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異世界スペースNo1(ランクB)(EX)(完結編)  作者: マッサン
第三次 疾風怒濤編
278/353

56 久遠 7

登場人物の簡易紹介(誰かわからない奴がいた時だけ見てください)


ジン:地球から召喚され、この世界で改造人間にされた男。

ナイナイ(ナイナ):異世界からこの世界に召喚され、ジンと同じ改造を受けた少年にして少女。

ダインスケン:異世界からこの世界に召喚され、ジンと同じ改造を受けた爬虫人類。

リリマナ:ジンに同乗する妖精。

ヴァルキュリナ:ジン達を拾った女正騎士。竜艦Cガストニアの艦長。

クロカ:女ドワーフの技術者。Cガストニア所属。

ゴブオ:ジンについてきたゴブリン。

オウキ:元魔王軍空戦大隊の親衛隊。核戦争で荒廃した世界から来た拳法家。

 星の海を渡るモノがあった。

 無限とも思える距離を、息一つできない過酷な空間を、()()は乗り越えるだけの力を持っていた。


 故郷はもはや遠い。

 言い表す事さえ難しい、遥かな彼方だ。

 だが()()は故郷を(かえり)みる事なく、ただ先へ先へと進み続ける。


 そして()()は、星の海の先で大地を見つけた。

 新たな大地と、その奥にあるエネルギー。

 ()()が探していた物が、確かにそこにあった。


 ()()は大地へ向かう。

 光を超えて駆ける事ができても、なお永い時をかけて見つけた、新たな大地へ。


 もっとも、どんなに永い時間がかかろうと、()()にとっては知った事ではない。

 いかな時間がかかろうと、()()は僅かたりとも苦痛になど思わない。

 故郷を(かえり)みる事もないが、そもそも故郷に何かの想いも無い。

 そもそも、()()にとっては今も故郷にいるのと同じだ。


 ()()は大地へ向かう。

 これはいくつ目の大地なのだろうか。

 数える事などできない。

 あまりに数が多すぎた。

 ()()は数を数えるなどという事もしなかった。


 ()()は大地へ向かう。

 大地の大気が隕石さえ焼き砕く熱で焙りはするが、()()にとっては意味の無い事だ。

 ()()を阻める物など無い。

 星の海に出てから今まで、ずっと同じ事だ。

 この大地の上でも、きっと同じ事だろう。



 ある日、インタセクシルと住人が呼ぶ星に、来訪者があった。

 ()()がなぜやって来たのか。

 来訪によって何が変わるのか。

 それは誰も知らない。

SUパロボGOショーグンの悲しみは、タイミングの悪さではないかと思えて来た。


Wィンキー時代:まともに強かった4次Sはなぜか無かった事にされ産廃ギリ直前で踏み止まったスペースNo1(B)という超微妙ラインにされる。

α時代:普通に強いというあまり印象に残らない位置に立つ。

最盛期:所持者の少ないハード


なお原作未視聴につき、内容は語れません。

昭和MIンキーモモで内輪ネタに使われた事だけ知ってる。

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