表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺と! くろの! 我らもとうとう3年生  作者: ぽっち先生/監修俺
85/118

俺と! くろの! 異世界転生って死ななくては駄目なのか?コーナー

俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは物語の基本設定です。


あーっ、異世界転生モノを読んでいて、ふと思ったんじゃがな。なんで異世界に転生するのに現世で死ななくてはならないんじゃ?


・・、くろ様。テンプレって言葉、知ってますか?


定型とか言う意味じゃろう?モノを量産する為の金型となるものじゃ。


はい、大体合っています。つまり最初に手本となったテンプレ作品において、主人公が異世界に転生した時の切っ掛けが現世での『死』だったんですよ。だから以後、みんなはそれに倣っているんです。


えーっ、仮にも創作物である物語の設定がそんな事に縛られてよいのか?現実では面倒で試したくもない事を、さらりとやってのけるのが物語の真髄ではないか。なのにそんな前倣えな風習に縛られていては、物語の幅を自ら狭める事になろう?


くろ様、地雷原を歩く時は、前に歩いている者の足跡をなぞるものです。


いや、じゃからそれじゃと前の者が歩いた方向にしか進めぬではないか。


当然です、だって地雷原ですから。前に歩いた者の足跡は安全なんですよ。ここで下手に別の方向へ歩こうとすると爆死します。


しかし、ならば何で最初のテンプレの原形作品は『死』を選んだのじゃろう?別にトンネルを抜けたら異世界だったでもよかろう?確か『千と千尋の神隠し』はそんなじゃったぞよ。


くろ様、小さい子も観る映画で主人公を交通事故なんぞにあわせられる訳がないでしょう!真似する子が出たらどうするんですかっ!


あっ、それもそうじゃな。となると、ここの読者って物語と現実の区別がつく大人と言う事じゃな。


それもまた嫌味っぽいですけど、まぁ、そうです。でも、それだって対策はされていて、小さい子に読ませたくない内容は『R-15』指定をしなくてはいけません。ぽっち先生はそれを怠って作品を1本、運営に削除されたんですから。


あれはお主がはしゃぎ過ぎたからであろう?


まっ、その事は置いといて下さい。今日は転生の話です。


転生と転移の違いって、異世界の赤ん坊から始めるか、そのまま死んだ年齢から始めるかじゃよな?


そうですね、多分そうです。


アニメ的には話が早く進むから転移が優勢のはずじゃ。あっ、『幼女戦記』は転生か。しかも性別までチェンジしておった。あっ、『転生したらスライムだった』は生物区分すらちがっておったな。そうか、人格だけを移したい時は、転生が便利なのか!


そう言われればそうですね。『蜘蛛ですが、なにか?』も中身女の子ですけど、外見は蜘蛛ですもんね。


あれ?でも我は読んだ事がないが悪役令嬢モノはどうなるのじゃろう?あれって転生じゃよな?でも赤ん坊時代の話なんぞ書いていては話が進まぬのではないか?


どうなんでしょう?あらすじを読んだ限りでは大きくなってから気付くようなギミックになっているみたいですけど。


そうか、ふむっ、みな色々考えておるのじゃのぉ。しかし、あれじゃな。ここで人気になった作品って、基本終われないから元の世界の事なんぞ書く必要がないんじゃな。だから後腐れがないようにみんな『死』から始めるのかも知れぬ。


そうなんですか?でも書きようによっては主人公の『死』から始まる元の世界のドラマもあると思うんですけど?


あーっ、ないない。じゃってここの作品って大抵一人称だもの。主人公の知りえぬ情報は書けぬのじゃ。そもそも主人公が死んでしまった世界の話なんぞ書いても意味があるまい?まぁ、作者が書きたければ書けばよいが、読者はついて来ぬと思うがのぉ。いや、やり様によっては新展開が期待できるか?むーっ、じゃが摺り合せが難しいかも知れぬ。まず、ぽっちには書けぬであろう。


そうですねぇ、『死』は当事者にとっては、そこがエンドですけど、残された者には通過点でしかないですからね。そのふたつを絡めるのは大変です。そう考えると元との繋がりを切れる主人公の『死』から始まる転生はやっぱり書き易いんでしょう。


繋がりを断ち切るのか・・。これもまた時代の流れなのかのぉ。


若い人たちには未来がありますからね。後ろは振り向かないんですよ。


それもなんじゃかなぁ。


-お後がよろしいようで。-

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ