最近、胎児は成長に伴い

お腹の中が狭くなったのだろうか

我が思わず

呻くほどの蹴りは減った


うごうごと蠢いている

ぐにーっと中から押されることが増えた


ウォーキングが必要な時期だけに

さぼっているという意識が強い


このまま眠る日々を送ったら

また足をつるのではないかと怯えている


ネガティブなに陥っていると

頻繁にお腹がぐにーっとなる


はっと我に返り

気持ちが明るくなる


胎児の人生はもう始まっている


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ