あとがきと未公開の設定
本編では自分の力量不足だったり、公開するタイミングがなかったため描写されなかった設定、明確にしなかったその後を簡単にですがここで書いています。
勇者エイギ
主人公が女神と話している時間に死亡。
勇者は対魔王特化の能力をもつ。それでも魔王相手に勝率四割届かないくらいでしかない。
世のため人のために魔王と戦う人ではあったが、同時に勇者特権を当然と思っているため良い人とは言いきれない。
聖人との結婚も神に祝福された事として乗り気だったが、肝心の相手がそうでなかった。
聖人アーチ
勇者と同じく死亡。
昔から今に至るまでずっと主人公のことが好きだった。
その為何とか予言の遂行を避けていた。
ところが主人公が伯爵と魔族の罠で死んだと聞き、魔族への復讐で予言の内容を実行することを決意。
王都決戦の一月前に妊娠した。
そこで死んだと思っていた主人公が生きていて、もう二度と離れたくないがために腹の子を偽る。
それが主人公を失望させた。
魔王
人を女神の呪縛から解放する術があるため、人を魔王軍に引き込むことができる。最期に主人公に施し完全に消滅した。
この術のお陰で主人公は女神に反発することができた。
次は負けないと言っているが前の魔王や次の魔王とは完全に別人。種族として代表して宣言しただけ。
女神
自分を信仰しない国が生まれた。
全ての元凶。
魔族はそもそも、女神の作った欠陥品が祖先。自らを捨てた女神への復讐心を今まで継承している。
女神は世界を見渡す目、現状認識からの未来視、人間の操作などができる。ただし、英雄級の人間が相手だと他の能力は十全に出来ない。だから魔王が討伐されるまで主人公に強制できなかった。
主人公ルヘル
女神への当て付けのために長く生きている。
前魔王時代に活躍した英雄達の血が一番濃く流れている。
過去の英雄の終点かつ未来の英雄の始点になる予定だった。
勇者より主人公の方が強いが、相性の関係で勇者の方が魔王に対しての勝率は高い。
一応テーマとして「当事者に悪人はいないようにする」を心掛けていました。
だからこのような内容、結末となったのですが遵守出来ていたかというと微妙ですね。
最後に、拙い文章ですが、お読み頂きありがとうございました。