ある日縮められた翔
「行ってらっしゃい!」
196cmとかなり長身の男性警察官・翔は毎朝交番の前を通って登校するごく普通の女子小学生・真奈に向けて挨拶した。いつも通りの朝を迎えた。真奈も普段通り登校した。
しかし、昼過ぎに事態は急変する。
真奈が部活を終え帰宅した。
翔は帰りもいつも通りに真奈に向かって、「おかえり!」と声をかけた、その時、
「何だ何だ!?」
翔の身体が急に小さくなったのだ。気がつくと翔の目線は真奈のお腹あたりにあった。
「かわいい笑」
真奈は翔に向かって言い、翔の頭を撫でた。真奈から見たら、今の翔は幼児サイズだった。翔は半分の大きさになってしまったのだ。元の身長は196cmなので今の身長は98cmである。真奈の身長は140cm。今の真奈と翔では大人と子どもの体格差である。
「腰が私の太ももの高さにきちゃってる」
真奈は翔の脚が短くなったことに驚いた。翔は元々股下100cm超と脚が長く、街ゆく女の子たちにモテモテだった。そんな翔の自慢の長い脚も半分の長さになってしまったことにより、ショートデニムを履いていた真奈が露出させていた太ももの真ん中くらいの高さまでしかなかった。逆に、真奈の履いている踵からの長さが35cmの縦リブの紺ハイソックスの履き口が、翔の太ももの真ん中あたりまできていた。
「ショートデニムを履いたことによって露出した私のスベスベでムチッとした太もも、やや薄い紺色のエロさのあるハイソックスを履いたこちらもムチッとしたふくらはぎ。今のお兄さんにとっては、このお姉さんの脚はあまりにもエロすぎて、そして長すぎて興奮しちゃうかな?」
真奈は翔に優しく語りかけるようにして言った。カラーヘアピンで前髪を留め、ロングストレートの黒髪を靡かせた、まん丸としたロリ顔の真奈が、さっきまで196cmと長身だった翔に対して、縦リブ紺ハイソックスを履いたふくらはぎを突き出し、手を膝に当て腰をかがめて見下ろしていた。緊張と驚きを隠せなかった翔は、口を開けたまま声が出なかった。小さくなってしまったこと。そして、これまで登下校時に挨拶を交わしていた、自分より50cm以上小さな女子小学生・真奈に見下されたこと。自慢の長かった脚が真奈の太ももの真ん中あたりまで短くなったこと。翔はそれらの事実を受け入れられなかった。