雲の詩
1詩目、綿雲
ふわふわと
空に浮かぶ綿雲を
僕は眺めていた
掴み取りたいな
そう、思いながら手を伸ばした
よいしょ、よいしょと
どんなに伸ばしても
届かない
あれ?
何で?
頭の中は?でいっぱいだ
しばらくして、掴むのは諦めたよ
お家に帰った
よし、ママに綿雲について聞こう!
改めて、気合いを入れたよ
2詩目、入道雲
じいわじいわと
蝉が賑やかに鳴く
俺はあっつい中を歩いていた
空を見上げたら
大きな入道雲が構えていた
やっべ!
もうちょいしたら、夕立ちが来るぞ!
危機感を覚えて
慌てて、足を速めた
ちょっと経った時に
やっと、自宅に着いた
ホッとしながら、玄関に行く
ドアを開け、ただいま!と声を上げる
母さんが台所から顔を出す
お帰り!
大きな声で答えた
すると、ザァーと雨が降る音が俺の耳にも届く
母さんに、洗濯物は大丈夫?と訊いた
本人は今日は部屋干しにしたと返答がある
だから、大丈夫らしい
俺は再度、胸を撫で下ろす
履いていたスニーカーを脱ぎ、中に上がる
あー、腹が減った
自室に行き、カバンを置きに行った
3詩目、ベール雲
あたしは雲を眺める
ふと、薄いベールみたいな雲を見つけた
何だか、花嫁さんが被るウェディングベールみたいで
綺麗だなと
いつかは被ってみたいけど
まだ、無理だろうな
彼氏もいないし
あー、友達に頼んでさ
紹介してもらおうかな
ただ、その友達もいないのよ
まずは友達作りから始めないと
ため息をついた
引っ込み思案が原因なのよね
ちょっと、へこんだのだった




