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真剣に読まないように(続)。

墓守。

作者: caem


 確かに棄てたハズなのに いくら掘り起こしてもなかった


 もうすぐ時効だと分かってはいても 完全犯罪にせねばと


 いくら爪が剥がれようとも 墓を暴いて暴いて 足掻いて


 ようやく見つけたんだ さて どこに隠せば良いだろうか


 池があったけど安易だな きっと直ぐに見つかってしまう


 かなり距離があるけど海ならば たぶん流されるだろうか


 うろうろしていると まさしく不審者 挙動不審な犯罪者


「あのー、キミぃ」


 職務質問だった 何しているのって聞かれた


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