ナメクジ野郎とプニプニした液体
もうねすぐ作ります。
世界にナメクジは何匹いるんだろう
生物は増殖していくからわかる訳ないよな
まぁーでもここは学校だしクラスメートは30か40匹ぐらいか
そんなことを考えていると耳の近くからメスの声が聞こえた。
「ねぇー、はやくしないと授業が始まっちゃうよ!」
声のした方に目を向いてみるとプニプニとした液体がいた。
なんだコイツ?俺の運命の相手探しを邪魔するのか?
俺はナメクジだぞ!ヌルヌルなんだぞ!
お前みたいなプルプルしたような奴は・・・あれ、かわいい!
これはなんだ?違う生物だからか・・・・意外とかわいく見えてしまう、あれか!!
ヤバい、とにかくヤバい!俺の運命のナメクジがメスのナメクジがよー綺麗で可愛い!
俺の運命の人がよー
こんな奴に・・こんなプニプニした奴に俺の人生とられてたまるかー!
キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが鳴った。
(くそっ!あいつのせいで遅れやがった。倍にして返してやっからよ!覚えてやがれ)
いつもギリギリで遅刻回避すんのに、お前のせいで遅れただろうが・・・・てくてく
「おいっ、遅いぞ早く席に着け」
先生に叱られただろうが、あいつイラつくなー・・・どこにいんだよ?周り見渡してもどこにもいねぇーなー
あっ・・・・(いたわ・・隣におったわ・・・)
「やっぱり遅れたね」
にこにこしながら言ってきた。コイツぶん殴ろうかな・・・
だがしかし、こんなことで怒っては紳士糞野郎に傷がついてしまう。
自称、紳士いい野郎に評判が悪くなれば俺の立場も危うい…
ここはまずは平常心、平常心、心を落ち着かせて対処しよう。
「ああ、今日は遅れてしまったよ。先生にも叱られたし、次は遅刻しないように気をつけないといけないね」
「そうだね、でもいつもは遅刻してなかったよね。今日は調子が悪いのかなぁー」
会話を言い終えた後、首を横に傾けて、目を斜め上に向いて考え事をしているみたいだ。
そしてプニプニとした奴は最後にニコニコと無邪気に笑っていた。
くぅ~~可愛いんだか、憎たらしいんだかわかんねぇーなー・・・だけどぶん殴りてぃー
バンバン書きます