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国際会議とキャリーの気遣い

 城の二階。会議室の前にはキャリーがすでに来ていた。


 いつもよりも派手なドレスを着ている。


 鮮やかな赤色の生地に金の刺繍が散りばめられている。


 胸の辺りの装飾なんかは、いかにも職人技のようで複雑な模様が描かれていた。


 ふわりとしたスカートは動きにくそうだが見た目には迫力もあった。


 そして、金色のシンプルな王冠が映える。




「いつもの服装でいいっていったのに」




 キャリーまで俺を見るなりそう言った。


 さすがに二人揃って同じことを言われたら文句の一つも言ってやりたくなる。




「これは、俺の世界では公式な場で着るための服なんだよ」


「アキラの住む異世界の? あ、そうだ。それで思い出したけど、アキラが異世界の人間だってこと、他の国の人たちには明かさない方が良いの?」


「妹の手がかりをえるためには、明かした方が良いんだろうな」




 そう思いつつも、まだ信用できるかどうかすらわからない人にその事を明かすのは躊躇いがあった。


 手がかりを得るメリットと、俺だけでなく妹までもが利用されるかも知れないリスク。


 俺の中の天秤はリスクを回避する方に傾いている。




「……私から明かすのは止めた方がよさそうね。アキラ自身で判断すればいいわ。もし、それで何かアキラにとって不都合なことが起こったら、その時は私を頼りなさい」


「ありがとう」


「それじゃ、行くわよ」




 キャリーは一層顔を引き締めて扉を開けた。


 会議室の円形のテーブルを囲むように四人の王様と一人の貴族? が座っていた。


 王様はみんな頭に金色の王冠を被っていた。


 一人だけ王冠を被っていない者もいたが、全員着ている服が豪華だと言うことくらいは見て取れる。


 彼は貴族か何かなのだろうか。


 でも、キャリーは各国のトップに会談を申し入れたはず。




「お待たせしました。アイレーリス女王――キャロライン=アイレーリスです。本日はお忙しい中お集まりただきありがとうございます」




 ドレスのスカート部分を少しだけつまみ上げて挨拶し、キャリーは奥の真ん中の席へ座った。




「アキラくん、自己紹介をして差し上げたらどうかしら?」




 すぐ側に見知った顔を見かけた。


 メリディアの女王――ルトヴィナだった。




「キャロラインさんったら、緊張してしまってあなたのことをすっかり忘れてしまったみたい」




 クスクスと笑いながら俺だけに聞こえるように小さく言った。


 キャリーのことを馬鹿にしていると言うよりは、俺に気を遣ってくれたんだろう。


 せっかくだからその厚意に甘えることにした。




「えーと、上級冒険者のアキラ=ダイチ、だ」




 挨拶をしただけなのに、見たことのない三人の男女が俺のことをジロジロ見ていた。


 こう言うの、やっぱり苦手だな。


 わかっていたことだが、俺は見世物らしい。




「フゥ……仕方ありませんわ」




 緊張感が走る会議室に見かねたのか、ルトヴィナが立ち上がった。




「皆様、信じられないかも知れませんが、このアキラくんこそあの魔族の女を倒し、テロリストからアイレーリス王国を救った英雄です」




 すると、シャリオットが拍手をした。


 ホルクレストの国王は生きているらしいが、すでに事実上シャリオットが国王なのだと言うことを改めて思い知らされた。


 まるでそれに引きづられるようにして他の人たちも拍手をする。




「いやなに、私もギルドの魔法水晶で彼の活躍は見てきたのだがな。こうして改めて前にすると、とてもそうは見えない」


「それは、失礼ではありませんか?」




 王冠を被っていない精悍な男が言うと、王冠を被り眼鏡をしている知的な女性が窘めた。




「いやいや、悪い意味ではない。もっと戦士のような無骨な男だと思っていたんだが、なかなかの好青年じゃないか」


「……そうですね。意外でした。本当に魔力の欠片さえも感じないですし」




 王冠を被っていない精悍な男に同調するように、王冠を被った清潔感に溢れる優男がセンスで口元を隠す。




「皆様。アキラの感想よりもまず、自己紹介をしていただけますか?」




 さすがのキャリーも落ち着きを取り戻したようで、冷静に言葉を発した。




「これはこれは、申し訳ない。ではまず私から」




 王冠を被っていない精悍な男が立ち上がる。




「私はクリストフ=バルファート。ダグルドルド共和国の大統領だ」


「大統領? ってことは、選挙で選ばれたってことか?」




 俺は聞き慣れた言葉につい反応してしまった。


 金華国も元々は大統領制だったらしいが、見る影もなかったからな。




「ああ、そうだ。金華国もあのような者を大統領に選ばなければ、もっとまっとうな国家だったろうに」


「あれは、民主主義の悪い面が利用されたんだろうな」


「ほぅ、わかるのか」


「大衆迎合主義も行くところまで行くと、国家が成り立たなくなるってことだろ」


「そうだ。我々は国民のために政治を行う。だが、国民の望みを全て叶えるような夢のような政治は存在し得ない。金華国の最後の大統領は、国民に甘い夢を見せ続けるために手段を履き違えた。彼の行いと国民の政治に対するスタンスは我が共和国にとって非常に意味のある教訓になったよ」


「そうであって欲しいな。もう戦争は遠慮して欲しいし」


「ご安心を。我が共和国がそのような割に合わないことをするはずはない」




 そう言って満足げに座った。


 クリストフ大統領は実に話しやすかった。


 政治体制が俺のよく知っている民主主義に似ているからだろうか。


 感情的にならずに、物事を冷静に判断している。


 ただ、最後の言葉から推測するに、したたかな部分もあるような気がした。


 戦争を損得で考えている辺り、食えない男かも知れない。




「それでは、次は私から」




 眼鏡の位置を直しながら、女王が立ち上がった。


 凛とした姿が特徴的で背が高い。座っているときはわからなかったが、ぴったりとしたマーメイドドレスを着ていて、体のラインがはっきり現れている。


 モデルのようにスタイル抜群の女王だった。


 長い金髪を頭の後ろできっちりまとめていて、眼鏡の奥の瞳は少し冷たい印象を受けた。


 凛々しい顔からは年齢はうかがい知れない。




「私はエオフェリア王国の女王。ウェンディと申します。本日はこのような席にお招きいただき、ありがとうございます」


「あ、いえ。こちらこそ、ご出席いただき、ありがとうございます」




 まるで定型文のような挨拶をキャリーと交わすと、すぐにウェンディは座ってしまった。


 何かこちらから話しかけられるような雰囲気じゃない。


 気難しい人なのかも知れないな。


 こういう人は怒らせたりすると怖そうだ。


 俺はなるべくウェンディのことは見ないようにした。




「次は私の番でよろしいですか?」




 俺の知らないどこかの国王は、キャリーでも俺でもなく、ルトヴィナを見てそう言った。




「ええ、私はアキラくんたちとは面識がありますから」




 ルトヴィナはどことなく余裕のある微笑みを返す。




「……初めまして、私はギデオルト=グライオフ。グライオフ王国国王です。以後、お見知りおきを」




 ギデオルトはやっぱり俺ではなくルトヴィナの方を意識しているように見えた。




「アキラ、座って」




 キャリーに促されて、ようやく俺は余っていた席へ座る。


 そこはキャリーの正面で左にはルトヴィナ、右にはクリストフが座っている。




「本日皆様にお集まりいただいた理由は三つあります」




 俺と入れ替わるようにキャリーが立ち上がって説明を始めた。




「その中でも最も重要なことは、アキラの妹のことです」


「え?」




 それは俺の個人的な問題じゃないか。


 国際会議の冒頭で言うようなことじゃない。


 そう思ってキャリーを見つめたが、その瞳は強い決意に満ちていて一遍の揺らぎもない。




「すでに、全世界のギルドに私の名で依頼を出していますが、ここで皆様の協力をお願いしたいのです」


「お、おいおい」「え……」「…………」




 俺は言葉を失ったが、クリストフとギデオルトとウェンディはそれぞれ違う反応を示した。


 ただ、驚きという意味では同じだったと思う。


 何しろ、いきなりキャリーは頭を下げたのだから。




「このような場で話すべきことではないことはわかっています。それでも、アキラの妹の捜索を手伝っていただきたいのです」




 キャリーは本気だった。


 女王という権力を俺個人のために使ってくれた。


 本来なら、俺が止めるべきなのかも知れないが、それじゃキャリーの気持ちを無駄にしてしまう。




「俺からもお願いする。この世界のどこにいるかははっきりしないが、確かにいるはずなんだ」




 だから、俺も同じように頭を下げた。




「……あの人捜しの依頼。女王自ら頼むから妙だとは思っていたんだ。アキラ殿の妹だったのか」




 クリストフが得心がいったように頷いていた。




「なぜ、キャロライン女王陛下は彼のためにそこまでしてあげるのですか?」




 まったく表情を変えずにウェンディが聞いた。やはり、その真意は窺えない。




「彼が私の恩人だからです。それは、皆様もよくご存じかと思います」


「キャロラインさん。ウェンディ女王陛下がおっしゃりたいのはそう言う意味ではないと思いますわ」


「は?」




 ルトヴィナは少し苦笑いを浮かべている。




「ウェンディ女王陛下、見ての通りキャロラインさんはあまり自覚しておりませんの。でも、私の目から見てそのような意図はございませんわ」


「では、アキラ殿の力を独占するために結婚をするというのは、ただの噂と言うことでよろしいのでしょうか?」


「け、結婚!? 私とアキラが!? だ、誰がそのようなことを!」




 火が付いたように顔を真っ赤にするキャリーとは対照的に、ウェンディは実に冷静だった。




「一部の国民の間で噂でした。そして、このような場で個人的に一国民の望みのために頭を下げると言うことは、彼があなたにとって一国民という存在ではないのだと思っただけです」


「誤解です! 私はアキラの力を独占するなどとは考えていません」


「……今のところは、とつけ加えさせていただきましょう。人の心は変わるものですから」


「ルトヴィナ女王陛下!」




 抗議の意味を込めてだろうか、キャリーがルトヴィナを睨みつけるがまったく意に返さず、言葉を続けた。




「ウェンディ女王陛下。アキラくんにはメリディア王国に婿入りしてもらえないか私も打診しています。もし、エオフェリア王国もそれをお望みでしたら、正式に彼との交際を求めてはいかがですか。確か、エオフェリア王家には年頃の王女様がいたはずですし」


「……あの子は……いえ、承知しました。この話はどこも平等に、ということですね」




 何やら勝手に物騒な話が進められている。




「あのさ。一応はっきりさせておきたいんだが、俺はどこかの王家に婿入りする気はないからな。貴族でさえお断りなのに、王様なんて勘弁してくれ」


「ハッハッハッ! アキラ殿は王家の女性に人気のようだ」




 人ごとのようにクリストフが豪快に笑った。




「と、とにかく。アキラの妹の捜索はよろしくお願いします」




 キャリーが無理矢理そこで話題を打ち切った。


 それを見計らったように扉がノックされる。




「入りなさい」




 キャリーはノックの主が誰かわかっているようで、問いかけもせずにそう言った。


 扉を開けて入ってきたのはメイド長だった。


 その後ろには部下のメイドたちを六人引き連れていて、彼女たちはそれぞれが腰の高さくらいのカートにお菓子とティーカップとティーポットを載せていた。


 全員にそれらが配られて休憩となった。


 妙な雰囲気になりそうなところだったので、絶妙なタイミングだっただろう。


 もしそれをあのメイド長が考えていたとしたら、さすがとしか言いようがない。


 俺も落ち着くために注がれた紅茶に口を付けようとしたら、隣のクリストフが近づいてきた。




「……さっきはああ言っていたが、実際誰が好みなんだ?」




 危うく紅茶を吹き出すところだった。


 大統領が真面目な顔で聞くようなことじゃないだろうに。


 幸い、俺にしか聞こえない声で耳打ちしたことと、まだ紅茶を口に含んでいなかったから大惨事は免れたが。




「大統領を相手に失礼な物言いだとは思うが、そう言うことを聞くのはどうかと思うぞ」


「そうかな。アキラ殿の力が魔族をも倒せるというのは各国にとって重要なことだ。君の好みを知っておくことは私にとって不自然なことではないさ」




 そう言って自分の席に戻って何事もなかったかのようにお茶を再開させていた。


 休憩は十五分ほどで終わり、メイドたちは用意したときと同じように静かにお茶の道具をかたづけてから会議室を出て行った。




「それでは、二つ目のお話に移りましょう。これは、皆様方にも関係があるお話です」




 さっきまでの様子とは打って変わって、キャリーは淡々と話を続けた。




「我が王国が金華国と戦争をすることになり、さらに内乱まで同時に起こった原因の一つに魔族の暗躍がありました。人間の住む大陸と、魔族の棲む大陸の間には過去の大戦時に天使が築いたと言われる結界があることはご承知だと思うのですが、それに綻びが現れていることもただの噂ではないようです」


「それについては、帝国も把握しているようだが……」




 クリストフの発言に、みんなは難しい顔をさせた。


 俺はその意味がわからなかった。




「ちょっと質問していいか?」


「え? いいわよ」




 キャリーが全員を見回してからそう言った。




「帝国って何だ? 今ここに集まっている国の中に、そんな国はなかったはずだが」


「……アキラは、ギルドで冒険者として登録したときに、この世界にはギルドを認めていない国があると言うことは聞いてるわよね」


「ああ、ジェシカが言っていた」


「帝国はその一つ。人間の住む大陸の北部。だいたいそうね、三分の一を力で支配しているわ」


「三分の一? ちょっと待てよ。ここには六カ国の代表が揃ってるんだよな」


「ええ、そうよ」


「残り三分の二を六カ国が治めているとしたら……」


「残り三分の二を治めているのは七カ国よ。アイレーリスと国境を山脈によって隔てられているリンドヒルーツ王国も忘れないで頂戴」




 そう言えば、高い山脈の向こうにも国があるんだった。


 地理の関係であまりアイレーリスとは関わりがないと言っていたが、それで今回の国際会議にも出席していないんだろうか。




「いずれにしても三分の二の大陸を治める国が増えたってことは、この世界で最も力を持っているってのがその帝国ってことか」


「世界にはもう一つ国があるわ。もっとも、そこは島国だからこの大陸の力関係で言ったらそう言うことになるわね」


「それじゃ、帝国とやらにはこの会議に出席するように呼びかけたのか?」




 当たり前のような疑問だと思ったが、会議場の中の空気が重くなったような気がした。




「今回だけじゃないわ。もう何度も会談を申し入れているけど、一度も実現していないわ」


「どうして?」


「それは私が答えよう」




 クリストフが立ち上がって言った。




「帝国はその位置関係から魔族の大陸に最も近い。過去の大戦時では記録に残っている限りもっとも大きな被害を受け、そして同時にもっとも多くの功績を残した。その歴史的背景から彼らは力を持つ者が人間の世界を統一し、一丸となって魔族と対峙するべきだと考えている」


「おいおい、それってまるで……」




 キャリーを見る。俺の思っていることを肯定するかのように頷いた。


 帝国ってのはフレードリヒと同じような考えってことか。




「アキラは田舎者だから知らないと思うけど、十数年前まで帝国は大陸の北東部だけを支配していたの。それが戦争によって領土を広げているのよ」




 キャリーは俺に気を遣って異世界の人間であると言うことを隠して補足してくれた。


 ということは、その事はこの世界では割と常識的な話ってことか。




「また戦争になるってことか?」


「ううん、それは正確じゃないわ。まだ戦争は終わっていないのよ」




 珍しくキャリーの顔が冴えない。


 まるで、帝国との話し合いだけは諦めているかのよう。


 よほど話の通じない相手ってことか。金華国よりも……。




「ただ、帝国は金華国のように奇襲を仕掛けたりはしないのだ」




 俺の考えを見透かしたように、クリストフが話を続けた。




「どういう意味だ?」


「戦争をするときは正々堂々と正面から勝負を挑む。そして、無理矢理襲うようなことはしない。騎士道精神に溢れているというか……結局、戦争をしていることに変わりはないんだが」




 妙な小細工をしてこないってことは、金華国やフレードリヒのように人間に害を及ぼす魔族と繋がってるってことは考えられないのか。


 それでいて自分たちの行いが正しいと信じている。


 確かに一筋縄でいくような相手ではなさそうだ。




「話が逸れました。今は帝国のことはひとまずおいておきましょう。クリストフ大統領、彼らが魔族の動きを把握しているというのは?」




 キャリーが本題に戻すと、思い出したようにクリストフが話す。




「ああ、帝国が我が共和国と戦争をしたいと言っていて、その根拠として魔族が人間界に進出しているという情報を伝えてきた」


「どういうことですか?」


「天使たちが築いたとされる結界は魔力の高いものを封印する作用があるようなのだ。それに綻びが見られるようになっていて、魔力の低い魔族は自由に人間界と魔界を行き来できるらしい」


「それも、帝国が?」


「帝国としては、魔族の脅威が迫っているのだから人間の世界も早く統一するべきだと。その内魔族による被害が拡大すると警告してきた」


「それは……我がアイレーリス王国がその話に信憑性を持たせてしまった、ということになりますね」




 アイレーリス王国が危機に陥ったのは、魔族だけの責任じゃない。


 そういう野心を持った人間にも問題はあった。


 それを上手く利用されたことは間違いないだろうが。


 しかし、魔力の低い魔族は行き来できるって、ミュウは決して魔力の低い魔族ではなかったと思うのだが。


 あれで弱いんだとしたら、人類が協力しなければならないってのもただの脅しじゃなさそうだ。


 その部分においてだけは、キャリーも意見は一致するだろう。




「それでは、このまま三つ目の話に移りたいと思いますが、二つ目の話と関連しています。つまり、具体的に魔族とどう対抗していくのか、ということです」

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