ステータスを決めよう1
何もないただ広く白い部屋に
パチン!!
無機質な音が響いた。
「起きて起きて!」と誰かが叫ぶ
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「フフッ楽しみだねぇ修学旅行。」
「おう!そうだな。」何気ない高校の1コマ 修学旅行、バスの中・・今その何気ないが崩れ去る
キキーーッバンッ!!あっけない出来事だった俺達バスに乗っていた37人は死んだ。
死因 バス車線はみ出し、崖からの転落死
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「あなた達は死にました。これからあなた達には転生をしてもらいます。」
「・・・」
「聞いてないのって起きてないのか・・・■■■■■■起きたかな?」
そう言うと周りは光った。
「「うぅぅ」」
「起きたねーーあなた達は死にました。分かりますか??」
「「???」」
「分からないか・・・まいっか君達には転移をしてもらうよ」
「は?!何言ってんだよテメェ お、俺達はバスの中にいただろ?!」
こいつは不良の神埼 徹
「そうですよ。ここはどこですか?」
そしてこいつはクラスのリーダー格、和遂 龍牙
この2人をきっかけにクラスのほとんどが野次をとばす。
「ちょっと【黙れ】」
「????」クラスの野次をとばしていた奴らが黙った。いや喋れなくさせられた。俺も声を出そうとしてもでない。おっと自己紹介がまだった。ん??なぜ俺は自己紹介をしないといけないんだ?
神(さっさとやりなさい!!)
まぁいいか何か不思議な声が聞こえた気がするが・・・
俺の名前は白河遊希高2まぁみんなも高2だが。普通の顔 普通の運動神経 普通の成績・・・まぁこんな感じで長所もなければ短所もない凡人だ。
「君達には剣と魔法の世界にいってもらうよ。君達は交通事故で死んだんだ。それを僕が転移させてあげるっていうんだからさ感謝してほしいくらいだよ。・・・あっ後拒否権はないよ。」
「・・・」
「そっか喋れないのかぁ。【喋っていいよ】」
「・・・ほ、本当に死んだっていう証拠はあるのか?」と神埼が恐る恐る聞く
「あるよ」そう言うと白い部屋に二つのスクリーンがそこにはさっきまで皆が乗っていたバスと、バスの中の皆の死体・・・あまりにも酷い光景だった。皆がその映像を認識するのに数秒かかった。
「う・・オェェ」嘔吐する者もいれば泣き出すもの、呆然とする者。色々なリアクションをした。
ようやく皆が落ち着いたころ「・・・ん?なんだ」と誰かが呟いた。周りを確認してみると足下には見慣れない携帯がそれも全員の足下にだ。しかも見ているとなんだかワクワクしてくる。
「これはなんだ?」とさっきより怯えた声で誰かが聞いた。
「これはね今から今から行く世界でのステータスを決める機械だよ。皆が馴染みやすいような形にしといたよ。」
それを聞くと何人かはガッツポーズをした。(まぁ 俺も心の中ではした。)
「ちゃっちゃと決めちゃって。」
そう言われたのでスマホを起動させて見ると
白河 遊希 17歳 人間 P5000
ジョブ 未設定
生命力 100(変更可)
魔力 (変更可)
攻撃力 10(変更可)
防御力 10(変更可)
魔法力 10(変更可)
魔防力 10(変更可)
回避力 10(変更可)
ステータス変更 [名前、年齢、種族、○○力、ジョブ]
スキル [剣術、魔法、その他]
その他 [武器、服装、容姿]
終わったら下の【OK】を押してください。
OK
決めよう。まずはこの興奮を抑えるためのスキルをとろう″スキル”をタップすると
検索 _____
全スキルあいうえお順
と出てきた。迷わず検索を押し、少し考え″冷静”と打ち込むすると
検索 冷静 2検
冷静
賢治モード
冷静をタップしその効果を確認すると
冷静 100P
常に冷静になり、精神系の異常状態になりにくくなる 効果はLvに依存する。
もう一方のスキルを確認すると
賢治モード 500P
何かやってはいけないことをやってしまった時もの凄いほど冷静になる。後悔が止まらなくなる。
このスキルが発動した場合社会的に終わるww
絶対にとらんぞこのスキル!!wwとかついてるし。このスキルをとる人いるのかないないよね。選択肢はあってないようなものだ。勿論冷静を押した。すると
冷静Lv1 100P ↑↓
と出てきた。とりあえず↑を押していると
冷静Lv2 200P ↑↓
仕組みは分かったのでとりあえずLv5にして習得した。すると今までの興奮が嘘のようになくなった。なにをとればいいか分からなかったのであいうえお順でスキルを見ていると1つのスキルが目にとまった
直感 50P
不思議な力が働きビンビン来るようになる。資格のあるものしか気づかない 他の世界に行くなら絶対に必要!!
持ってけ泥棒!!
(Pも低いし、最高のLvは最高の10でとろう。)
直感Lv10 500P
「さて・・・次は何をしよう。」
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