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百不思議  作者: 上鍵心之輔
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幻覚デス

日本の中に貝日小学校という小学校がありました。

その学校にはたくさんの不思議なことが起きるという言い伝えがあります。100個以上もあると予想されているため、百不思議の小学校とも言われています。

普通の妖怪ならいい妖怪ばかりいますが、あるグループだけは、いたずら好きですそのグループの名前はまだわからいませんが、みんなは『ゴースト』と呼んでいます。どうやらある人がそう呼んで、それを気に入った人たちが広めていったということらしいです。そのゴーストは最近見かけられなかったが、今日、急に活動開始したらしい。この妖怪は、その中でも最低な方だ。


暗いよ怖いよ、何も見えないよ、助けて…


僕は真夜中に森を迷っていた。

こうなったのは今日の昼のことだ。


僕はある公園でボールをけったりして遊んでいた。

僕の名前は派凪 健太。僕は小1年、もちろんこんなには分かるはずがないが、文字を1年生のように書くと読みにくくなるので、もっとわかりやすく書いてあるということだ。

僕はボールをけると、ころころと転がりだした。

止まらずに、僕は迷いもなく、追いかけていた。

パパとママ(お父さん/父とお母さん/母)が呼んだが、僕は追いかけることに集中していたため、僕を呼んでいる声が聞こえなかった。

追いかけると、森に入った。森というか実際では大きな山の麓だ。森は木が茂っていたが、ちょこちょこの穴から光が入ってき、周りを見ることは余裕でできた。

しかし、おかしいはずだ。山の麓ならボールは僕の方向に転がってくるはずだ。なのに、重力を逆らっているように坂を登って行っていた。でも、何も知らない未熟な僕がそんなことを気づくわけない。僕はひたすらボールを追いかけた。ボールはまるで自我があるように、少しずれながら木と木の隙間をすり抜けていた。もちろんそのことも知らないため、ただ追いかけていた。

ボールはなぜか僕と同じ速さで固定されているようだった。普通ならボールは坂を転がり落ちるとき、だんだん早くなり、最後には人間の足では追い付かなくなるはずだ。

しかし、このボールは違っていた。まるで僕についてきてほしいように僕と同じスピードで登っていた。

僕は何も考えていなかった。もちろんボールを取りたかっただけだ。

すると、ボールが曲がった。右へ左へとバラバラに。

数分経つと、ボールがピタリと止まった。

ボールを拾おうとすると、ボールが手をすり抜けた。言い方を変えると、手がボールをすり抜けた。

何回掴もうとしても、掴むことができなかった。

そう。このボールはずっと幻覚だったのだ。坂を下りていた時に、入れ替わったのだろう。

僕はそこに座り、ぼーっとしていた。そこで、僕はあることに気が付いた。

帰り道が分からない。どこを見ても同じ森(山にある木)ばかり。空を見ると、日が暮れて、少しオレンジ赤く見えた。

僕はまだ幼かったため、何をしたらいいのかわからずにへたへたと少し湿った土の上に座り、泣いていた。

すると、遠くで女性の声が聞こえてきた。お母さんだ。お母さんが探しに来てくれたと、僕は信じた。

少し経つと、木と木の隙間からお母さんがピョッコリと顔を出した。

僕は「ママ!」と喜びの叫びを出し、お母さんの方に走り出した。

しかし、お母さんの方になかなかたどり着かない。まるで前に進めないような感じだ。でも、周りを見ると、木は動いているため、自分が進んでいることは分かる。

しかし、なかなかお母さんの所にたどり着かない。気が付くと、お母さんは消えていた。

「ママ?ママ…」僕は走ったので疲れきって、そこに後ろから寝転がった。

なぜ見つからなかったのだろう、なぜ前に進んでいるのに、お母さんの場にたどり着かなかったのだろう…なぜだろうか…

僕は少しの間さまよっていると、少し上がっている山の上に1人の人を見た。というか人ではない。完全に黒い服で体中が覆いかぶさっていて、青にはとんがった口のマスクを着けていた。その中で一番怖かったところは、もっているものだ。手には大きな鎌があった。それはまるで死神が持っているような鎌だった。

もちろん僕はまっすぐとそっちに歩いて行った。ちょこちょこと。

死神はこっちを見てきた。目は完全に黒く、見えなかった。その死神は少しずつ、歩いてきた。

その死神は鎌を振り上げ、降り下ろした。

気が付くと、地面にが横に見えた。

さっき、鎌を降り落とされて死んだはずなのにまだ意識があった。

どうやらただ気を失ったらしい。僕は立ち上がり、何事もなかったかのようにありきだした。

しかし、いくら歩いても同じ景色だ。何もかもが。同じ木の同じばあしょに同じ鳥が止まり、同じ時間後に飛んでいく。

風も、同じ場所で拭いていた。まるで何もかもが無限ループになっているかのようだった。

しかし、そのことには気づかずに、もっと歩いた。

それから数分。歩いていると、だんだん暗くなってきた。

僕は、昔、夜に怖い思いをしたので、夜になると、すぐに寝ることにしていた。

しかし、今回はそうはいかない。

ベッドがないからだ。

しかし、寝ることしかできない。

僕は仕方なく、地面で寝ることにした。


次の日、僕は起きると、ベッドにいないことに気づき、ここはどこだ?と思った。

すぐに森の中にボールを追いかけてさまよいこみ、何かが起きてここにいたことを思い出した。

僕はお腹がすいていた。お腹がなったが、そこらへんには食べ物がなかった。

お腹がすいたと思うと、前にリンゴが出てきた。もちろん切られている。

それを食べると、お腹が膨れるほどいっぱいになった。

普通ならそんなには膨れるはずがないのにどうしてかは分からないが、僕はリンゴを食べ、満足していた。

それから長いこと、さまよっていた。


僕の親は、警察を呼んで、森を探索してもらっていた。

お母さんは泣いていて、それをお父さんがなだめていた。

「必ず見つかるよ。」と。

次の日、1人の警察が森を探索していると、1人の子供を見た。

それはもちろん僕だ。

しかし、様子がおかしかった。完全におかしかった。

肩には切れ目がついていて、完全に冷たくなっていた。

それを他の人に伝え、そこら辺を検査をすると、あることが分かった。

警察は親に子のことを報告した。

「お悲しいことですが…あなたの息子さんは昨日、森の中で死にました。死神に。」

どうやって分かったって?それは簡単だ。周りを見ると、1つの足跡しか見つからなかった。それは僕の足跡だけだ。

それじゃあ殺した人は誰だ?ということになる。そうすると、空からすることはできると思うが、何も飛んでいることを目撃されていないし、トラップも仕掛けられていなかった。

足跡をつけずに殺すことができたのは妖怪だけだ。しかし、妖怪は殺しはほとんど犯さないはずだ。それでは全く情報のつかめていない死神しか可能性はないといえる。それは僕の切り傷だ。それはまるで刀や鎌で切られたようだった。今までで人間たちが死神を見たのは、必ず黒い服で体を完全に隠していて、とがった口のマスクをつけていて、「鎌」を手には持っていた。

そう。死神に斧を振り落とされた時から、僕は死んでいたのだ。どうやら「霊」というものになり、これからずっとこの森をさまようことになったらしい。

親は僕を墓に埋めて、泣いたとさ。

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