ゲームをします♪
キーンコーーンカーンコーン!!
「っ!?」
突然チャイムの音が、大きくなった。
耳をつんざく大きさに耳を抑える。
だが、それでもぐわんぐわんと耳の中で反響していた。
周りを見ると、みんなもそれぞれ辛そうな表情をしながら、耳を抑えている。
……二十秒くらいたっただろうか?
手を離してみるともう音はなってなかった。だが、まだぐわんぐわんと反響していた?
なんで突然こんな大きい音でなったんだろう?
と、その時
「みなさんこんにちわ♪」
「?!」
放送のスピーカーから声が流れた。
声は変声機でも使ってるのか、甲高いウケるー。
「この学校は、私達が乗っ取りましたー♪」
……は?どういうこと?
少しの悪気も感じられない、
明るい声。だが、それがむしろ怖い。
「のっとったって?」
「どういうことだよ?!」
「誰なんだよ!?あいつは?!」
教室が不安と恐怖でざわめく。
そうしてる間にもあの声が流れてくる。
「これからみなさんにはゲームに参加し てもらいたいと思いまーす ♪
あ、拒否権はありませーん♪」
……ゲーム??
突然なにを言いだすのか……
だが、とてつもなく嫌な予感がする……
「今から学校におばけを配置します♪
そのおばけから逃げきり、無事に学校から脱出できたら、ゲームクリアー♪
おばけに捕まったら……
ゲームオーバーだよー♪
あ、校舎の鍵はあかないからね♪
謎をといて開けてくーださーい♪」
おばけ?ゲームクリア?
もっと意味がわからなくなった。
「何なんだよ?!」
「家に帰りたいー」
みんなも戸惑っていた。
そういえば……
「先生は?!」
先生に言えば何とかしてくれるかも!
しかし、
「先生はーー全員一足早くゲームオーバーしました♪」
思った突然、非情な声。
「先生達おとりになろうとするんだもん、当たり前だよね♪
まあ、それはどーでもいいから、
そろそろはじめるよー?」
全然心構えとかはしてなかった。
それはみんなも同じだろう。
ある人は怯え、ある人は泣いていた。
だが、そんな私達にはおかまいなく、
「ではではー、ゲームスタートーー♪」
明るく、楽しそうにその声の主は言った。私達がどれほどの不安にかられてるかも知らないで。
その言葉を言われた瞬間。
「きゃーーーあああああああああああアアアアアア!!」
クラス、いや学校中に悲鳴が響きわたった。




