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いちわめ
大学2年の春
「好きです。俺と付き合ってください。」
玲奈は、高校のときから好きだった真人に告白された。
真人は、後輩想いの良い先輩で
高校卒業後も、暇あれば高校に来て部活に顔をだし、後輩の面倒を見ていた。
「真人先輩..............」
「ダメかな?高校の時からずっと好きだった。」
「い、いえ..........!びっくりして........。
真人先輩のこと、私も好きでした。」
そうして、私と真人は付き合い始めた。
私と真人は大学が同じでも、学部が違うから授業ではまず会わなかったけど、それでも、授業の教室が近くて、休み時間の間だけ会えるのがとても嬉しかった。
夢みたいな事が起きて、私の心はずっと踊っていた。