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詩集  作者: 悠吟
1/6

「死にたい」



この世には「死にたい」がひしめいている。



「死にたい」はそう簡単に殺さない。


「死にたい」はがむしゃらにする。


「死にたい」は時に人殺しを謀り、


「死にたい」は時に妄想を駆り立てる。


「死にたい」は夢中の対象物である目標を狙って速度を加速させ




最後に「死にたい」は人を破滅に追いやる。





破滅の前に「死にたかった」自分にブレーキをかけることもできたなら、破滅しないで済むのに、


人は破滅に向かいたがる。


その衝動に慣れてしまう。


きっと、私にもあなたにもそんな部分がある。




ささくれたものがいつか癒えることを

信じているならなおさら恐れない。



しかし、「死にたい」はアクセルにはなってもブレーキにはなってくれない。



そのブレーキの作り方は、誰も教えられやしない。













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