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古事新記(ふるごとあらたにしるす)  作者: 五十鈴飛鳥
超時空存在つくよみちゃん
20/77

(∞)月読ちゃん

 紀元前3000年-1500年 インダス文明 

 二進法による分銅が発見されており、産業が発展していた。インダス文字も解読されていないので、謎が多い。


 紀元前1900年-1600年 黄河文明 夏王朝

 一族は呉に移り、日本に渡ったともいわれる。伝説上の王朝だと考えられていたが、遺跡が発見されて実在が示された。



 四大文明とは言うけれど、順番としては、メソポタミア→エジプト→インダス→黄河で、メソポタミアの影響を受けてエジプトが生まれ、メソポタミアと交易していたインダスがあり、発生は必然の結果と言える。


 かなり遅れて黄河文明が生まれいる。黄河文明は発生当初から社会システムが完成されてため、文明の残滓を伝える人がたどり着いたのではないかと考えられていた。







 宇宙は11次元空間、繰り込み無限の-1/12から次元数は12になるという。何を言っているのか解らないが、ある条件で数学的に無限は-1/12になる。

 時間の次元を抜くと12-1で11次元になる。3次元以外の次元は小さく折りたたまれているというけれど、形は想像に難い。一筆書きのスポンジと言おうか、その中を素粒子のひもがうねうね動いて穴をすり抜ける。絶対零度でもヘリウムが超流動する原因であるとかないとか。


 ツクヨミの居る空間はその外にある。次元数は不明。でも(12n-1)の次元数だろうと想像する。


 その空間では、我々の宇宙は小さく折りたたまれている状態で、空間としての認識や時間の概念が異なる。何かが大きく広げられていて、それが認知可能空間になっている。小さく折りたたまれている時空を見るためのツールが数学であり、高速演算機能を代替する超物理顕微鏡があった。


 数学は大体どの世界でも絶対と考えられるが、物理法則が異なる宇宙は無数にある。ただし、物質世界が構築される条件は限られる。






 ツクヨミちゃんは、あらゆる文明を観察してきた。超物理顕微鏡の情報を読み取る時出力を大きくすると痕跡が残ってしまう。

 痕跡が残るような操作は、宇宙に影響を与える。


 ツクヨミちゃんはあほだった。一応研究者ではあるが、ゲーム感覚で結構関与してしまうので、いくつも宇宙を滅ぼしてしまった。


 今回は上手くいくかと思ったが、またやってしまった。




 とりあえず、ムー人が陸沿いでなく、海と宇宙からやってきた事を除けば、メソポタミア文明とエジプト文明からのギリシャローマ時代は上手くつながった。インダス文明は逆に上手くつながらなかった。

 黄河文明は、それは分岐した宇宙と同確率でたまたま発生した。


 それはさておき。そんなことが起こる前。



 ツクヨミちゃんは、低次元空間を観察してレポートを書くデバッカーみたいなバイトをしていた。たまに人工的な信号が出てくる空間があって、解析に回すと取るに足らない通信や、いまいち理解できない文化ばかりだったが、たまにヒットする面白い娯楽媒体がある。


 たまたま見つけた、絵と文字が組み合わさった画像というか動画というか、絵だけみてもそこそこ楽しめる。


 翻訳するとどんな内容かなと、結構重い内容だったり、笑いを狙っていたりするけど、感性がちがうのでよくわからない。

 このマンガと呼ばれるものは、地球と自称している惑星の日本という国の民族が作り出したアートなのだが、数が多すぎる。


 次元が違うので、情報密度が薄いのかと思えば、そうでもない。


 ツクヨミちゃんは、この惑星から発する電波を拠り所にして、11次元宇宙の地球の日本に意識をダイブさせたいと思った。

 そこで、バイト先の主任に頼んで、みるとあっさり認められた。たまに面白い知的生命体がいるので、資料収集もしたいという事例もあるらしい。


 早速、フルダイブシステムを用いて、精神を加速させ、シャブおじさんと途中ですれ違い、仮想表示された世界に入っていった。



「うーん。エロはわからん。」


 あたりまえだろう。ケモナーならいけるかもしれないし、蟲とかいける体質ならいいが、異世界人としては気持ち悪いと思う。

 普通のマンガに行かないあたりが、かなり屈折している。


 連載中のマンガがどうしても続きが見たくなる。でもダイブを止めると、数千年とか億年とか平気で経ってしまう。観察のためにコピーしたアバターを置いても、AIがちゃんと追ってくれるか疑わしい。


 ずっとダイブしたい。そう思うツクヨミちゃんだった。






 ちょっと目を離した隙に、おかしな連中がやりやがった。ムキー!!

 マンガの続きが見れないじゃん。


 しょうがない、こいつら滅ぼしてくれる。


 って、かってに文明滅びてんじゃん。何がやりたかったの?馬鹿なの?


 電子媒体ばっかりになったりしたもんだから、全然のこってないし。


 こうなったらやり直しだ。



 奴ら、結構文明にちょっかい出してやがった。最終攻撃前に何とかするか、最後に接触した文明の後にやっちまうしかねえ。

 でも、ゲリラ的に、ピンポイントでやらなければ。


 そのまえにストレス解消。

 マンガで得たエロとかやってみたい。気持ちいい部分いっぱいあったら気持ちよくね?


 あ、絶滅した。




 同じ物理法則の分岐宇宙を選んで、条件を整える。多少の違いはあれども結果は同じになるはず。

 でも奴らは排除しなければ……



 ぷりちーな女の子とか、いけてるメンズとか、男でも女でも私は受け入れられるし、って人類の性別は私には意味がないけど。

 後で関与して気持ちよさそうなのにしよう。(意味深)






「ああ、私死ぬの?、宇宙人の侵略なんて映画やアニメの世界だと思ってたのに…… 地球を救うヒーローになれれば、私が戦うのに……」




 ちょうどいい。彼女を連れて行こう。いろいろサブカル知ってそう。

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