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百不思議  作者: 上鍵心之輔
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大災害

町の中は平和だ。

別に何も大変なことは起こっていないし、被害も及んでいない。

だが、ある日、1つの地震が完全にそれを変えてしまった。

町の人はいつものように震度3ほどの地震を浴びた。

誰も何一つ思わなかったが、疑問に思い始めたのは数分後だ。

数分経ったのにまだ地震は続いていた。

それから15分後、まだ自信は続いていた。なかなか終わらない。

30分後にもまだ続いていた。

やっと止まったときには2時間立っていた。

地震はそこまでやばいことではないが、ここまで続いてしまえば町は騒ぎ出すだろう。

思った通り、町は大騒ぎだった。

小さな地震でも長いこと続けばいろいろと問題が起きる。

ニュースでも騒ぎは相次いでいた。

どうやら日本中で自身は起こっていたようだ。

一番騒ぎが小さかったのは東京だ。結構自身は多いからだ。

だが、それでもインターネットのソーシャルメディアでは騒ぎが終わらなかった。

仕舞いにはソウル大臣まで現れた。

だが、彼が言ったことは一言だけだった。

「えー、この地震は何も起きないでしょう」

それが原因でもっと大騒ぎになってしまった。

『ソウル大臣が一言で消えた!』

というたった一つの投稿に10万のスキが現れ、コメントはまるでオープンチャットのようだ。コメントが止まらない。

『いったい何を考えてるんだ?』

『さあ』

『嫌な予感しかしないな』

毎秒新しいコメントが泡われていた。

仕舞いにはその投稿を会社自身が消すことになった。

だが、違う人が投稿したところにまた集り、それが消えるとちがうのにたかる。

最後にはもうほっとかれるようになった。

だが、問題はそれで終わらない。

国中の山で山火事が起きたのだった。

止めるのにとても時間がかかったが、被害は少なかった。

だが、これも大騒ぎになった。

どこもかしこも、しかも外国まで届いてしまい、ツイッター中に広まった。

『今度は何だ?』

『タイトルを読んだのか?がけ崩れが起きたらしいぜ。しかも日本中で』

だが、それでもまだ自然は飽きなかったようだ。

今度は川の水があふれ始めた。この数日間で雨がざあざあと降った記憶はないが、どうやら振ったようだ。

だが、おかしいというのは人が作った川はすべてあふれているのだ。

まるでインターネットを騒がせようとするためにやっているかのようだった。

その次には大雨が降り、本当のあふれが起きた。

その次には津波が起きた。

これはそこまで届かなかったが、日本を360度全体から一気に押し寄せてきたので船は全てダメになってしまい、少しだけ町の端に被害が及んだ。だが、死人は0人だった。

それからは噴火、雷、夏なのに雪などのようにおかしなことは無限に起こった。

だが、その後にはずっと何一つ起きなかった。

人々がそのことをだんだんと忘れてきていた時に一番大きなことが起こった。

誰一人として予想していなかったことが。

全てが一気に起こったのだ。

日本が崩壊するように。

津波、噴火、地震、大雨、雷、雪、がけ崩れ、水あふれ、今まで出会ったことはひとつ残らず起こった。

日本は完全に大騒ぎだった。

どこにいても被害はあり、日本から逃げないといけなかった。

どこもかしこも渋滞していて、ツイッターはこの話題が出回っている。誰かがほかの話題を出してもこの話題で埋め尽くされるのだった。

日本は崩壊した。それしかなかった。

だが、その中で1つだけ目にはいられなかった投稿があった。『自然』という名前で、こんな投稿だった。

『人間に勝った』

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