月の戦士vs太陽の騎士
大地たちは太陽たちと対峙した。
「あいつらを連れ戻しに来たのか…そうはさせんぞ!」
「悪さをしているのはお前らだろ…絶対に助け出す!」
「ステラリング!ステラブローチェ!セット!チェンジ!マイ・コンステレーション!オリオン!」
「アポロンリング!ゾディアックブローチェ!セット!チェンジ!マイ・ゾディアック!レオ!」
大地達は星座の戦士の姿に、太陽たちは騎士の姿に変身した。
オリオン「こっちから行くぞ!ベテルギウス・フレイム!」
レオ「俺の盾を甘く見るなよ!」
タウロス「アースクエイク!」
オリオン「火は土に強い、この程度!」
アクエリア「タウロス!他のやつを攻撃してくれ、僕が風属性で攻撃する!」
レプス「いや…、タウロスが攻撃してくるなんて…」
ウルフ「アクエリアは本来回復役、向こうのチームはまだ余裕があるみたいだな…ウルフハウリング!」
リンクス「チームフィックスが麻痺してる、ナイスウルフ!今のうちにアクエリアを集中攻撃にゃん!」
レオ「くっ、状態異常は盾では防げない…」
アクエリア「回復も攻撃もできない…!」
タウロス「あと少しで動けるようになる…!レオだけでも無事でいて!」
その頃園音とすばるはもともとの仲間のピンチを察していた。
すばる「助けに来たのはお姉ちゃんたち…?お姉ちゃん、わたしはここだよ!」
園音「私はあらゆる状態異常を防ぐ事ができる…流石に神々の特別な力を防ぐことはできないけど。私さえいれば…!」
アルテミス「行かせませんよ」
すばると園音「なら…せめて…届いて!…私たちのアポロン様への祈り!」
すばるは黄緑色に、園音は紫色に輝いた。
アルテミス「まずいな…我が力、祈りの力を吸収せよ」そう唱えると二人の輝きは消えた。だが、二人の祈りはアポロンには届いていた。
アポロン「ゾディアックタウロス見習い、ゾディアックスコーピオ、君達は囚われの身でありながら抵抗したのだな。
本当は助けに行きたいが…今助けるべきはチームフィックスだ」
そう言うと、チームフィックスの体が光りだした。
タウロス「これは…アポロン様の力…?」
アクエリア「ゾディアックブローチェから見守っているんだよな…」
レオ「よし、行こう!」
アクエリア「サダルメリクストーム!」
タウロス「アルデバランスラッシュ!」
レオ「2人を全力で守る…デネボラ・シールド!」
レプス「デネボラ・シールド…硬い!」
キラ「サダルメリクストームで吹っ飛ばされて…体力がないにゃん!変身も解けたにゃん…」
シリウス「僕が回復します!シリウス・ヒール!」
プロキオン「プロキオンシールドにデネボラシールドをぶつけます!」
レオ「先に壊れるのはお前のシールドだ!プロキオン!」
プロキオン「僕一人じゃ無理でも、みんなのチカラなら…!月の戦士のみなさん、プロキオンシールドに力を貸してください!」
ウルフ「分かった!その前に、ウルフハウ…」
アクエリア「させないぞ、アクエリアス・サンシャイン・フラッシュ!」
ウルフ「くそ…」
プロキオン「前が見えない…!」
アクエリア「レオ、タウロス!今のうちに撤退を!」
アクエリア「アポロン様、月の女神の加護を受けた戦士、月の戦士はあくまでもアルテミスとオリオンの関係を守るつもりでいます。今の月の戦士はアポロンの騎士にも匹敵します」
アポロン「そうか、よく戦ったな。しかしアルテミスは強力な月の加護を巫女や戦士に与えているが…このままアルテミスが月の加護を使い過ぎていると月と太陽のバランスが崩れてしまう。」
レオ「それって…日食ですか?」
アポロン「ああそうだ、太陽の力が弱まり月が強くなると日食が起きて皆のゾディアックの力が使えなくなる。この危機を防ぐためにもゾディアックタウロス見習いとゾディアックスコーピオの力が必要なんだ。彼女らを連れ戻したら太陽の儀式を行う」
アクエリア「12星座の力でアポロン様の力を強化するんですね」
アポロン「そうすればアルテミスは俺の言う事を聞かざるを得なくなる、オリオンたちも簡単に倒せるようになる」