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王を問う  作者: 大石安藤
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登場人物紹介・1

名前がいろいろ紛らわしいので、登場人物紹介を挟んでみます。たまに修正が入ると思います。

・コウ

 13歳。 壬北国じんほくこくの末の姫皇子で香女こうじょ

 正式な名は「香具宮伽木上花姫かぐのみやきゃきかみはなのひめ」、真名は「香樹こうじゅ

 龍気を見失った時に父王が亡くなった事を知り、師の元へと出奔した。


山之師さんのし

 コウのそち。背が高く肩幅の広い禿頭。眉は濃く黒い。切れ長の一重の瞳は眦が少し下がっていて愛嬌がある。60代。海の向うで流行っている「師父しーふー」と呼ばれたがっている。


・シュン

 山之師の直弟子。17歳。名は俊敏しゅんびん。「いつでもだれよりも速くある者」の意。山之師より細く、背も若干低いが、まだ成長途中。髪は自分で短く切っているため前も後ろもぎざぎざと不格好である。普段は頭巾をしている。


真織宮まおりのみや

 正妃を母とした第一皇子。大人しい。正妃の大橘妃の他に側妃がふたり。


玉緒宮たまおのみや

 正妃を母とした第三皇子。気性が強くて行動力に長けている。口がたつ。王にはなりたくないと思っている。


大橘妃だいきつひ

 真織宮の正妃。王太子兄弟の従姉。母が王の正妃の妹。西の大臣の2番目の姫。真織宮を慕っているが、王の器ではないと見抜いている。


勘定かんじょう

 王の腹心の侍従。怜悧な一重の眦。王の崩御時にはコウの乳母夫妻に指示を仰ぎ、その後、毒薬を呑み自害を図るも生き残る。もともと死ぬつもりはなく、コウのための時間稼ぎであった。医学に通じ、内的医療に優れている。


兼定けんじょう

 真織宮の筆頭侍従。勘定の息子。父親に似て感情を顔に出さないことに長けている。


采子さいし

 大橘妃の筆頭侍女。大橘妃よりふたつ年下。西の大臣の遠縁の衛門佐えもんのすけの娘。生まれた時から大橘妃の侍女になることが決められていたが、暦府れきふの占のお告げがあり医学を学んでいる。外的医療に優れる。


月斎げっさい

 コウの乳母の末息子。出家し、大橘妃の宮の傍で勤めている。細面、垂れた眉、細い目。背は高いがひょろひょろとしていて筋力はあまりない。


たん

 大橘妃の宮の庭師で西の大臣の間者。大橘妃を害そうとした曲者の毒矢に倒れる。


 

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