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ぶじ産めるだろうか  作者: 我
妊娠初期 4ヶ月まで
3/84

2人で立つ台所 張り

ごはんをあまり食べられぬ

1度の食事で食べられる量が少ない


そんなわけで分けて食べている

これを分食というらしい


以前1日に食べていた量の半分ほどを十食ほどにわけている

摂取カロリーが少ない


体がだるい

のは、恐らく足りていないのだろう

何もかもが


400キロカロリーくらいの日々が続き

ある日ベッドから起き上がれなくなった

おどろいた

体が重かった

何もしたくなかった

頭もぼーっとしていた


喉もからからだった

食べ物を摂取した

危機感を感じて

飴を食べ続けた

オリゴ糖を水に入れて飲んだ


やっと体が思うとおりに動かせるようになった


あの状態になったのは生まれて初めてだった

食べるという点において恵まれていた

それを知った


そのような経験を経て

食生活を見直すようになった


それはまた別の機会に


体がだるい日

体調が悪いのか

エネルギー不足なのか

判断に困るようになった


今日がそうだった

朝から体がこわばっている

だるい

ここ数日の食事を思い返す

そこまで不足しているとも思えない

朝、昼と食べて

まだ回復しない

どうも体調が悪いようだ


ベッドに横になる

こんこんと眠った

まだだるい

しかし夕飯を作らねば

台所に立っているのも困難だ


主人の力を借りた

野菜を切ってもらった

思いがけず

2人で料理することとなった

そうないことなので

嬉しかった


休みの日に料理してもらうとは

申し訳ない気持ちがいっぱいだったが

やはり嬉しかった


夕飯が美味しくできた

幸せだ


シャワーを浴びていると

いつになく

お腹が張った

苦しい

子に何かあったのだろうか

不安になる


横になり何度も念じる

治まってくれ

頼む




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