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異世界スペースNo1(ランクB)(EX)(完結編)  作者: マッサン
第1次 旋風覚醒編
7/353

7 召喚 7

地球から異世界へ転移したジン。

到着早々戦闘に巻き込まれ、巨大なロボット兵器に乗る事になる。

初戦を勝利で飾り、戦艦へと誘われた彼は、これからの戦いに闘志を燃やすのであった。

 こうしてジン達の旅は始まった。

 だがふと気になり、ジンはブリッジから出る前に皆へ言う。

「ところで相談なんだが。ステータスを見る限り、俺は格闘値の方が射撃値より高くて適性があるらしい。今の機体は射撃戦機みたいだから、他に適当な機体があれば乗り換えたいんだが……」

「どれどれ」

 ジンが訴えると、ヴァルキュリナがジンのステータスを表示した。



ジン=ライガ

レベル4

格闘156 射撃154 技量182 防御135 回避90 命中97 SP68

特殊スキル

ケイオス2 底力7 援護攻撃1 援護防御1

スピリットコマンド【スカウト】



 モニターの隅には『次のレベルまで256』などと表示もされている。

(やっぱ経験値が実在して、それでレベルアップする世界なのか。まぁあれだけ苦労したんだから、自分ではお手軽感は無いが)

 微妙に上がったレベルを見ながら考えるジン。


 そんなジンに、ヴァルキュリナが非情な現実を告げる。

「確かに格闘向きだな。しかしこの艦には、廃墟で鹵獲した三機しかケイオス・ウォリアーは残っていないのだ」 

「マジか! あの三機に格闘型機体なんて……Bクローリザードって奴しか無いだろ。おいダインスケン、ちょっとお前のステータス確認させろ。射撃が得意なら俺と変われ」

「ゲッゲー」

 ジンの要求にただ鳴くダインスケン。

 ヴァルキュリナがステータス画面を切り替える。



ダインスケン

レベル4

格闘158 射撃146 技量181 防御128 回避98 命中94 SP68

ケイオス2 底力6 援護攻撃1 援護防御1

スピリットコマンド【ヒット】



「ジン以上に格闘型じゃン!」

 リリマナがおかしそうに笑った。

「回避もジン以上だ。リザードよりピルパグの方が頑丈だが、どうする?」

 ヴァルキュリナの言葉にジンはしかめ面をする。確かに、より脆い機体へ乗るのは不安だ。そして疑問もあったのでジンはそれを訊く。

「そのスピリットコマンド、効果は?」

 言われたヴァルキュリナがカーソルを合わせた。



【ヒット】次の攻撃を確実に命中させる。



「こ、こいつ……明らかに俺より強いじゃねぇか! スジが通らねぇ」

 わななくジン。

「ゲッゲー」

 ダインスケンは無表情で鳴くだけだ。


「あの……ボクのも確認した方がいい?」

「そうだな。見てみよう」

 ナイナイが遠慮がちに訊くと、ヴァルキュリナがさらに画面を切り替える。



ナイナイ

レベル4

格闘150 射撃156 技量179 防御126 回避97 命中100 SP68

ケイオス2 底力5 援護攻撃1 援護防御1

スピリットコマンド【フォーチュン】



「一番射撃向きか。MAP兵器を使わせるならナイナイしかねぇな……」

 ジンの呟き。それは機体の乗り換えは当分無い事を意味していた。

 一人、胸の内で愚痴る。

(機体とパイロットで得意武器が一致しないとか、いつの時代の調整だ……)

ステータスも「全部999!」とかやるべきだったか?

でも今のエッジは「チートスキル・石が無尽蔵! いくらでもガチャを回せる!」なんだろうな。

だったら現金の方を無限にして欲しいわ。そうすりゃ自分が出資者になって毎年1本新作を造ってもらえるのにな。

出資者権限で口出しして「ここ数年、昭和TV版DEビルマンがずっと出演してるんだけど」とか他のユーザーに言わせてぇ。


DDに出演はしてるが、やっぱりというか何というか漫画版が土台だからな……。

一応SSRは3つとも集めたが、課金額は塵芥レベルなんで制圧10の敵に片手で捻られる程度の強さにしかできてない。

デビルオーブは課金力……。

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― 新着の感想 ―
[一言] >漫画版 えー、そうなんですか? 東映まんがまつりでマジンガーと共演したのはTV版の方なのに……。
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