設定資料集・用語解説(随時更新)
作中に出てくる専門用語などを掲載していきます。
なお、ネタバレを避けるため、あえて伏せるものもありますので
ご了承ください。
再起動する魂たち設定資料集 索引はルビ優先
あ
・ADMフレーム (あだむふれーむ) 正式名称、全天候二足踏破型戦術機動構造(All-weather biped Disrupt type tactical Maneuver frame )の頭文字である。
ハイドロジェネレータ+脊椎ユニット+SWS=ADMフレーム
ADMフレーム+駆動系+装甲=グランドウォーカー
か
・ガンポッド:外装火器 (がいそうかき)
機体から取り外し可能な火器を指す。GLW用であれば携行火器。
・騎行兵器 (きこうへいき) トルーパー
作中の戦車や戦闘機などの少人数搭乗兵器の総称。架空です。
・キャンサー:悪性人腫
遺伝子異常を帯びた人々の蔑称。
・グランドウォーカー 正式名称、ギガンティック・ランド・ウォーカー
表記はGLW
巨大陸上歩行機兵。雄大なる二脚。
西暦二〇九〇年より行われた次世代騎行兵器計画の産物。
七メートルから一二メートル程度の人型の搭乗兵器。
ちなみに日本のとある会社の商標とかぶり、争った経緯がある。
・GLW紛争
世界各地に浸透したGLWによる紛争の総称。大小さまざま混在。
・クローンボディ:複製肢体
その名の通り複製された人体。
一九九五年にロシアでクローン山羊プラーヴァ生誕。
一九九七年に人間の部分複製に成功。
同年より欠損器官をクローンボディでまかなうようになる。
・合成食材 不採用ルビ:ケミカルスタッフ
合成食品 不採用ルビ:アルケミーフード
日本が開発したプランクトンを主原料とした疑似食材とその加工品。
製法は広く開示されており、人が原料ではない。
日本製が一番品質が良い。次いでブラジル。
・国連
作中では新国連
常任理事国、加盟国からロシア、中国が抜け、ドイツと日本が加入。(主に分担率から)
これが原因で国連への求心力は低迷している。
・五五ミリ機関砲 (ごじゅうごみりきかんほう) ルビ:五五ミリオートカノン
グランドウォーカーの標準火器。対戦車を想定した火器であり対GLWとしては少々過剰。
発射速度は早くない。
歩兵装備の突撃銃に酷似している。
弾倉の外観はマガジン式だが、銃弾は弾帯で繋がれており、見た目ほど弾が入っていない。
ドラムマガジン等もある。
さ
・セカンドトルーパー計画:次世代騎行兵器計画 (じせだいきこうへいきけいかく)
戦車や戦闘機に次ぐ搭乗兵器作成計画。意図は新技術の研究。詳細は隠匿。
・制御パネル+モニタ
パイロットの最前面に設置される(ひざ上ないしその付近)コンソールの各部位。
・戦車
作中時代の戦車は、ほぼ前線に出ず後方からの火力支援に徹する。
無人戦闘機とのデータリンクで敵機を目視できずとも精密な砲撃が可能。
・戦闘機
自律稼働による無人機が主力。
しかし暴走やハッキングの懸念が消えないため、空戦では有人の親機が随伴飛行をする。対地戦闘では戦車に権限が譲渡される。
・スパイン:脊椎ユニット (せきついゆにっと)
頸椎から腰椎、椎間板までを再現された三七椎の演算装置。これ自体の強度はさほどでもないが、収めるためのスペースがADMフレームでもっとも強固な背部分になるため破損しづらい。
収納スペースまでを称して脊椎ユニットと呼ぶことが多い。
・ソリッドウォークシステム:『倒れぬ歩み』 (たおれぬあゆみ) 表記はSWS
ハワード・ダグラスが作成したとされるバランサプログラム。
グランドウォーカーが人型兵器として実用化されるに至った最重要システム。
機体内のセンサを脊椎ユニットの高演算力を用い統括し、常に機体のバランスを保つよう設計されてい る。これを使用しない場合、グランドウォーカーはただのごみである。代用システムは未だない。
た
な
は
・ハイジェネレーション・ハイドロフューエルセル:高発電水素燃料電池 (こうはつでんすいそねんりょうでんち) 通称ハイドロジェネレータ
次世代の発電システムとして研究され続けてきた燃料電池。その集大成。
軽量の固形水素で高電力を長時間安定して供給できるようになった。
・バベル 軌道エレベータ、バベル
宇宙移民を実現するため旧国連により製作された。
太平洋上に人工浮遊大陸を作成し基部としている。
演算システムが操作不能状態にあり、使用不能状態にある。
バベルの名称は一般公募で採用された。
・PES (ぴーいーえす)
???
・ヒロシマ・ナガサキ条約:核利用廃絶条約 (かくりようはいぜつじょうやく)
西暦二〇八九年に締結された、核の完全撤廃条約。将来的に既存、新規問わず核利用をしないという形だけの条約。自際にはハイドロジェネレータの普及で、効果があったようにみえている。
ま
・マシンボディ:機械化肢体
微細コンピュータユニットを散りばめた義肢。
・マニューバ
あらかじめ作成し設定しておいたGLWも運動行動。PCでの作成はもちろん、機体内でも作成可能。
(メタな話をすれば、MMDのモーション登録みたいなもの)
や
・ユニバーサル・コネクタ:統一規格接続器 (とういつきかくせつぞくき)
来たるべき宇宙移民に際して機器の接続問題が起きないよう、規格を完全統一した接続器、またはその端子。
・ヨベル
ジェネシアが有する、未来を見通すまでに優れた能力を持つ演算処理器。バベルの中央演算機でもある。ここで問題になるのが、ヨベルはいつからジェネシアのものであり、バベルの演算機であったかだ。
こたえは、最初からである。
これが意味するところは、いずれ物語中で語られる。
ら
・ランナーズ・プルガトリィ (GLW操縦者たちの煉獄)
本作のタイトル。
戦場でランナーたちが歌ったという歌からきている。
煉獄の日常を駆けた人々、という意味はある人物が無理につけたもの
・ルドヴィコ・ザメンホフ
ある人工言語の創案者
わ




