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世界樹に感謝して  作者: ぽっかぽっかり
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世界樹の下で⑤

 小さな妖精の守り人に連れられて、世界樹の前までやって来た。

 目の前まで来ると、改めて大樹の力を感じる。


 やがて、頭の中に大きく包み込むような声が届く……


 『私は、世界樹セレスティーヌ。竜王として生まれ変わったあなたは、前世であった人間として生きていきたいとお望みなのですね。

 竜王がここで永い眠りについた二千年前に、ほとんどいなかった人族は、今やこの世界で最大の数を有します。

 ニ千年前には、数多くいたエルフやドワーフ、獣人といった亜人達や魔物達は数を減らしていきました。

 人族は、多くの国を作り、争いを好みます。


 私としては、竜の王には再び世界に均衡をもたらせてほしいのですが…


 人間を望んでいる…

 私の力では、完全に竜から人へは出来ないでしょう…

 人化ならば可能でしょう。いかがでしょう、見た目が人間というのは?』



 (完全に人間にはなれない…他に方法もなさそうだ…ドラゴンのまんま生きるよりも、見た目だけでも人である方がいい……)


 私は、世界樹に人化してもらえるようにお願いした。

 そして、世界樹と世界樹の守り人に感謝し、祈りを捧げた。

誤字、脱字等がありましたら、教えていただけると幸いです。

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