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Life -刻の吹く丘にて-  作者: 心音
The first story
12/166

第11話『川辺で遊ぼう! 前編』

「あはははっ! そーれ!」


「きゃ!? やったなー!! 花澤さん覚悟っ」


 まだ春の色が少なからず残っている六月の上旬。俺たちは休日を利用して川辺に遊びに来ていた。

 虹ヶ丘町の川は都会と違って川底が見えるほど透明に透き通っている。その為こうして遊んでも健康に害は無いし、深い場所でも下半身が埋まる程度しか水位はなく、比較的安全と言える。


「ちょ、小夏。ひよりじゃなくてあたしに掛かってるわよ!!」


「え〜い! じゃば〜」


「椛!? バケツは反則よ!?」


「みんな楽しそうで良かった良かった」


「巡ー!! 見てないで止めなさいっ!!」


「あはは。私は見てるだけ十分かな?」


 降り注ぐ太陽の光。暖かな陽光に照らされ弾けるような笑顔を浮かべる女の子。飛び散る水飛沫は光に反射して宝石のようにキラキラと輝いていた。だが何よりも輝かしく、目を引きつけるのはみんなの水着姿だった。


「なるほど。ここが楽園か。今日この時、この瞬間を与えてくれた神様に感謝しなければならないな」


 一眼レフの最新型カメラを構えて俺はニヒルな笑みを浮かべていた。

 海パン一丁でカメラを構えている俺はさぞかし不審者に見えるだろうが、幸いこの川辺には俺たち以外の人の姿は見えないから問題は無い。


「修平、撮った写真は現像して配ってくれるんでしょうね?」


「あ、それひよりも気になっていました!」


「無論、こういう時のために貯め置きしておいた写真入れをフル活用してアルバムにして個々に配る予定だ」


「……ガチね」


「お兄ちゃん写真撮るの上手いから皆さん期待してていいと思いますよ!」


「けどやっぱり水着姿を撮られるのはちょっと恥ずかしいかな〜……」


 さっきまで自然体でいた椛だったが、カメラを向けると恥ずかしそうに身をよじらせる。顔をほんのり朱色に染めてこちらをチラチラと見る姿が初心で可愛い。すかさず俺はシャッターを切った。


「小此木さん……そのポーズでそのセリフは破壊力半端ないです。同じ女の私ですら落ちそう……くっ」


 小夏は何やら悔しそうに拳を固めていた。

 何を悔しがっているのか知らんが頑張れ、小夏。お兄ちゃん応援してる。


「そうそう修平くん。今更だけどさ、この光景を見て何か言うことはないのかな?」


 巡のその言葉に遊んでいた全員が何やら期待を込めて俺の方に顔を向けた。みんなが何を聞きたいのか察した俺は、近くにいる椛と小夏からじっくりと観察を始める。


 二人とも身にまとっている水着はワンピースタイプだった。椛は淡いピンク色がベースの水着で、胸元と肩紐の部分に小さなリボンが飾られている。お尻の方にはウサギをイメージしているのか丸いポンポンが付いているのが特徴的だった。

 小夏のはシンプルな白のフリル付きの水着。その上に肌が透けて見える素材で出来た羽衣のような上着を纏っている。昨年見た水着よりも大人びて見えるのは小夏が成長した証かもしれない。


「どきどきわくわく」


「……声に出てるぞ、小夏」


 訂正。やっぱりまだまだ子どもだわ。


「いやほら、やっぱり女の子として、そして妹として気になるわけなんだよ」


「何が」


「お兄ちゃんの性癖」


「俺の性癖を水着如きで判断できると思うなよ」


「つまりお兄ちゃんの性癖は相当特殊ってことだね? で?」


「で? とは? まさか言えと? みんながいる前で俺の性癖を暴露しろと」


 念のためにあらかじめ言っておくが、俺には特殊な性癖は無い。強いて言うなら女の子の何気ない仕草が好きだが、これは別に特殊でもなんでもないだろう。


「修平くんの性癖も気になるけど、水着の感想……聞きたいかな〜」


 恥ずかしくともやはり何か言ってもらいたい椛は感想をせがんでくる。

 性癖うんぬんの話を続けるよりは素直に感想を言っていた方が気が楽だと思った俺は、リンゴのように顔を真っ赤にしている椛の方へ向き直った。


「可愛いぞ、椛」


「はぅ……!? ぷしゅ〜〜〜」


 刹那、オーバーヒートした椛は仰向けで川の中へ倒れ込んだ。ばっしゃーんと盛大に水飛沫が上がり、数秒もしないうちにぷかぷかと浮かび上がってきた。


「あわわ!? 椛さん大丈夫ですかー!?」


「ああ、ひよりちゃん……。わたしね〜、今ね〜、嬉しすぎて……死にそうだよ〜」


「お兄ちゃん、私は? 私はどう?」


 昇天した椛を横目で見ながら小夏は鬼気迫る表情で訊ねてくる。何でお前はそんなにも必死なんだよ。


「小夏はそうだな……。可愛さの中に大人らしさもある感じだな。小夏らしさが出ていて良いと思うぞ」


「そ、そっか。大人らしい……えへへ」


 はにかむ小夏。なんていうか……めちゃくちゃ嬉しそうだった。


「もし大人ぶってるとか、小夏らしくないって言われたらお兄ちゃんのこと川に沈めているところだったよ!」


「……」


 瞬間、背中に嫌な汗が吹き上がった。陽光と興奮で温まっていた身体は一瞬で凍りつき、歯がカタカタと震え出す。悪魔のような笑顔を浮かべる小夏から目を逸らしても震えが止まることはなかった。


「ハハハ。俺がそんなこと言うわけないだろ?」


「修平くん、どうして棒読み?」


「棒読み? 巡、お前は何を言ってるんだ埋めるぞコラ」


 本当は冗談半分で大人ぶっているところが可愛いと思う。そう言おうと思っていたのだが、直前で切り替えて正解だった。思ったことをそのまま口にしていたら俺は今頃川底に沈んでいる。


「巡さんを埋めるのは後にするとして、修平さん、ひよりはどうです?」


「いや待ってひよりちゃん? 埋めること前提で話を進めないでお願いだから」


 切実に巡は頭を下げる。後輩にぞんざいに扱われた挙句頭を下げる先輩。どっちが上の存在なのか分かったもんじゃない。


 まぁ巡は後で埋めるとして、今度はひよりをじっくりと見る。

 ひよりの水着はホルターネックと呼ばれるタイプ。オレンジ色がひよりの元気さを表している。ホルターネックという意外性もあり、魅力的な印象を人に与える。そしてこのホルターネックという水着、首元の紐を解いてしまえば胸元が露わになってしまうのだが……ひよりの胸は言うほど発展してないからその辺の心配は無い。


「……修平さん、失礼なこと考えてますよね」


「いや別に?」


「どうせひよりは胸が残念的なこと考えてます。さっきから修平さんの目線が胸元で止まってますもん」


「……」


「うわぁ……。お兄ちゃんって女の子を胸で判断するんだ」


「最低ね」


「最低だね」


 夢心地の椛を除いた女性陣の冷ややかな視線が俺の心をザクザクと抉ってくる。このままだと俺の地位は底辺まで落ちかねない。何か挽回できる言葉を探さなければ……。


「確かにひよりの胸を見ていたことは認めよう。だが聞いてくれ。俺は女の子を胸で判断するような男じゃない」


「へぇ? じゃあ何で判断しているのか聞かせてもらおうじゃない」


 葵雪は腕を組んで俺の言葉を待つ。ミスれば一巻の終わり。ここは慎重に言葉を選ぶ必要がある。


「俺も男だ。女の子の胸が気になるのは否定しない。あえて言うなら、俺は好きになった女の子の胸を好きになる」


「そ、そうですか……。そこは安心しました」


「というか、よくそんな恥ずかしいこと公言できるわね……」


「胸の話はさておきだ。俺が一番重要視するのはその子の笑顔だよ」


 そう俺は声を大にして言い放った。一瞬の静寂のあと、クスッと巡の笑い声が小鳥のさえずりのように楽しげに踊った。


「笑顔、ね。なるほどなるほど。修平くんらしいなぁ」


 他の四人がぽかーんとした表情で固まっている中、巡は一人納得したように頷いている。


「そう、笑顔だ。女の子の一番魅力的なところと言えば俺は笑顔だと断言する。俺たちには喜怒哀楽がある。些細なことで喜んで、納得がいかなかったら怒って、辛いことがあったら悲しんで、日々の生活を楽しんで――どんな事があっても最後は笑顔になるんだ。俺たちは笑顔だけは忘れない。それが大切なことだと分かっているから」


 でも、大切なのは笑顔でいることだけではない。笑顔だけじゃどうしようもない時が絶対に訪れる。その時、自分を支えてくれるのはかけがえのない友達だろう。今この場にいる全員、信頼出来る友達だ。小夏は友達ではなく家族だが、信頼出来ることに変わりはない。

 改めて思う。俺は恵まれた環境にいるんだなと。こいつらと一緒ならどんなことだってやれるんじゃないかと思う。


「とまぁ、こんな感じだな。納得してくれたか?」


 未だに心ここにあらずの面子に声を掛ける。それでようやく我に返ったのかあたふたと動き始めて全員一斉に俺から目を逸らした。


「何故に目を逸らす」


 そう問いただすと葵雪が代表して口を開く。


「いや……なんていうかその、あたし今、修平のこと馬鹿にしたのをすごく後悔してるわ……。同時に尊敬しそう。とりあえずごめん。あたし達が間違ってた」


「お、おう……。納得してもらえて何よりだ」


 どうやら俺の名誉は守られたらしい。小さくガッツポーズをすると、それを見ていた巡が楽しそうに、そして嬉しそうに笑顔を浮かべる。


「楽しそうだな、巡」


「うん。とっても楽しいよ。みんなとこうして過ごす時間が私は大好き。それこそ永遠に続いてほしいくらいにね」


「続ければいいだろ? 俺だって巡と同じこと思ってるしな。この時間はみんなで作っているんだ。みんながいる限り永遠に終わりはしない」


「ふふっ、そうだね。続けたいね。この夢のような時間を、いつまでも、いつまでも」


「……巡?」


 巡の笑顔に影が差した。同時に太陽が流れてきた雲に隠れて辺りが一瞬だけ暗くなる。


「修平くん。私――諦めないから」


「なに――」


「修平くん〜」


 何を? そう聞こうとしたタイミングで椛が俺に飛びついてきたせいで言葉が途中で詰まってしまう。

 再び巡の方へ視線を戻すが、そこにはいつもの巡がいるだけで、つい一瞬前までの悲しげな表情をしていた彼女はいなかった。おそらくもう何を聞いてもはぐらかされるだけに違いない。いつものパターンだ。俺は潔く諦めて椛の方へ向き直る。


「どうした?」


「どうもしないよ〜。ただ修平くんが怖い顔してたからどうしたのかな〜って思っただけ〜」


「……俺、そんなに怖い顔してたか?」


「怖いというより……思い詰めていた感じ? 巡ちゃんと何を話してたの〜?」


「なんかよく分からん」


 本当に……何を考えているんだか。

 俺は青く澄み渡る空を見上げ、大きくため息を吐いたのだった。



「いやー……食った食った。しばらく動きたくないわ……」


 各自で用意した昼ごはん(俺と小夏はコンビニ飯)を食べ終え、俺はレジャーシートの上にごろんと寝転んだ。降り注ぐ陽光がジリジリと肌を焼いていく。こういう感覚も夏ならではのものだ。ま、夏と言っても初夏になったばかりなわけだが。


「皆さん、この後は何をして遊ぶんですか?」


 食後にカフェオレを飲んで一息ついていたひよりは首を傾げる。まだ昼を過ぎたばかり。遊ぶ時間はまだまだたくさんある。


「川でしかできない遊びとなると……何があるかな。水切り?」


「確かに川……というか水辺でしかできないけどありきたりすぎるよねー。何か別の遊びはないかな?」


「釣りって手もあったけど道具は一切持ってきていないしね。借りられるところもない」


「うーむ」


 揃って首を傾げたところでひよりがくくくっと意味深な笑い声を上げた。そして、さぁ聞いてください! と言わんばかりの笑顔でみんなを見渡すもんだから誰かしらが突っ込まなければならない状態になっていた。


「何か案があるのか、ひより?」


 仕方がないので俺が代表してひよりに訊ねる。すると笑顔だったひよりの顔に悪戯心が生まれる。


「ふっふっふー♪ こんなこともあろうかと思ってひよりはこんなものを準備してきたんですよ!」


 そう言ってひよりは自分のカバンをガサゴソと漁る。


「たらららたったたー! 水鉄砲あーんど!紙風船ー!」


 どこぞの青ネズミ風にひよりが取り出したのは、大小様々な水鉄砲と赤と白で色分けされた紙風船だった。


「水鉄砲だ〜。子どもの頃よく遊んだな〜」


 昔を懐かしむように椛が水鉄砲を手の上で弄ぶ。俺も小さい頃に小夏とよく遊んだのを思い出して頬が緩むのが分かった。


「ちょっと子どもっぽいかもしれないですけど、皆さんで水鉄砲で遊びませんか?」


「それは構わないけど、この紙風船は何に使うの?」


「よくぞ聞いてくれました。実はですね、今日は皆さんに――」


 おもむろにひよりは俺の方へ水鉄砲を構え、ニヤッと唇を吊り上げてトリガーを引いた。


「――殺し合いをしてもらいます」


「バトロワかよ」


 すかさずツッコミを入れた。


「ルールは簡単です。ひより達はちょうど六人ですので、まずは三人一組のチームを作ります」


 が、ひよりは俺のツッコミをスルーしてルール説明を始める。


「水鉄砲は大型が二つ、小型を四つ用意しました。チーム分け後リーダーを決めて、リーダーになった人に大型の水鉄砲を渡します。で、この紙風船ですけど」


 紙風船の一つを手に取って側面を見せてくる。そこにはヘアピンが付いていた。


「見ての通り頭に付けられる仕様になっています。今回のゲームにおいてこの紙風船は命です。皆さんにはこの紙風船を水鉄砲で壊してもらいます」


「なるほど。面白そうだな。相手チームの紙風船をすべて破壊したら勝ちって感じだろ?」


「いえ、それじゃチームワークもクソもないので特別なルールを考えておきました!」


 ルール説明をするひよりの声は弾んでいてとても楽しげだった。そんなひよりを見ているせいか、こっちまで伝染して勝手に笑顔になってしまう。


「ゲームの勝利条件は三つ。一つでも条件を満たしたチームの勝ちになります。一つ目はリーダーの紙風船を壊す。二つ目はリーダー以外のメンバーの紙風船を壊す。そして最後はチーム全員が紙風船を壊されずに制限時間一時間生き延び、且つ相手チームの紙風船を一つ壊す。もし万が一制限時間になっても両チーム脱落者がいない場合は誰か一人脱落者が出るまで延長戦です。この場合リーダー、メンバー関係無しに一人落ちた時点でゲームを終了します。脱落報告はグループトークにてお願いしますね!」


 なるほど。確かにチームワークが重要な勝利条件だ。一つ目の条件だけならばなるべくメンバーに任せてリーダーは生き延びることに専念できるが、二つ目の条件のせいでそれはできない。

 それに加えて三つ目の条件……これはなかなか意地が悪い。メンバーの一人がやられた時点で相手チームが逃げに専念した場合ほぼ間違いなく勝つことができなくなる。個人で動くことは許されない、チームワークが試されるゲームだ。


「ルール的にはこんな感じですね! 何か確認したいことはあります?」


「フィールドの範囲は?」


 葵雪の質問にひよりはパチンと指を鳴らす。それから両手を大きく広げてぐるんとその場で回る。


「フィールドはこの川辺全域です。具体的な範囲を言うならこの川は森に囲まれているので森を出ちゃダメです」


 となるとかなり範囲は広くなる。制限時間を一時間と長い時間に設定したのはそういうことだろう。


「もし何か事故が起きて紙風船が壊れたらどうするの〜?」


「その場合は不注意ということでゲームオーバーにします。紙風船の予備もありませんしね。他に無いならチーム分けに移ろうと思います! あ、ちなみに分け方はくじ引きですので!」


 特に意見も無いようでチーム分けに移った。理想としては小夏は絶対に欲しいところだがこればっかりは神頼みになる。


「それでは皆さん! せーので引きますよー!」


 筒状の容器に入った割り箸を全員が掴んだことを確認してひよりは合図をする。


「せーの!」


赤チーム

・俺

・小夏

・葵雪


白チーム

・ひより

・巡

・椛


「いい感じにチームが分かれましたね! それではさくっとリーダーを決めてゲームスタートしちゃいましょう!」


 リーダーを決めるためにチームメンバーで集まって話し合いを始める。


「とりあえずお兄ちゃんと同じチームで良かったよ。これなら負ける気がしない」


 ひより達には聞こえないくらいの声で小夏は囁きガッツポーズを作る。俺も自分の理想を叶えられて内心ホッとし、そして小夏同様勝ちを確信していた。

 我慢しきれない笑いが込み上げてきて、俺と小夏は含み笑っていた。そんな俺たちを半歩引き気味に眺める葵雪は何故だか遠慮気味に口を開く。


「あ、あんた達……怖いわよ」


「いえいえ、そんなことないですよ? 至って普通です」


「そうそう。全然怖くないぞ?」


「……」


 何故か葵雪は押し黙る。表情が引き攣っていた。眉間に寄った皺がピクピクと動いている。どうやら葵雪の瞳には俺たちが悪魔か何かに見えているようだった。まだ何もしていないというのに酷い奴だ。


「リーダーは私かお兄ちゃんでいいよね?」


「あ、なら小夏の方が機動性高いから頼むわ。葵雪もそれでいいよな?」


「……もう負けなきゃ何だっていいわよ。あたしはあんた達の指示通りに動くことにするから」


「じゃあリーダーは私で。細かいことはゲームが始まってから考えよっか」


「賛成」


 意見が一致したところで向こうのチームもリーダーが決まったらしくこちらに歩み寄ってくる。


「ひより達のチームは椛さんがリーダーです! そちらは?」


「俺たちのリーダーは小夏だ」


「了解です! ではこちらの紙風船を頭に付けちゃってください」


 ひよりに言われた通りに紙風船を付ける。

 対面する小夏を見て思ったのだが、これはかなり不格好だ……。


「皆さん準備完了みたいですね! ではゲーム開始は今から15分後にしますのでそれぞれ好きに動いちゃってください!」


 ひよりの宣言によってゲームの幕が開けた。水鉄砲を片手に俺たちはそれぞれ別の方向へ歩き出したのだった。



to be continued

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