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平凡な日常なはず(笑)  作者: チノ
第一章 新しい人生のそれから
7/11

冒険者とかとか

 腕の消失から一か月ほどです。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ルークフロイス・ルッテンベルフ(3歳3ヶ月) 

―スキル―

武術、魔導、創造、光速多重思考、魔力支配、魔力回復、再生、身体強化、理解吸収、忍、ALICE、鑑定眼、

―ギフト―

全能神


―称号―

人神/人族/公爵家三男/トラベラー/創造魔導士/


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 この前からあまり変わっていません、まあ一か月ですし。

 でも、魔法は全系統使えるようにはなり、それと結界魔法を少々学びました。

 それと<戦士>はルイスの稽古に参加して取得です。




 今日は一人でギルドに来ています、もちろん容姿は光と闇、声は風魔法で20歳くらいに変更しています。

 魔法万歳


 ギルドは二階建ての建物で、真ん中は吹き抜け、隣には酒場が隣接していた。昼間から酒を飲んでいる人もいれば、掲示板の前で熱心に依頼を探している人など色々な人がいる。


 受付は上にプラカードで何を担当しているかが書いてあり、目的の場所もすぐにわかった。


「すいません、冒険者登録をしたいんですけど。」

 黒髪の結構きれいな人だ、できる秘書みたいな。

 (「浮気はダメですよ」)


「登録は、初めてですか?」


「はい、初めてです」


「登録の際には銀貨5枚かかりますがよろしいですか?貸し出しすることも可能です。」


 一文も持っていないんだよな。

 (「甲斐性なし」)

 アリス静かに。


「貸し出しで、お願いします。」


「ではこちらに、可能な範囲記載をお願いします。」


そこには

簡潔に2行だった。


「少ないんですね」


「それはめんどくさがる人が多く。また虚偽の記入でも、わかりませんので、簡単なものになったんですよ。」


<冒険者登録>

名前:ルーク

スキル:剣術、索敵

こんなものか。


「できました」


「はい、確認しますね。それと身分登録証とここに血を一滴でいいのでお願いします。」


「血ですか?」


「はい。身分登録証に追加するのに必要なんですよ。」


「わかりました」


「登録完了にはもう少しかかりますので、お待ちください。それと登録の追加には金貨1枚、再発行には銀貨5枚が必要ですので、なくさないように気を付けてください。


「追加ですか?」


「高いランクの方はされる事が多いですよ、腕輪でON・OFF切り替えれますから。それと他の説明は必用ですか?」


「お願いします」


 嫌な顔一つせずに説明を続けてくれた。

・冒険者にはランクがあり,


   S ランク、伯爵待遇

   A ランク、騎士待遇

   B ランク、熟練者

   C ランク、上級者

   D ランク、中級者

   E ランク、初心者

   F ランク、素人



・ランクアップには貢献度とそのランクの魔物を討伐した実績。


・貢献度はクエストの達成数や討伐総数などをギルドが見て判断する。


<ランク指標>

Fランク

スライム

Eランク

ゴブリン、スケルトン

Dランク

ポブゴブリン、ビックスライム

Cランク

オーク、ハイスケルトン

Bランク

オーガ、トロール

Aランク

亜竜、グリフォン

Sランク

下級ドラゴン

Uランク(Unknown)

ドラゴン




・討伐したかどうかは登録証の腕輪に記載される。討伐時のPT人数もわかる優れもの。


・一つ上のランクのとクエストまでしか受注できないが討伐は自由。討伐料は貰える。

<討伐料>

 E  1G

 D  3G

 C  10G

 B  50G 

 A  300G



・魔境へは、Bランクから入ることができる。聖魔の森は別。


・聖魔の森へは、Cランクになってから行くことをオススメする、それまでは王都の近くの常闇の森が一番身近である。


・常闇の森の奥地には、ドラゴンがいるようだ。


・常時クエストは受注しなくても、攻略可能。


・道具や情報の販売もしている。


・冒険者登録と一緒に銀行口座が開設される。


・私闘の禁止、正当防衛は可。



以上


「登録が完了しましたので、登録証をお持ちしますね。」


腕輪を受け取った。

「ありがとうございます」


「それでは、頑張ってください。」



 クエストでも受けるかな。


掲示板の前にはまだ数人の人がいた。依頼は、


 ―― ―― ―― ―― ――

 Fランク・常時

 採集:薬草

 報酬:1G×Kg+状態により上昇

 ―― ―― ―― ―― ――

 Fランク

 運搬:炭鉱

 報酬:一日50G+ボーナスあり

 ―― ―― ―― ―― ――

 Eランク・常時

 討伐:ゴブリン

 報酬:5G×討伐数

 ―― ―― ―― ―― ――

 Eランク・常時

 討伐:スケルトン

 報酬:8G×討伐数

 ―― ―― ―― ―― ――

 Dランク

 調査:常闇の森奥地

 報酬:100G+重要度で上昇

 ―― ―― ―― ―― ――

 Cランク

 破壊:ゴブリンコロニー

 報酬:200G×破壊数

 ―― ―― ―― ―― ――  

 まあ低ランクはこんなもんだ、ちなみに高位ランクは2階なのでわからない。


 結局、ゴブリン討伐をやろうと思うので。クエストは受注しなかった。それに、夕飯までには戻らねばいけないので時間もあまりない。銀貨5枚(=50G)は稼がねば。




 というわけで、森にきました。まずは索敵。色々な生き物がいることが、手に取るようにわかる。結構な数がいます。


 初めは5匹のゴブリン集団です。気配を消しながら、気力を用いた縮地で背後から近づきます。


 まずは剣を持っている個体の頭を掴みねじ切りその後剣を奪取して、気力を纏わせながら隣の2体の首を落とします。ここでゴブリンどもが気付くが、遅すぎます。近に方を股下から真っ二つ、返しでもう一匹も頭から同じように。←戦闘開始から3秒


「歯ごたえが無さすぎるだろ‼。『ボックス』」

 死体は時空間魔法で異空間に保管しときますか。

 詠唱はするのを最近は心がけています。


「次はもっとと強いのをっと...」



居ました!大きさは4mくらいのやつです。

「5㎞くらいかな、『ゲート』」



 熊です。鑑定では

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

  火熊:Bランク

 火を纏う熊。他にも色々な種類が存在


―スキル―

体術師、炎魔法師、身体強化、剛腕、硬化、再生、威圧、


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


――――――――――

剛腕:Ⅲ

身体強化の分岐スキル。

――――――――――

硬化:Ⅲ

身体強化の分岐スキル。

――――――――――

威圧:Ⅰ

周囲の生物を威圧する。

――――――――――


ゴブリンとは比べるまでもないですね。


 ですが、ゴブリンと同じように縮地で背後にそして首を...剣が折れました。技量不足は否めません。


「Gaaaaoooooo」 

 威圧がすごいです。

【<威圧耐性>を取得しました。】

【<威圧>を取得しました。】 

 チート乙。


「く、」 

 危うく、逆に狩られるところでした。どうしたものか。


(「武器の作成を発案します。」)

「『アイスソード』」

 今度こそこれで...



「「「ドーン!!!」」」



 今度は簡単に切れました。やっぱり魔法はすごいね♪


「なんか拍子抜けだな、そろそろ帰るか」


「あれ?」

 4人で1人を担いで森の奥地(=こちら)に向かっている集団がいる。


「『ゲート』」



 明らかに盗賊という風貌で、簀巻きにされた人間を担いでいた。


「人さらい?」


「誰だ!」

 声に出ていたようだ。


「あ、すいません。何しているんですか?」


「見ればわかるだろ。邪魔するならわかってるよな。」

 リーダーっぽいやつが、にたりと笑いながら言ってきた。


「え、ご自由にどうぞ。」


「しゃべるなよ」


「わかっていますよ」


(お主も悪よの〜)

 アリスの方向性が最近分かりません。


 相手の気がそれたのを確認して、まずは最後尾のやつとリーダー(仮)の首を落とす。その後、簀巻きを担いでる二人の男の胴体と腰を真っ二つに、臓物がグロイが気にしたら負けだ。アンデットになると困るので焼却処分でおしまい。


 ギルドへの報告は、必要だよな。

「まずはこいつ起こさなきゃな。」

 簀巻きを解くと、白髪の獣人だった、顔の形は良く歳もさほど変わらないだろう。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


クウコ(3歳1ヶ月) 

―スキル―

武術、魔術、索敵、隠密、破壊眼

―ギフト―

妖狐


―称号―

獣人族(狐)/追放者


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

――――――――――

破壊眼:Ⅱ

魔眼。対象を破壊する。

――――――――――

妖狐:Ⅱ

魔法適正を保持。

魔眼を取得。

狐の獣人の中に稀に生まれる。

――――――――――

獣人族:称号

武に大幅補正、特定の条件以外では、魔法を使えなくなる。

――――――――――

追放者:称号

一定期間、死亡率の増加。

――――――――――

 なんで捕まったんっだ?

(「<追放者>のせいだと考察します。」)

 そうか...


「『フォーターボール』」

「ぎゃっ‼」


「起きたか。お前、どういう状況かわかるか?」


「犯される?」

 小首を傾げて、こいつは何言ってんだ?


「そんなことしねえよ、お前ガキだろ。それに人さらいに攫われてたんだよ、覚えてないか?」


「覚えてる」


「そうか、それでお前帰るとこわかるか?」


「おい...だされた」

 魔眼のせいだよな


「ごめんな」


「いい」


「お前、これからどうする?」


「わかんない」


「じゃあ、俺のところにくるか?」

 (「愛人ですね」) 

 違うからな、


「いいの?」


「まあ、なんとかなるだろ。それに眼の使い方を教えてやる。」

 可能だよな?

(「可能だと断言します。」)


「ん!おねがいします」


「俺の名前はルークフロイスだ、ルークと呼んでくれ」


「クウ」


「クウコじゃ「クウ」い」


「そうかクウか、わかったよ。まあ、まずはギルドに行くぞ。」


「わかった」




――――――――――――――――――――


 登録の時と同じ受付嬢が居たのでそこに行くことにした。

「すいません討伐の報告と、情報を売りたいのですが。」


「はい、それでは冒険者証を見せてください。ゴブリンが5、火熊が1ですね。」

 Bランクの魔物を倒して来ても、特別な反応はないようだ。


「そうですか、それなら構いません」


「それとFランクのルーク様が、なぜ、Bランクの火熊を倒して来たのかを、お教え願いますでしょうか。」

 結構、怒っていらっしゃるのかもしれない。


「少し奥の方に行ったら、見つかりまして、それでね、まあ、戦いになった的なねまあ...すいませんでした‼」

 あの眼は耐えられない、辛すぎるよ。


「力の過信にはお気を付けくださいね。」


「以後気を付けます。」

 反抗は、無駄な争いだ。べ、別に怖いとかじゃないぞ。


「それと、魔物の素材をお売りになる場合は彼方の買取りカウンターにお願いしますね」


「情報も同じですか?」


「はい。同じになりますが、本日はこちらでも構いませんよ」


「それではこちらでお願いします」


「では、情報の種類をお教えください」


「盗賊のアジトの情報です」


「それはどこからの情報ですか?そちらのお嬢さんと関係がありますか?」


「はい、この子が攫われてたので、たぶん盗賊たちが向かっていた先にアジトが有ると思うんですけど。あと向かっていた盗賊は殺してしまいました。」


「盗賊の身分がわかる物もしくは遺体はお持ちですか?」


「焼却処分してしまいましたが、不味かったですか?」


「懸賞金などの確認ができなくなりますが、それでよろしいのなら、問題わございません」


「それでは、情報の確認ができた際に、ルーク様の口座に振り込んでおきますね」


「おねがいします」


「そちらのお嬢さんについては、どうされますか?」


「こちらで、引き取ろうとおもいます」

 すごい怪訝そうな顔をされた。

「この子と話した結果ですよ。」


「そうですか、わかりました、何かあったらいつでも言ってください。それと、こちらが討伐の報酬になります。内訳はゴブリン5匹で常時クエスト25G、討伐料が5G、ヒグマが1匹で討伐料のみで50G、登録時の借用金50G、計30Gになります。」


「確かに受け取りました、ありがとうございます」


「それと最後に、今回でルーク様はDランクへの昇級が決定しました」 

 テンプレですね


「わかりました、それではまた。」



 火熊の買取りは、重量が1tもあり、なおかつ骨や皮に火炎属性がついているため10000Gとなった。

 今日だけで10030G、黒貨1枚と銀貨3枚のもうけであった。




 家に帰り、クウのことは門の前で行き倒れており、自分のメイドにするということで、ルイスたちの説得は完了。

 

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