表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
百不思議  作者: 上鍵心之輔
26/52

ただの小説家

日本の中に貝日小学校という小学校がありました。その学校にはたくさんの不思議なことが起きるという言い伝えがあります。100個以上もあると予想されているため、百不思議の小学校とも言われています。


今日の教室はザワザワと騒がしかった。ある小説家が新しい小説を出したからだ。その小説家は色々な小説を小説専用サイトに出していて、本として出版することも提案されたがすべて拒否していた。誰一人その理由が分からないが、拒否されたのではどうにもできないのでその話はそこまで話題にならなかった。

「この小説面白かったね、最後にはビルが真っ二つになって崩れ落ちるなんて。しかもそのビルでは殺人事件があったって」新しく出た小説は今、学校で話題になっているのだった。

だが、その小説火にはある裏があった。


「犯行者を見つけました」ヘリコプターに乗った警官があるビルにいる犯行者を確認した。

その犯行者はビルに入ると拳銃をもって1人打ちまくったのだった。もう25人の命を奪っている。

「よし、直ちに突入せよ」警部長の命令により、警察官が50人ほど突入した。「見つけたぞ!もう逃げ場はない、おとなしく連行されよ」警察官が犯行者の周りを囲んだ。「それはどうかな」

男はにやりとし、中を投げ捨てた。「神に命を!」犯行者はそういうとムなポケットからボタンを取り出した。「取り押さえろ!」360度全体から警官がとびかかったが、ボタンを押す方が早かった。ビルに仕込まれていた無数の爆弾が一気に爆弾し、ビルが斜め半分に分かれた。上の部分がずるずると落ち始め、50人ほどの警官と犯行者をまとめて下敷きにしてしまった。その中でも生き残ったのはたったの0人だった。

「こ、これは…」その状況を目撃した人間はまるで悪魔を見ているかのような目で崩れ落ちたビルを眺めていた。「あの小説と同じことが起きているじゃないか…」さっき話していた小説家の小説に書いてあったことが全くおんなじように起きたのだった。

「そんな馬鹿な…」男は後ろを振り向いて走っていった。


他にも同じことは起きている。1つの話では日本でない場所のことが書かれていた。

ある国で半径7.5㎝のダイヤが見つかり、皆が大喜びしている話だ。そしてその話は全く同じようにブラジルで7.5㎝のダイヤが見つかったのだった。話と同じように1㎞下に掘ると見つかったのだ。そのニュースが日本に届き、皆は驚きに包まれていた。「これは一体…」人々はその小説火の名を知らなかった。彼は一切宣言しなかったからだ。サイトでの名前も匿名Sと名乗っていた。なので皆はその小説火を『未来予測者』と呼び、次の小説を待っていた。しかし、次の小説は1年たってから出てきた。その小説はまるで百科事典のようだった。色々な事件が書いてあり、警察はそれを使用して何個かの事件を解決することができた。しかし、それにはいつ起きるのか、何は何時に起きるのかという大事な情報が書いてないため、何かの事件が起きると毎回すべてを見なくてはいけなくなった。なのでRAC999というユーザーがそれ専用のサイトを作った。始めは普通の小説家だと思われていた人が未来に起こることを予測する小説家と変わっていったのだった。

そして今はもう約50年分の情報は出していたのだった。しかし、ある日、未来予測者は投稿を止めた。最後に出されていたのはこれだ。

『誤満念語、神留依歯亡美琉。』皆は一体この暗号がどんな意味を示しているのかが分からなかった。分かったのは3年もたってからだった。実際にはとても簡単なことだ。

誤満とは5万

念語は年後

神留依は人類

亡美琉は滅びるだ。

答えは…

『5万年後、人類は滅びる』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ