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世界樹に感謝して  作者: ぽっかぽっかり
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プロローグ①

初めての投稿です。

読んでいただけると嬉しいです。

 ここは、日本でも地球でもない別の世界。


 一匹のドラゴンが、自身よりも遥かに大きな大樹へ向かっている。


 この世界の頂点に君臨してきた竜の王。

 ドラゴン最後の生き残りが、永き眠りにつこうとしている。


 ドラゴンは、多くの子は産まない。

 ドラゴンが、この世界から消えていくのは、自然な流れだった。


 竜の王は思う…

 ドラゴンの中でも強大な力を持った自分が、もう少し早く産まれ、種を多く残せていたらと…


 最期は、この大樹の下で…

 自分よりも長く生き続けている、この世界樹の下で…



 竜の王は、永き眠りについた。


誤字、脱字等ありましたら、教えていただけると幸いです。

ここまで、お読みくださり、ありがとうございます。

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