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百不思議  作者: 上鍵心之輔
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回答ポスト2

日本の中に貝日小学校という小学校がありました。その学校にはたくさんの不思議なことが起きるという言い伝えがあります。100個以上もあると予想されているため、百不思議の小学校とも言われています。

「なんなんだこれ?」ある少年は階段の下にポストを見た。壁に埋め込まれていて、まるでこの世から隠れているかのようだった。「ポスト?」彼は中を見ようとしたが、暗すぎて中が見えなかった。

『これは君に答えをくれるポストだよ』彼の後ろで誰かが話していた。「!?」彼は後ろを見た。だが、そこにはもう誰もいなかった。

「…」彼は考え事をした。「ってことは…」

完全的にカンだが、この中に悩み事や答えを知りたいものを入れるとその答えがわかるということかもしれない。

「前に一人の先生がごみを落とした子供をあっさりと見つけたって聞いたけど…これを使ったのかな、まあ、違うだろうね」彼はそのまま自分の席に行き、ノートの一部を破った。

「何がいいだろうなー…」考えてみたが、なかなか考え付くことができなかった。

これはもし本当ならばとても大事なものだ。そう簡単に手放すわけにはいかない。

「これはこうであれはこうで…」彼はラインが書いてある真っ白の紙を眺め続けた。


「んー…」

10分後…

「んーー」

20分後…

「んーーー」


気が付くともう30分も経っていた。「よし、あれにしよう!」彼は30分もかけてやっと決めた。彼が書いたのはこうだ。

「将来の嫁は誰ですか」とても単純なことだが、将来のことはとても大事だ。知っておく買いがあると判断したのだ。

「これに入れればいいのか」彼は恐る恐ると入れた。

コトン 小さな音がし、中に紙が入った。

だが、ない1つ起こらない。「やっぱり嘘だったのかな」

そのまま歩いて出ようとすると、もう一つ、音が聞こえた。


コトン


おかしい。誰もポストの前には立っていないし、紙はもう中に入っているはずだ。この音はあの中から聞けるはずがない。

とりあえず開けてみると、そこには封筒があった。入れたのは紙だ。封筒ではない。

彼はその封筒をとった。そこにはもう、彼が入れたはずの紙がなかったがない。

その封筒の表には文が書いてあった。普通なら送り主と送るもの、なんかわからない数字などが書いてあるはずだ。

だが、これには文が書いてあった。誰の名前でもなく、数字が並んでいるわけでもない。

そこにはこう書いてあった。


3組に行け。

左後ろに立て。

黒板を向け。

左に動け。

前に動け。

左に動け。

前に動け。

前に動け。

右に動け。

右に動け。

後に動け。

左に動け。

左に動け。

左に動け。

後に動け。

後に動け。


彼は3組まで行った。左後ろというのは黒板から見た方角だろう。さもないと初めに左の席に移ればかべにつっこんでしまう。

そのまま指示に従い、最後まで来た。「ここって…」立っていた場所は学年優秀、学級委員長を務めていて、美人でもある。一番の人気者の席だった。彼が恋に落ちたたった一人の女子だ。

「まあここなわけないか」

だが、彼は何回試しても同じ場所についた。

「ってことは本当に…」その時、彼はあることに気が付いた。

これは封筒だ。中に何か入っているかもしれない。


開けてみるとそこには1枚の紙が入っていた。

まさしくも彼がポストに入れた紙だ。だが、今回は真反対に折りたたまれていて、何かが書いてある。

開いてみるとそこには一つの文が書いてあった。


努力をすれば、恋人と結ばれる。

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