昔の日本のドラマはどうだったのだろうか?
今週もありがとうございました!
今週は先週末からの野外ライヴ2本で体に熱を溜め過ぎたのか発熱しました
今日はほぼ回復しています
ほんと今年は太陽がギラギラして見えます
皆様もお気を付けください!
来週もよろしくお願いします!
ネットでは短編ドラマというかショートショートというかそう言う映像がけっこうアップされています
それが、日本で作られたものではなくて、ベトナムであったり、中国(圏)やら、韓国であったりしたものも多くなりました
ショートショートではベトナムの作品をよく見かけるのですが、基本カンフーを土台としているようで、世直しみたいな作品が多いのです
よくあるのが、順番待ちで並んでいたら、何やら人相の悪そうな人が割り込んでくる、それを前に並ばれた人が「一番後ろに回りなさいよ!」と注意したら悪態をついて、酷い時にはこの注意した人を殴ったりする
その後、その注意した人の後ろに並んでいた人達が協力してこの割り込んできた人をカンフー技で仕留めると言ったものです
まだ、いたずらぽい内容の物も多いのですが、主人公が体の不自由な人の動きを真似たりして笑いを取る等のストーリーの物もあり、これはいかんのではないか?なんて思う事もあります
中国(圏)のものでは、何やら現代劇と時代劇が合わさったような身なりの人が同時に出てくるのがあります
こういうドラマはやはりカンフー&超能力ものなのです
現代劇に出てくる身なりの人は何故か大財閥やら高貴な方々なのですね、権威主義を象徴しています
そこへその一族の出てきてほしくはない隠し子が出てきたりして、お家騒動になり揉めるのです
邪魔者を退治するために依頼された時代劇中国人のような身なりの人が、郎党を組んで現れてこの隠し子を亡き者にしようとするのですが、この隠し子は身なりこそ現代の洋装なのですが、カンフーの達人で超能力まで使えるのですね
ところが、何故か笑ってしまうシーンがよくありまして・・・
カンフーで戦闘している途中で、電話がかかってきて時代劇姿の人がポケットからスマホを取り出して話をするのです
なんなん?このディスマッチな光景は・・・
ただ、文字表示があるのですが中国語(北京語である簡体字)表記なので、何となくわかるような解らんような(笑)
そして、同じく中国(圏)と韓国での作品で多いのが・・・
完全に現代劇です
しかし、ストーリーの設定は完全に上流社会となっています
そしてここにはたくさんの社長と呼ばれる人が出てくるのですが、何故か名前が日本名なのですよ
これが不思議で仕方がない・・・
顔も似通った東アジア人同士なので一見日本の物語か?と思うのですが、背景に出てくる置物やら、その上流社会の、特に女性の服装がどうも日本人らしくない・・
なので、やはりこれは中国(圏)か韓国なのだろうと思うのです
中国(圏)の作品より韓国の作品の方が違和感は少ないです
これは韓流ドラマが一世風靡したから慣れているのでしょうかね?
それでストーリーの内容なのですが、その息子は立派な社長として上流社会の一員としてもまわりからも認められている、その父が主人公なのです
実はこの父はその息子よりも遥かに大金持ちで人徳もあるのですが、それを隠して警備員の服装をして登場するのです
息子ですら父が実は大金持ちであることを知らないのです
だから、父に手を焼いて馬鹿にする
その父が息子に会いに息子の会社へ行っても、そこの会社員から「ここはお前の来るところではない!裏口はあっちだからあっちから帰れ!」とか言われるのです
そう、身なりが警備員だからです
当然、息子の周りの上流階級の社長やら令嬢仲間からも、その警備員が息子の父だと分ると父は馬鹿にされるし、その息子にも何とかしろよ!とまで言う始末です
息子も「父さんいい加減にしてくれよ!」という始末・・・
ところが、大昔にこの父に助けてもらったことのある、この父の本当の正体が何者かを知っている人からは多いに敬われているのです
その人たちはこの場にいる上流社会の人ですら憧れるぐらいの大金持ちで人徳も持った人たちなのです
それで、その人たちがこの父を馬鹿にしている大勢の人たちの前で、この父に深々と頭を下げるシーンを見てぶったまげるわけですね
最後は水戸黄門ばりなのですが・・・
ただ、私が引っ掛かるのは警備員という方に向けられる屈辱なのですよ
違う物語では清掃員の姿をしているものもありました
ここまで決めつけて露骨にするか?
この国でも大昔はこんな大衆ドラマを作っていたことがあるんやろうか?
こんな露骨にその職業の誰かを下層に見下すドラマを・・・
現代はもちろん問題作となるでしょう
水戸黄門は越後のちりめん問屋のご隠居さんですしね、暴れん坊将軍は貧乏旗本の部屋住みの三男坊ですしね、遠山の金さんは遊び人の金さんでしたが人気者でしたしね
大金持ちが悪意を持って完全に他人を見下すドラマってあったんやろうか?
ただ、このドラマを作った国では、その大きなどんでん返しこそが気持ちがいいのかも知れませんけどね・・・
なんかちょっと違うよなぁと思った次第です