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最先端の魔法技術

 グライオフとメリディアの共同作戦の具体的な話に入る前に、ギデオルトは側近たちを退出させた。


 これから魔族との戦いが待っているというのに、大臣たちを一時的にその職から外し、王国軍を始めとした全ての権限をギデオルトとレスコバーで担うことにしたのだ。


 あるいは、厳しい戦いが待っていると予測したからこその処置なのかも知れない。


 少なくともあいつらが何かの役に立つことはないってことは、この場にいる者たちの共通認識であったことは間違いない。




「それで、具体的はどうすればいいのでしょう。今は魔族の所在もはっきりはしないんですよね」


「襲われることが予測された町の人たちは、すでに避難をしているのですよね」




 ルトヴィナの質問に、恐る恐る答えたのはユッカだった。




「……たぶん、地方の町全てに魔法水晶で警告をしたので……」


「君がそこまでしてくれたのか?」




 ギデオルトは難しい顔をしてそう言った。少し呆れているような声でさらに続ける。




「レスコバー、国王軍から調査についての連絡は?」


「いえ、まだ誰からも」




 ため息をつきながらレスコバーが答える。




「だけど、俺たちも途中で王国軍を見かけたが、あいつらは馬で移動してるんだろ? 飛翔船で動いている俺たちよりも情報が遅いのは仕方ないんじゃ」


「いいえ、すでに地方の町には着いていてもおかしくはありません。後はその町にあるギルドの魔法水晶からでも連絡は出来るでしょう。真剣に仕事をしていれば、ですが」




 俺のフォローもバッサリとギデオルトが切り捨てた。


 もしかしたら、彼は前からわかっていたのかも知れないな。


 この王国にとって何が問題なのか。




「申し訳ありません。王国軍からの情報は期待できないようです」




 ギデオルトはルトヴィナに謝った。




「そのようですね。では、一刻も早く作戦を進めましょう。避難している人たちが襲われてしまっては意味がありませんから」




 そうか。ルトヴィナに言われて気がついたが、町にいなければ襲われないってわけじゃないか。


 避難している人たちはこの王都を目指しているから魔族の動いているルートとは違うはずだが、だからといって楽観は出来ない。


 人の気配を追ってルートを変えない保証はないからな。




「具体的な作戦はすでに申し上げている通り、まだ襲われていない町に身代わりとなるクリスタルをばらまきます。これで魔族の動きを把握し、次に向かうであろう町を予測し迎え撃ちます」


「今からで間に合うでしょうか?」


「飛翔船なら、何とか」


「わかりました。それはルトヴィナ女王陛下の技術を信用します。ですが、見つけた後はどうするのですか? 我が国の王国軍では、まともに戦えるとは……」


「見つけてくれれば、後はオレたちが何とかするよ。な、兄ちゃん」




 戦いたくてうずうずしているような目でアスラが言う。




「アキラ殿ならわかりますが、君のような子供が戦えるような相手では……」


「ギデオルト国王陛下、この子の力を侮ってはいけませんわ。ただ、私もアキラ殿たちの力は保険にしておきたいと思います」


「保険?」




 どういうことなのか聞こうとしたが、ルトヴィナは答えるよりも持ち込んだ袋の中から何やら筒のようなものを出した。




「国際会議で話し合ったこと、覚えていますか?」




 それは筒ではなかった。まるで、大砲のよう。


 持ち手があって、両手で構えるようになっていた。


 ……どことなくバスターキャノンに似ているように見える。


 ただ、あれに比べてシンプルな作りで、砲身部分も短く太い。




「……同盟を条約にサインを……ですか?」


「いいえ、その根本的な部分。魔族との戦いに向けての対策です。これはそのための試作品なのですが、この筒の中にはクリスタルを加工して球にしたものが込められています」




 ルトヴィナの説明によると、それは魔法道具を使った武器だった。


 筒状の魔法道具自体が風の魔法がかけられていて、使用者は他の魔法道具のように魔力で発動させることが出来る。


 それによって中に入っている筒状のクリスタルを発射させる。


 そして、発射させたクリスタルにも魔法が込められていて、それは筒状の魔法道具によって封印されているらしいが、そこから解き放たれることによって魔法が発動する仕組みになっている。




「……なぜ、そのような段階を踏ませた道具を作ったのですか。クリスタルに込められた魔法を発動させるタイプの魔法道具ならいくらでも……」




 ギデオルトはルトヴィナの魔法道具を眺めて疑問を持ったようだが、俺はそもそもその魔法の仕組みについてわからないことだらけだった。


 魔法オタクと言われるだけあって、一応ギデオルトも魔法の専門家なんだと感じた。




「二重に管理しなければならないほど危険な魔法だからです」


「……まさか! 複合戦略魔法!?」


「さすがはギデオルト国王陛下。よくおわかりになりましたね」


「メリディアはあれの再現に成功したのですか?」


「それは不可能でした。ですからキャロラインさんにご協力いただいたのです。それと、この武器の構造のヒントはアキラくんの武器から得ました。あのような形の武器は初めて見たので、いい勉強になりました」




 それで同じような印象を受けたのか。




「威力は?」




 俺が気になったのはそこだけだった。




「そうですね……キャロラインさんがミュウという魔族に使ったときくらいでしょうか。さすがに全力の複合戦略魔法を封印するほどの魔法道具を作ることは出来なかったので」




 しかし、対魔族戦ならそれだけあれば十分だろう。




「ただ……試作品であるが故に、まだ一つしかありません。ですから、これは協力の証としてグライオフ王国にお貸しします」




 そう言ってルトヴィナはギデオルトにその大砲のような武器を差し出した。




「そ、そんな……受け取れません。このような貴重な魔法道具……。メリディアのために使ってください」


「我が国の王国軍は対魔族戦に向けて準備をしています。相手が一人なら、何とかなるでしょう。ですから、そちらはグライオフで使っていただいて結構ですわ」




 腕組みをしていたギデオルトが、何かを決心したような表情でレスコバーを見て頷いた。




「ルトヴィナ女王陛下。あなたがそこまでしてくださるのなら、我々もお見せしましょう。来てください」




 ギデオルトと一緒に階段で一つ下の階に降りた。


 その階層もやはり碁盤の目のように廊下が伸びていた。




「実のところ、この城自体が大きな魔法の研究施設になっているのです。そして、こちらの部屋では今とある魔法の実験を行っています」




 そう言ってギデオルトが開けた部屋は正方形で何もなかった。


 壁いっぱいに、隅から隅まで魔法陣が描かれている。




「ヨミ、どういう部屋かわかるか?」


「いえ、私にもさっぱり」




 魔法が使えるからって理解できるわけじゃないことに少しだけホッとした。


 何しろ魔法のことになると俺はさっぱり置いてけぼりだから。




「我がグライオフ最新の技術であり、最高機密。魔法による魔法道具の複製。ルトヴィナ女王陛下。その魔法道具、この場で二つにして見せましょう」




 ギデオルトがルトヴィナから受け取った魔法道具を部屋の中央に置いたとき、遠くから魔法水晶へ緊急連絡を告げる音が聞こえてきた。




「……どうやら、玉座の間に置いてある魔法水晶のようです。私が出ましょう。国王陛下はそのままお続けください」


「ああ、頼む」




 レスコバーは静かに扉を閉めていった。


 そして、ギデオルトは集中するように目を閉じた。




「光の神と闇の神の名において、我らが魔力に応えよ。万物を司る神の理を超え、その偉大なる力を示したまえ」




 呪文に呼応するかのように部屋に描かれた魔法陣が輝き出す。


 そして、まるで部屋の中を血液が循環するかのごとく、光と闇が魔法陣の上を走っていた。


 やがてそれらは部屋の中央に置かれた魔法道具に集まっていく。


 すると、魔法道具が振動し二重写しのように見える。




「……このようなことが……」




 珍しくルトヴィナが驚きの声を上げていた。


 魔法道具は床が透けて見えるほど実体が薄くなり、そのまま二つに分かれた。


 そこへさらに光と闇が注がれていき、実体を取り戻していく。


 魔法陣の輝きがなくなって静寂を取り戻したとき、部屋の中にはルトヴィナの作った魔法道具が二つ存在していた。


 片方を持ってギデオルトがルトヴィナにそれを渡す。




「……凄まじい魔法道具のようですね。お陰で、私が一年をかけてこの城に蓄積させていた研究用の魔力が一度に消費されてしまいました」


「魔法にこのような使い方があるとは思いもよりませんでしたわ。よいものを見せていただきました」


「いえ、貴重な魔法道具を譲っていただいたお返しで――」




 バタンと、扉を開ける音がギデオルトの言葉を遮った。




「国王陛下! 大変です!! バルドクスの町の調査に向かわせた兵士たちが魔族に襲われました!!」


「何!? 避難していた者たちとは会わなかったのか……」


「それはどの町だ!?」




 ギデオルトよりも先に俺がレスコバーに詰め寄った。




「メリディアとの国境に近い町で……」




 ってことは、次に狙われるのはそこから西にあるグライオフの町か、あるいは南にあるメリディアの町か……。


 いずれにしてもクリスタルをエサに使って魔族の行方を追う必要はなくなった。




「ルトヴィナ、作戦は中止だ。魔族の動向がわかった以上、もうグズグズしていられない」


「そのようですね。私はこれを持って迎撃に向かいます」


「飛翔船も使ってくれ。ここからだとメリディアの町の方が遠い。それと、ヨミとアスラも一緒に行ってやってくれ」


「え? 私たちも、ですか?」


「アキラくん、さすがにそれは……戦力を偏らせすぎではありませんか? 一応私の国の町には王国軍を展開させていますし、ギデオルト国王陛下のお陰で武器もあります。アキラくんたちはグライオフで迎え撃つべきだと思いますわ」




 ルトヴィナは自信ありげにそう言ったが、アスラから魔族の特性を聞いている俺としては、王国軍だけでは不安だった。


 あのケルベロスよりも速く動く敵を相手に、普通の人間が対処できるものか甚だ疑問だ。




「俺は一人でも十分だ。アスラとヨミの二人なら俺と同じくらいの戦力になる。アスラは魔族の戦い方も知ってるし、それほどバランスの悪い配置じゃない」


「……王国軍では、相手にならないと言うことですか?」




 俺の戦力分析は、それを加味した計算だとルトヴィナはすぐに見抜いた。




「アイレーリスで俺がケルベロスを相手にしたことは知ってるよな」


「ええ、先の戦争と合わせて、アキラくんの伝説の一つになっていますから」


「あの時、王国騎士団や中級冒険者も一緒だったが、相当な数の犠牲者が出た。相手が普通の魔族ならルトヴィナたちだけで対応できるだろう。だが、想定を超える敵が現れたとき、俺と同じくらいに戦えるものがそちらにいないと同じことが起こると思う」


「わかりました。ヨミさん、アスラフェルくん。申し訳ありませんが、私と一緒に来ていただけますか?」


「まあ、兄ちゃんがその方が良いって言ってるから、オレは良いよ」




 ヨミは俺とルトヴィナを交互に見てから頷いた。




「アキラ、無理はしないでくださいね」




 口ではそう言っていたが、その瞳は信頼でいっぱいだった。


 俺が魔族に負けるなんて一ミリも思っていない。だからヨミは俺を一人にすることに反対しなかったんだ。




「そっちもな」




 ヨミはほほ笑み返すだけだった。




「兄ちゃん、こっちに魔族がきたらオレが倒しちまうからな。後で文句言うなよ」


「そう言えば、どっちが倒すか競争するはずだったな。その時は頼りにしてるからな」




 アスラは相変わらずだが、アスラが一番敵のことを知ってるのは確かだし、そう簡単にやられたりはしないだろう。




「それじゃ、行ってくれ」


「はい!」




 ヨミを先頭にルトヴィナとアスラが続いて部屋を出て行った。




「さ、俺もすぐに出るから馬車を用意してもらえるか?」




 レスコバーに言うと、彼はギデオルトと話をしていて俺の声が聞こえていない様子だった。




「あの、私も一緒に行きます!」




 ユッカの言葉に全員の視線が集まった。




「あのな、今までの話を聞いていて、どれだけ危ないことかわからなかったのか?」


「それでも、私はこの国の人たちを傷つける奴を許せません!」


「……親の仇だからか?」


「いいえ、私は……平和なグライオフが好きだから……」




 ユッカの表情には一切の迷いがない。


 覚悟を決めた人間を止めることは難しいだろうな。




「アキラ殿。私たちもご一緒します。彼女のことは私とレスコバーで守りますから、同行を許してあげられませんか?」




 ギデオルトとレスコバーも同じだった。




「国王に宰相までもが魔族と戦うってのか? もし万が一のことがあったら、この国はどうするんだよ」


「……私は、キャロライン女王陛下が国民のために戦う姿を見て自分もああなりたいと思ったのです。国民のために立ち上がれぬ王なら、そんなものはいてもいなくても変わらない」


「キャリーのまねごとがしたいならお勧めはしないぞ。魔法水晶で見ているだけと実際に魔族と戦うってのはあまりに違う。中途半端な覚悟じゃ、俺の邪魔になるだけだ」


「私たちのことが邪魔だと判断したなら、その時は見捨ててくださっても結構です。魔族が倒せるならそれでいいのです」




 覚悟を試すことが無意味だと言うことは目を見てわかってはいたんだが、この様子じゃどの道勝手に付いてくるだろ。




「……全員が乗れる馬車を用意してくれ。俺たちもすぐに向かおう」


「ええ」「はい」「すぐに用意させよう」




 ギデオルトとユッカとレスコバーは満足そうに返事をした。




 グライオフ王都の門には、やたらと大きな馬車が待っていた。


 すでに辺りは真っ暗。いろいろあったせいで時間の感覚がなくなりかけていたが、真夜中に入りかけている。


 馬車の前には三頭の馬がいて、御者はレスコバーだった。




「レスコバーが御者をやるのか?」




 馬車に乗り込みながら聞くと、ギデオルトが嬉しそうに答える。




「私に馬の乗り方を教えてくれたのがレスコバーなんです。腕前はそこらの御者とは比べものになりませんよ」


「あの……馬車の中、狭くないですか?」




 俺たちの後から乗り込んできたユッカが言った。


 言われてみれば確かに。


 屋根付きの馬車の中は、俺たち三人が座ると丁度いいくらい。


 外から見た馬車の大きさを考えると、あと五~六人は乗れそうだったのに。


 俺たちの奥は大きな布がかぶせられている。


 何か大きな荷物が載せてあるようだ。




「これ、何だ?」




 少しだけ布をめくって見るが、何やら木の板のようなものが見えるだけだった。




「アキラ殿、それは万が一の時の道具なので、あまり触らないでいただけるとありがたいのですが……」




 魔法道具なのだろうか。


 それなら俺には意味のないものだし、触って壊したら嫌だしな。


 布を元に戻して、なるべく触らないように心掛けた。




「それでは、行きます」




 レスコバーが手綱を握ると、三頭の馬たちが駆け出す。


 その動きは息の合ったもので、確かにレスコバーの技術は高かった。


 馬車がゆりかごのように優しく揺れる。


 俺はいつの間にか眠ってしまった。




 朝日が差し込んできて、眩しいなと思っていたら、




「もうそろそろ着きますよ」




 とレスコバーが声をかけてきた。




「ん……そうか、おはよう……」




 両腕を高く伸ばしながら掠れた声でギデオルトが応えた。


 クラースもそうだったけど、レスコバーもギデオルトだけには敬語なんだよな。


 宰相というのはみんな国王に優しいんだろうか。


 ギデオルトが馬車から体を乗り出して外を見ていたので、俺も同じようにすると、確かに道の向こうに小さな町が見える。


 俺は一旦馬車の中に戻って寝ているユッカを起こした。




「あ、おはようございます。ハミルドさん、本日お泊まりのお客様は――」




 まだ寝ぼけているようだった。




「ここはユッカの仕事場じゃないぞ」


「――へ? あ!」




 顔を真っ赤にさせてしまったので、それ以上ツッコミを入れるのは止めた。





「もうすぐ着く、まだ魔族が来ていなければいいんだが……」


「そ、そうですね」




 程なくして俺たちは町の中へ入った。


 人の気配はないように見える。


 ユッカが警告して避難させたからそれも当然なのだが……。


 いや、食堂の前に馬が二頭いた。


 それを見かけると、ギデオルトとレスコバーが顔を強張らせた。


 怒りを抑えるような表情。




「アキラ殿、不愉快なものをお目にかけることになるかも知れません」




 そう言って二人とも馬車から降りてしまったので、俺とユッカも一緒について行く。


 食堂に入ると、酒の匂いが鼻をつく。


 大きなテーブルにたくさんの瓶が転がっていて、そこに鎧を脱いだ二人の兵士が突っ伏しているのが見えた。




「お前たち! そこで何をしている!!」




 ギデオルトが怒鳴りつけると、急に起き上がった反動でテーブルの横に転げ落ちた。


 何のことはない。


 調査に送った王国軍の兵士たちは、もぬけの空になった町で勝手に飲み食いしていたのだ。


 この様子だと、他の町に行った連中も似たようなことをしている可能性は高いな。


 ギデオルトとレスコバーは二人の兵士を正座させて叱りつけた。


 ただ、彼らが無事だったと言うことはこの町にはまだ魔族が来ていない。


 そうなると、ヨミたちの方はどうだろう。


 連絡を……。


 しまった。ヨミが持っている魔法水晶に連絡を取るためのキーワードを知らない。


 飛翔船の魔法水晶ならどうだろう。ユッカは飛翔船に乗せたし、連絡が取れるだろうか。




「ユッカ、ギルドへ行こう。ヨミたちと連絡が取りたい」


「はい、そうですね」




 未だに叱りつけているギデオルトたちを放って、俺たちはギルドの建物に入った。




「あの、アキラさん。どこに連絡すればいいですか?」


「飛翔船に魔法水晶があるんだけど、呼びかけられるか?」


「わかりました。やってみます」




 丸い魔法水晶にユッカが手をかざすと、淡く輝き出す。




「誰ですか!?」




 焦ったような声だがすぐにわかった。




「アーヴィンか。俺だ。アキラ――」


「アキラさん! 連絡ができてよかった!」




 俺の声を遮ってアーヴィンが魔法水晶に姿を見せた。




「魔族はこっちに来ました! 今、ヨミさんとアスラフェルくんが戦ってますけど、状況は厳しいです。ルトヴィナ女王陛下の指示で飛翔船をそちらに向かわせています!」




 切迫した状況だと言うことだけは、アーヴィンの口調から伝わってきた。

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