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平凡な日常なはず(笑)  作者: チノ
第二章 学園生活のそれから
9/11

入学試験とかとか

 今から入学試験があります、転移魔法で一瞬で来れるので遠い感じはないですが、馬車だと王都から一か月ほど掛かるので距離はあります。


「お兄様とクウは、どの学校を選びましたか?」 

「やっぱり、冒険者学校かな」

「同じ」

「それでは私も冒険者学校です」

「フィナがそれでいいならいいけど」

「お、お兄様と一緒が良いんです」

 可愛いな〜

(「シスコンですね」)


 ここで学園の説明をしようか。まず学園の種類だが、騎士学園、魔法学園、冒険者学園、土木学園、工学園が存在する。その中に騎士学校2000人3校、魔法学校4000人3校と2000人1校、冒険者学校4000人16校、土木学校12000人3校の学校がある。この中で騎士学校と魔法学校の3校、土木学校は国別だ。


「それじゃあ、冒険者学校に行こうか。」


「はい、お兄様」



 学校受付はまだ早い時間だというのにすごい人の数だ。


「じゃあ並ぼうか」

「はい」


 受付は10つほどあるのにすべて10人以上並んでいる。



「冒険者志望ですか?」

 鍛冶や料理、魔道具作成なども冒険者学校なためだ。


「そうです」


「冒険者登録はどういたしますか?」


「1人分お願いします」

 クウはCランクで俺はBランクだ、あれ以来Bランク級は見ていない。 


「では、こちらに記入をお願いいたします」

「はい」


 前書いたのと同じ内容だった。

「それでは受験学校は第一学校の第7会場になります」

「わかりました」


 3人とも同じ学校のようだ。




 扇状の200人以上入りそうな教室で大学の講義室みたいだ、もう満室に近い。


「それでは時間になったので、試験を開始しま〜す♪」

 すごくハイテンションな先生だ。


 筆記試験は地理20分、薬学20分、魔物学30分、数学40分、科学40分。数学は四則演算、科学は中学生、他は基礎レベルだった。


「次は、実技でーす。戦える格好で第2修練場に集まってくださいね〜」


「じゃあフィナ、クウ行こうか」

「はい」 

「うん」



 歩いて20分くらいかかった。


「広いな、色々と。」

 今度は1000人以上収容できそうな空間に結界が貼ってある。


「ホントに大きいですね」


「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをして貰います」

 映画のようだ。


「それじゃ、結界の中で殺しあってくださいねー」

 入るときに違和感がした、世界が違うのかもしれない。

(「結界魔法の一種です。マスターも可能ですよ。」)


「ま、首が落ちても死なないんで、安心していいですよ♪。それでは......開始‼」


 <索敵>では600ほどの反応があります、強そうなのは20程です。

 一応今のステータスです。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ルーク(7歳11ヶ月) 

―スキル―

武術、魔導、創造、光速多重思考、魔力支配、魔力回復、再生、身体強化、理解吸収、忍、ALICE、鑑定眼、威圧、状態異常耐性、

―ギフト―

全能神


―称号―

人神/人族/公爵家三男/トラベラー/戦士/創造魔導士/

―――――――――

状態異常耐性:Ⅱ

<毒耐性、麻痺耐性、石化耐性、魅了耐性、威圧耐性>などの統合上位スキル

―毒を持たり、常闇の森で獲得した物です。

―――――――――

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

フィナ(7歳11ヶ月) 

―スキル―

魔法、魔力操作、並列思考、持久力強化、察知

―ギフト―

全魔、精霊の友

―称号―

ハーフエルフ/第一王女/魔に愛されし者/ブラコン

―――――――――

魔に愛されし者:称号

魔力量が大幅に増加する。

―――――――――

ブラコン:称号

兄が近くに居れば心技体大幅上昇。

―――――――――

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


クウ(7歳9ヶ月) 

―スキル―

武術、魔術、忍、身体強化、破壊眼

―ギフト―

妖狐


―称号―

獣人族(狐)/武闘家/生還者/救われた者


―――――――――

生還者:称号

心技体に大幅補正

―――――――――

救われた者:称号

救ってくれた者に対して、妄信的になる。

尚且つ、近くに居れば心技体に大幅補正。

―――――――――

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 ステータスは隠蔽の魔道具で隠しています。

 もちろん職員以外には王族だということも伏せてありますよ。

 なんでかって?

 王族だと思われるといろいろ面倒だし、制限も多いのです。



まあ、負ける気はしない。まずは...もちろん傍観です。


「も、もうやめてくれ。Uaaaaa」


「降参しま...」


「ゆるじでぐれー」


 色々とダメな言葉が聞こえています。笑いながら相手の四肢をもぎ取る8歳児がいます。

 将来が心配です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ジャック・キリサキ(7歳6ヶ月) 

―スキル―

武術、闇魔法師、思考強化、忍、スロー眼

―ギフト―

切断


―称号―

人族/医師/狂人/勇者の孫


―――――――――

スロー眼:Ⅱ

魔眼。対象の体感時間を遅くする。

―――――――――

切断:Ⅲ

切ることに特化する。

切断に関連するスキルに影響。

―――――――――

医師:Ⅰ

生物を切るときに冷静になる。

―――――――――

狂人:Ⅰ

戦闘時興奮するが、戦闘力の上昇。

興奮には例外が存在する。

―――――――――

勇者の孫:Ⅰ

成長率中補正、スキルが取得しやすくなる。

―――――――――

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 大罪人級の異世界人のような気がします。





 人数が半分以下になったので、そろそろ動きます。

 キリサキさんは放置で、10人ほどで固まっているところに、まずはど真ん中に。

「『テレポート』」



「な、なんだ!」

 まずは一人、手刀で軽く撫でます。

「く、」


 次に4方に魔力弾。

「「「「ぐは、」」」」


 一人耐えたようです。のこり6人


「くらえ、『ファイアーボール』」

 強度の甘すぎますね。


 DooooN‼


「やったか?」

(「死亡フラグですね。」)



「『雷化』」

 魔法になる魔法です。精霊化とも言います。


 まずは足で人なぎ。

「ぐ、」

「避けろー‼」

「「「「なんだ‼」」」

「「足がー!」」


 

(「可哀想にマスターやりすぎです。」)

「あれ?...」

 電気を帯びた衝撃刃が飛び、周りにも被害が。反省はしているが、後悔はしていない。






「終了です!」


 フィナとクウはまだ力に振り回されているふしがあった。あとキリサキさんも残っている。不思議だがフィナ達と戦ったら余裕で勝ちそうに見える。


「それでは筆記試験の教室に移ってくださ。」



「お兄様どうでした?」


「ああ、ちょっと物足りないくらいかな。」


「フィナはどうだ」


「私はギリギリでした。」(シュン)


「そうか、頑張ったな」(なでなで)


「えへへへー」

 かわいいなー


「ジー」


「どうした?クウ」


「ジー」


「クウも頑張ったな」(なでなで)


「ん、」


「それじゃ「君、すごかったね」そ、」

 あの、キリサキさんだ。


「ありがとうございます、そちらこそ楽しそうでしたね」


「あ、わかった?。えへへ」

 この人は、関わっちゃダメな人だ。


「今度一戦どう?」


「遠慮しておきますよ」


「そうか、残念だね〜」

 結構あっさりだ。 


「それじゃ、移動しましょうか」


「そう(ですね)だね」



 やはり遠い。

「じゃあ、僕はこれで」


「はい、また会いましょう」


「うん、またね」




 俺たちが最後みたいだ。


「今日はこれで終わりでーす。明日の入学式には、遅れないでね♪」





「フィナ、クウ。じゃあ帰ろうか」


「はい♪、お兄様」

「うん。」


 泊まるところがない人は寮を貸すそうだが、今日ぐらいは家に帰ってもいいだろう。


「『ゲート』」


 ルーク達は、部屋の人間が唖然としているのに、気付かなかった...


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