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Criminal Snow  作者: しんとうさとる
プロローグ
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第0章

-0-



雪が、降り始めました。

暗く、濃く曇った空から舞い降りるそれは何処か濁って見えて、なのに何処か美しくて。

触れた瞬間に感じる温もり。

周りを見れば誰しもが同じ様に不思議な雪を感じていました。

引き金に掛かった指を伸ばし、剣を、銃を地面に置き、両腕を広げて全身で受け止めていました。

絶え間なく降り注ぐ、優しい雪。どれだけ降っても地面には残らず、だけれど全てのヒトの中に残る、温かくて悲しい、哀しい雪でした。




不意に雪が止み、雲が途切れて光が溢れてきます。

雲の端から徐々に広がっていく輝き。

誰しもに等しく太陽は温もりを与えてくれました。

その時、新しい時代が始まりました。

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