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「ソーセージ猫の話」の、ソーセージ猫です。読んで頂けると嬉しいです。8話くらいを予定しています。
「ねぇ、ガーコ、あの子って誰?」
猫は、ふと思った。
その子は、手足が長くて、お目めくりくりで、茶髪の長い髪が腰まである、とても愛らしい女の子だ。今までずっとここにいたかの様に、自然に仲間と打ち解けている。
でも変なのだ。
だって、猫は初めて見た。
「何言ってるのよ、猫。あんた頭おかしくなったんじゃないの? リリカじゃない。」
ガーコは呆れて猫に言う。
「、、リリカ?」
猫にはさっぱり思い浮かばない。
ポカンとする猫を見て、ガーコはいよいよ心配になった。
「ちょっと猫、あんた本当に大丈夫なの?」
その時、リリカがこちらに気付いてやってくる。猫は身構えた。
「ガーコちゃん、猫ちゃん、何のお話しているの?」
「それがさ、猫ったらね、リリカの事が分からないんですって。リリカも何か言ってやってよ。」
「えっ? 猫ちゃん、私の事、忘れちゃったの? ひどい、、、」
リリカが泣き出し、他の仲間が集まって来る。
「リリカちゃん、どうしたの?」
リリカを心配しながら、ちらちらとした視線が猫に刺さる。
猫はいたたまれなくなって、逃げるようにその場を後にした。
ベットの下で息を潜めていると、なんとリリカがやってきた。
猫はハッとする。
リリカは笑顔で近付いてくるけれど、猫にはそれが気味悪く感じた。
「猫ちゃん、こんな所にいたのね。」
リリカは猫の正面にしゃがんで、目をじっと見てくる。猫は目をそらしたくて堪らなかったけど、顔も、目も動かなくて、そらすことができなかった。
「私はリリカでしょう? 猫ちゃんのお友達でしょう? 私はリリカでしょう? 猫ちゃんのお友達でしょう? 私はリリカでしょう?、、、」
「あなたはリリカちゃんで、あたいのお友達、
あなたはリリカちゃんで、お友達、、、」
猫がぼそぼそと呟くのを確認して、リリカはほくそ笑んだ。




