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俺と! くろの! 我らもとうとう3年生  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 書籍のボリュームコーナー

俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは10万字の謎です。


のう、お主よ。よくここのエッセイで書籍化する時の目安は10万字というのを目にするのじゃが、あれって少し少ないのではないか?


そうですか?10万字あれば結構読み応えがあると思いますけど。


うむっ、我も確かにそう思っておったんじゃがな。でもこの前、ぽっちが何やら計算しておってのぉ。どうやら各種文庫レーベル事に1ページ辺りの文字数が違うらしいのじゃ。


ああっ、それは聞いた事があります。大体文庫だと、一番多いレーベルで1行42文字の18列で、1ページをフルに使うと756文字だそうです。逆に一番少ないのは1行39文字の16列で、1ページが624文字らしいです。


うむっ、それを基準にすると10万字って、ページに直すと133ページから160ページ程度と言う事になろう?如何にラノベと言えどもこれは薄過ぎるのではないか?


おっとくろ様、珍しく計算が合ってますね。


うむっ、これはぽっちに計算させたからな。


はい、お決まりの他人任せコースでしたね。でもページ数に関してはもっと別の係数が掛かってくるのですよ。それは1行辺りのギャップです。


ゲップ?


おしいっ!ここは切符とかキャップとかでボケて欲しかったです。ちょっと馬好きの方辺りならギャロップとか言うんでしょうけど。


くっ、なんかボケを手直しされると無性に恥ずかしいな。


さて、ここで言うギャップは原文における1行辺りの文字数と、印刷するフォーマットにおける1行辺りの最大文字数の差です。原文における1行辺りの文字数が、印刷フォーマットにおける1行辺りの最大文字数の倍数なら、ぴったり最後まで文字が配置できて余りがないのですけど、中々そうはいきません。


あーっ、よく言われる下がスカスカというやつじゃな。


はい、例として1ページ1行42文字18列の場合、全行5文字づつ余らせたら1ページ辺り90文字分のスペースが空きます。この空いたスペースがギャップです。


ふむっ、凄い場合は41文字分余らせる事もあるのじゃな。


さすがに1行でそれはないと思いますが、複数行に跨るような文章ならあり得ますね。


あっ!


えっ、いきなりどうしたんです?くろ様。何か思い出しましたか?


いや、今の台詞でも3文字使うんじゃなと思って。うむっ、確かに1行1文字だけというのは難しいのぉ。


いや、別に実践してみなくても判りそうなもんですけど・・。


つまりお主はギャップ分も考慮しないと正確なページ数は割りだせんと言うのじゃな。


はい、でも実際紙に印刷された文字数のギャップがどれくらいになるかは計算では出せません。でも感覚としては2割くらいと思っておけばいいんじゃないですか。あっ、デジタルデータなら簡単に出せますけどね。


そうなのか?


はい、面倒なので説明は省きますが、雑文児童文「11歳少年少女漂流記~僕らの夏休み」は11万文字ですけど、17行38文字/行で数えると243ページになります。因みにこれは人物紹介部分を削除した場合のページ数です。


ほうっ、11万字でもそこそこのページ数になるのじゃな。


もうひとつ、雑文ラノベ「二度目の人生は元の世界で~いや、死んでないからっ!~」の場合は10万8千文字ですが、こちらは同じフォーマットで数えると209ページです。


あらら、2千文字しか違わないのに34ページも減るのか。


はい、多分「少年少女漂流記」の方が台詞が多くてその分ギャップが多く発生したんだと思います。


つまり台詞が多い方がページ数は稼げるという訳じゃな。


一概には言えませんがそうだと思います。2行以上に跨って長々と喋っているのはあまり見ませんから。


となると、「二度目の人生は元の世界で」は台詞少な目で地の文が多いと言う事なんじゃな。


そうですね。地の文って説明文ですからどうしても長くなりますからね。


そうか・・、となると効率的に少ない文章でページを稼ぐには1行の文字数プラス1文字くらいの文章を大量に書けばよいのか。


その事になんの意味があるのか判りませんがそうなります。まぁ、文字数だけに目を向ければ1行の文字数の半分以下の文章を書いても同じですけどね。


あらら、それこそ下半分が真っ白な本の出来上がりじゃな。


わざと狙っている以外にはやる意味がないですけどね。


しかしこの前、北村 薫先生の文庫を読んだのじゃが、あれだって308ページじゃったぞ?お主の仮定を当てはめれば16万字じゃ。やっぱり書籍化10万字と言うのはラノベのみの常識なのかのぉ。


ん~っ、どうでしょう。まぁ、薄いよりは厚い方が読み応えはあるでしょうけど、但しその厚みが下半分をスカスカにした結果ではちょっとしらけますね。


我らのような台詞だけの文章は紙の本にするとそんなそしりを受けるのかのぉ。


大丈夫ですよ、くろ様は時々長々と語りますから。長過ぎて思わず途中で読むのを止めたくなります。


くっ、長い台詞は舞台などでは見せ場なのに・・。媒体が違うとこうも扱いが違うのか。


と言う事で、今後はぽっち先生も10万文字ではなく15万文字くらいを目安にして貰いたいですね。


いや、その必要はあるまい?じゃって紙の本に出来る予定などないのだからな。


くろ様、それは言わない約束です。


-お後がよろしいようで。-

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