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連載に感想を書くということ  作者: あいなめ
感想のパターン
15/23

★非常に汎用的なパターン: 要約と一言

 ご挨拶が住んだら、平常運転。

 次は非常に使いやすいパターンをひとつ。


 まずは、本文を、全部が難しければその一シーン、あるいはシチュエーション、関係など何か大事な所を数語程度にまとめる。要約する、というか要約にあたる表現を持ってくる。そして、それに対して一言付け加える。ただそれだけ。


 例えば、ラブコメだったら「ラッキースケベ」とか「修羅場」とか最強のシチュエーションワードがありますよね。それを持ってきて一言とか。

 もちろん、本文と関係のないワードを持ってきても意味がないのです。これは、「本文ちゃんと読んでいるよ」というアピールの一環でもあるわけですから。


以下実例ですが、アプローチを競っている子が朝食を作りに来てくれるというシチュエーションでは

>>>>

 うむ、単に襲来しただけでなく、胃袋掴みに来ましたか。

 とりあえず、ポイント+1?

>>>>


デートの前の波乱の種に。後半は、主人公が自分の行動パターンで他人を推し量っていたから

>>>>

 水族館につく前に、すでに波乱の予感とは。

 自分のセオリーを他人に当てはめてはいけませんね/w

>>>>


その直後の回とかで

>>>>

 いい雰囲気になれば邪魔が入るのはお約束。

 (中略)

 しかし、それでも思った以上に順調なの!

>>>>


短編向けなんだけれど、同様なパターン

>>>>

 ある種の中二病なのかな。それを全部わかっている彼女。

 初々しくて可愛いものです。

>>>>


出来事、ではなく関係みたいなものを対象にすると

>>>>

 恋人でもない、兄の友達でもない、微妙な距離

 それは、多分今だけの、とても不安定だけど貴い距離か。

>>>>


後半の部分を膨らませると3行に

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 入れ違いになるのかと思ったけれど、ここで再会。

 でもちょっと遅かったのかなあ。

 二人の関係が、どのように再構築されていくでしょう。

>>>>

※最後に疑問を放り投げておく、というのは期待感を示すという意図なんだけれど、これ残念ながら往々にしてうまく行かない。


 いずれもかなり最近に書いたものです。


 こういった形なら、意外と簡単に書けませんかね? 最初の修羅場だったら「おお、修羅場突入/はたしてどちらが勝利するのか」とか「やっぱりね、修羅場来るとは思ったけれど/こんなんどうやって収まりつけるんだろう」みたいに、いくらでも持っていきようがあると思うのです。


 ちなみに、要約って、けっしてあらすじじゃないです。いや、作者に向かってあらすじを示すって無謀だよね。

 これは、読者が本文をどのように捉えているか、正しく認識しているか、を作者に示す、という効果もあります。明らかに間違った形で内容を纏めていたとしたら。それは作者側に何らかの形でフォローを要求しているのかもしれません。

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