☆感想欄の使い方
感想欄は3つの欄があります。短編への感想の場合、3つをフルに使っても良いでしょう。
しかし、連載の感想の場合、3つを使い分けるのはなかなか困難です。筆者はほとんどの場合「一言」のみ使いますし、それで十分だと考えます。
考えてもみてください。毎回毎回「良い所」欄で自分の作品が褒められる。それって作者にとって羞恥プレーではないでしょうか。それに、毎回良い所を見つけるって、ちょっと無理ゲーっぽいですよね。
というわけで、普通は一言欄のみ使えばそれでいいと思います。それに対して、気になる点は使い方がちょっとデリケートです。
単なる誤字脱字なら、誤字報告機能を使うべきでしょう。ただ、誤字脱字レベルでも複数の修正が考えられる場合、あるいは前書き・後書き・あらすじなどの誤字を指摘するのは、感想の気になる点欄を使うしかないです。もちろん、ここが判りにくいとか、内容の改善を求める場合にも気になる欄を使うことになるでしょう。
その意味で、一言欄とは異なり、気になる欄は常に「筆者へのメッセージ」となるわけですから、語調を丁寧にすることは勿論、指摘の仕方にも気を使う必要はあると思います(そのあたりは筆者との関係にもよるのでしょう)。
よほどでない限り、「飛びつき」で気になる欄だけに書き込みをするのは避けた方が無難でしょう。必要なら、なるべく丁寧に。そして一言欄にもそれなりのフォローを載せて、と気を使う方が良いと思います。
用語の誤用などがあった場合、感情的にならないようにその指摘と根拠となる原典のみを気になる欄で淡々と指摘する、という方がおられましたが、これは多分貰うと作者的には相当カチンと来ると思います。
読者は、担当編集ではないです。アドバイスやら情報提供をすることはできても、内容や記述を自分の想うように変えていく、ということはできないですし、してはならないです。全ては作者の判断なのです。