俺と! くろの! 3人称はお子ちゃまには難しいコーナー
俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは語り部です。
さて、今日はまたまた書き方口座の番外編である。
くろ様、『口座』じゃなくて『高座』です。
うわっ、ボケを上塗りされた。しかも『高座』って落語系用語だからクオリティーで負けた気がする・・。
ふっ、この程度のボケを潰す事など昼飯後ですよ。
わーん、我の定番ボケまで使われたぁ~!もしかして我って死ぬのか?今日で最終回?
なんでボケを潰されたからって終わんなきゃならないんですかっ!
いや、ちょっとボケただけじゃ。
くっ、ボケ返しでしたか。やられた・・。
にょほほほほっ、ボケ合戦なら負ける気がせんな。特にお主相手だと。
はいはい、降参です。さて、それでは本題に入りましょう。
あーっ、3人称についてじゃな。まぁ、確かにお子ちゃまには3人称は難しかろう。なんせやつらってお友だち間の話し言葉しか知らんからな。会話と会話の間の説明文ですらお友だち口調でないと書けぬはずじゃ。
ん~っ、そこまで断定しちゃうのもどうかと思いますが、確かに読み手によっては駄目出ししてくるかも知れませんね。
じゃろ?よく見るのが文末を『~と言った』とか『~した』とかで続けてしまうやつじゃな。
そうですね、別に悪くはないのでしょうけど読み手としてはもうちょっと変化を付けて貰った方が読み進め易いはずです。
後、1人称と3人称の、地の文の一番の違いは主人公が説明するか第3者が説明するかだと思うんじゃが、基本3人称の説明者って堅いからな。これって、お子ちゃまが一番苦手とする表現であろう。
まぁ、それは仕方ないんじゃないんですか。3人称の説明者って個性があると物語の中のキャラクターたちと被ったりしますからね。3人称の説明者はできるだけ空気のような存在じゃないと邪魔になるんですよ。でも基本3人称の説明者って作者自身ですから、お子ちゃま作者だとそれこそ『地』が出ちゃうんでしょう。
まっ、どちらにしても読み手に違和感がなければ構わぬのじゃがな。しかし、読み手とは千差万別じゃ。全ての読み手を満足させる技法はない。そうゆう意味では、お子ちゃま文もこの投稿サイトの読み手には合っていると言えなくもないのかも知れぬ。
読み手側の理論からするとそうかも知れません。でも書き手側にしてみると結構悩むところなんじゃないですか?ここって、まず読んで貰わないと話が進まないシステムになっていますから。
あーっ、ポイントじゃな。しかし、その件に関しては人称よりまずタイトルじゃろう。だからその話は無しじゃ。話がずれるからな。
おっと、失礼しました。で、話を戻しますけど、一部の作者さんたちに3人称で書くのが嫌われるのってキャラクターたちの心情を書き表すのがストレートに書けないところだと思うんですよ。
そうじゃな、出来ぬ訳ではないがちと技法が必要となる。よくあるのが、心情とか心の声部分を()で括るとかじゃが、これとて誰の心情かを書き足さねば読み手が混乱する場合がある。作者自身は当然判っておろうが、読み手によってはそこまで読みきれぬ事もあるであろうしのぉ。
でも物語にはテンポというものもありますからね。馬鹿丁寧にこれは誰の心情、これは誰の心の声などと書いては物語の進み具合にブレーキを掛けてしまいます。
そうじゃな、そう思わせない書き方こそがテクニックなんじゃろうが、これは色々な物語を読んで勉強せぬと身につかん。でも、ラノベだけ読んでいてもあまり意味がないのが盲点じゃ。
確かに。そもそもラノベって1人称で書かれた物が多いはずです。そうなると必然的にその文体がスタンダードになるはずですから、余計に3人称に対して違和感を覚えるようになるのかも知れません。
要は今まで自分が読んできた文章から脱却できぬのじゃな。特にお子ちゃまはピュアじゃからのぉ。自分の信じるもの以外を忌み嫌うはずじゃ。それ故、ますます3人称を否定するようになる。
そうですね、大人になると色々経験を積んで多様なものを受け入れる術を身に付けるんですけど、それってお子ちゃまたちから見たら妥協と感じるのかも知れません。まっ、確かに妥協なんですけどね。
うむっ、しかし社会を円滑に廻すには必要なスキルじゃ。これなくしては話し合いなどまとまらんからな。
でも3人称って主人公とかに思い入れがあればあるほど書きづらい技法です。
まっ、それは致し方あるまい。そうゆうやつは素直に1人称で書けばいいだけじゃ。人称などとは所詮は技法である。絶対などはないのじゃ。だらだらと書き連ねた3人称駄作より、ギンギンに研ぎ澄まされた1人称作品の方が読者の満足度は高いはずじゃ。
そうですね、でも1人称だからといって読み易い文章になっているとは限らないんですよ?
にょほほほほっ、それこそ書き手の実力が問われるところじゃな。さて、ぽっちはどちらに立っておるのかのぉ。
くろ様、そこでぽっち先生を出さないで下さい。泣いちゃいますよ、ぽっち先生。
己が立ち位置をしっかりと理解することも、上達する上において大切なファクターじゃ。これから目を反らしては高みになど上がる事は叶わぬ。
はいはい、そうゆう訳ですので皆さんも沢山色々な本を読んで経験を積んで下さいね。
-お後がよろしいようで。-




