僕が好かれる理由(わけ)がない
独りの少年がいた。
ボサボサの黒髪、太った体型、表情はいつも暗く、家族と離れて暮らして高校に通う少年だった。
友だちどころか頼れる存在もなく、日々淡々と生きる少年の前に、ある時、少女の霊が現れ、少年は、ソレを思いっきりスルーした。
ボサボサの黒髪、太った体型、表情はいつも暗く、家族と離れて暮らして高校に通う少年だった。
友だちどころか頼れる存在もなく、日々淡々と生きる少年の前に、ある時、少女の霊が現れ、少年は、ソレを思いっきりスルーした。
ー1ー
2021/01/22 14:36