ひきこもり
ボピ「海斗くん。日本の社会問題の一つに
ひきこもりがあるのを知っていまちゅか」
海斗「知っているよ。それについて、僕が
連想するのは江戸時代の庶民の家だよ」
ボピ「えっ?どういうことでちゅか?」
海斗「いいかい。江戸の町人の家なんてね
五人家族で四畳半の部屋一つなんだよ」
ボピ「えーと、どういう間取りでちゅか」
海斗「つまり、台所も押し入れも寝室もな
くて、四畳半の部屋一つだけで家族がす
べてのことをやっていくのさ」
ボピ「トイレやお風呂は?」
海斗「トイレは数件の家で共同のものがあっ
て、風呂は銭湯に行ってたのさ」
ボピ「クピー!かなりエコな生活でちゅが
それと引きこもりと何の関係があるので
ちゅか」
海斗「つまり、こういう生活では引きこも
りは発生しないってことさ」
ボピ「そうでちゅね。ひきこもろうと思っ
ても、ひきこもる場所がないでちゅ」
海斗「そう考えると、ひきこもりが多いと
いうことは、社会全体が昔よりも豊かに
なった証拠とも言えるのさ」
ボピ「海斗くん。そんなのんきなことを
言ってる場合ではありまちぇん。ひきこ
もりはとても深刻な問題なのでちゅ」




