登場人物と用語解説
☆★登場人物★☆
【坂上達也(=クリストファー・リヴィエール)】
主人公。ゲームを連日徹夜でやっていたところ急激な眠気に襲われ、気が付くと異世界で幽霊として転生(?)されていた。
すぐ近くで死んでいた赤子、クリスの身体を乗っ取ることで異世界に顕現。
「思いついたら即実行」の精神をもつ。
達也の能力として、魂の抜けた身体なら完全に乗っ取ることが可能である。
そうでない場合は、個人差はあるが数分程度で限界が来る。
クリスの母、セレスティアの身体を乗っ取って魔素の溜め方と魔法の発動法を理解。
魔素吸収における副作用である疲労を抑えるために水中で魔素を吸収する方法を編み出す。
また魔力を胸にある魔蔵器に溜め込むのではなく、通常の1/20にまで圧縮したものを体内に細胞レベルで貯蔵する方法をとることで大量の魔力を溜めることに成功。
更に、後日オリハルコンの杖を入手(購入)し、杖の性質(魔力増幅率10倍)を利用した魔力貯蔵法を実践することで飛躍的に魔力量を増やすこととなった。
ラルフ、レティの指導により魔法の基礎と無詠唱魔法を習得。
一章終了時、クリス2歳。
【レティ】
身長135cm。人族とエルフの混血
だがエルフの血の方が濃いようで言われないと分からない。
見た目は10歳程度の少女だが実年齢は20歳。その為口調は丁寧。
時折、勘違いをして間違った方向に突っ走ってしまうことも。
ハーフエルフの為、周りから忌み嫌われ故郷を追い出された。
ヴィッシュでは出自を知るものが信頼のおけるごく僅かな教師しかいないため、人種差別を受けることはなかったが、今度は魔法の才能を妬まれ同級生や上級生に無視や嫌がらせをされていた。
ラルフの推薦でクリスの家庭教師になる。無詠唱魔法の使い手。
【アレックス・リヴィエール】
クリスの父、25歳。
リヴィエール家は騎士からの成り上がりで下級貴族だが、クリスの前だとその威厳もなくただの親バカになる。
権力争いには興味がない様子。
魔法力があるのかは今の時点では不明である。
【セレスティア・リヴィエール】
クリスの母、18歳。親バカその2。
治癒魔法を扱うだけの魔法力があるのは確認済み。
一章の後半は出番がなく空気に・・・。
【エミリー】
リヴィエール家に仕えるメイド。クリスの誕生に合わせてメイドとして働きだした。
致命的なミスによってクリスを死なせてしまったが、達也がその身体を乗っ取って息を吹き返したため厳罰を与えられずに済んだ。
魔法力は初級以上であることが確認済みである。
一章の後半はセレスティアと共に空気的な存在に。
【ラルフ】
王国立ヴィッシュ魔法大学の教授、26歳。
アレックスの幼なじみ。格闘家のような体格だが魔術師であり、その魔法力は絶大。王級魔術師の称号を持つ。レティがハーフエルフであることを知る数少ない人物の一人。
【ガルデル】
ヴィッシュ武具・魔道具専門店店長。年齢不詳のドワーフのおっさん。
クリスの才能を目撃し、リヴィエール家にオリハルコンの杖を売り付けた。
レティとは知り合いだが、レティがハーフエルフであることは知らない。
☆★用語解説★☆
【詠唱魔法】
呪文を唱えることで発動させる魔法。呪文を唱えるだけで自動的に発動できるので、魔力さえあれば簡単に扱うことができる。その代わり、各魔法に使用魔力量の制限があり、同一魔法を連射するのにも一回一回詠唱をしなくてはならない。
【無詠唱魔法】
詠唱魔法で自動的に行われる魔力操作を自分の意思で行うことにより詠唱をせずに発動させる魔法。詠唱を魔力操作を手動で行う分難易度は必然的に高くなるが、詠唱魔法における魔力量制限が無詠唱魔法にはないため高威力の魔法を発動することができ、連射もスムーズに行うことができる。
【魔力濃度】
魔法を発動するために必要な力の源である魔力の濃度のこと。濃度が高ければ高いほど魔法威力は大きくなる。
【魔法威力】
発動した魔法の威力。魔力量と魔力濃度に比例して高くなる。
【魔臓器】
空気中の魔素を魔力へと変換し溜めておくための臓器。魔力量の多さは魔臓器の大きさで決まると言われている。
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