俺と! くろの! 文章の限界コーナー
俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマはキンキンキンです。
今は昔。キンキンキンという戦闘擬音が話題になったであろう?
おっと、くろ様。今回はちゃんと時系列を合わせてきましたね。
うむっ、ぽっちに教えられたからな。取り敢えず時系列を合わせておくとボーナスとして不二の実屋のケーキを1個買ってくれる約束をしたのじゃ。
・・、くろ様って結構簡単だったんですね。私の今までの苦労はなんだったんでしょう・・。
うむ、人は自分の欲する物を手にする為なら何でもやるのじゃ。
くろ様、人じゃないくせにその理論で誤魔化すつもりですか?
あーっ、我ら子神は人間の真似を是とするからな。そこら辺への批判は受け付けぬ。
そうですか。そうですね、まぁ、言い合ったって全然面白い話題でもないですから止めましょう。では本題に入りますか。
やはりキンキンキンは一時の流行じゃったのではないかと思うのじゃ。その証拠に今はぐちょぐちょ、ぬるぬるぬが流行っておろう?
くっ、時系列を合わせてきたと思ったらそっちで攻めましたか。私がそんな訳ねぇーっ!と突っ込むと、絶対じゃな?本当に来年にこれが流行っていないと今の時点で断言するんじゃな?と返す気ですね。
これ、我の台詞を先取りするでない。おいしいところなのに。
未来予想は幾万もの不確定要素が絡んできますから断定できません。台風の進路予想を見たって判るでしょう?あれってスーパーコンピュータを使っているんですよ?それでも予報円は数日先だとあんなに大きくなるんです。
そんな専門的な説明はいらん。キンキンキンはもっと若者の内なるところに響いたからこその流行じゃったはずじゃ。額に『肉』と書いただけで大流行した漫画もあったじゃろう?
くろ様、その例えは『プロレス系』と『友達いない系』のふたつがありますから混乱を招きます。
えーっ、文章の前後をちゃんと読んでおれば『プロレス系』の方じゃと判るであろう?これを間違えるのは絶対にわざとじゃぞ。
そうかも知れませんが、悪意ある者に隙を見せては駄目なんですよ。彼らには言葉の意味など関係ないんです。騒げるかどうかが重要なんですから。
まっ、与党議員の失言に対する野党議員の突っ込みも同じようなものじゃがな。あいつら相手を土下座さして『ざまぁ』する事に議員バッチを賭けておるからな。
くろ様、政治なんてそんなもんですよ。誰しもが納得する答えなんで出せないんです。今は平和ですが、南の無人島を大陸の大国が占領なんぞしちゃったら、あっという間に世論は傾きますから。
そうじゃな。しかし、その話を続けたいのは山々なんじゃが、今はキンキンキンの方が面白そうなので話を戻そう。
面白いかどうかで話のテーマが戻るのもどうかと思いますが、正論ぽいのでそうしておきますか。で、結局キンキンキンの何がそんなに癇に障ったんですかねぇ。
それはな、キンキンキンで場面を思い浮かべれるかどうかじゃ。ここに作品を読みに来る殆どの読者にはキンキンキンで十分戦闘場面が思い浮かべられたのに、一部の者にはそれが出来なんだ。その劣等感がキンキンキンなどという表現は駄目だという攻撃材料になったのじゃと我は思う。
キンキンキンで戦闘場面を思い浮かべられる読者がいるんだ・・。
勿論、全員が同じ場面、同じ情景である必要はない。物語なんぞ結局読んだ者の想像じゃからな。じゃから読者が培ってきた戦闘場面を勝手に割り当てて補正する。それが出来ない、または面倒と思うやつらがそんな表現は駄目だと騒ぐのであろう。
ん~っ、ただ単にいい餌が話題になったから寄ってきたハゲワシもいるんでしょうけどね。でも、くろ様の説明も判ります。確かに文章における情景描写って読者にどうなっているか判ればいいんですものね。
そうじゃ。しかし、読者は我侭な怠け者じゃからな。長々と細かく説明されればくどいと文句を言い、短かったり、全く無いと手抜きだと批判する。じゃが今回の件はそのどちらでもないのが面白い。
どっちでもないんですか?
説明はされているのじゃ。キンキンキンとな。我らは面倒じゃから3つで止めておるが実際にはこれが何行にも渡った表現で表されておるのじゃろう。しかし、そのキンキンキン長さの長い短いで戦闘間合いや激しさを表しているとしたら、手抜きとは言えぬ。立派な戦闘場面描写方法のひとつに数えられる。
あーっ、屁理屈にも聞こえますが間違ってもいないような?
確かにキンキンキンだけで戦闘場面を書き表されるのは一部の読み手には辛かろう。しかし、そんなのは慣れじゃ。その内、キンキンキンのキンの字が幾つ続くかで戦闘状況の優越が判るようになれば、これ程優秀で書き易い表現はそうあるまい。
うへぇ、戦闘場面の数値化ですね。いやはや、それってステータスによる現状理解と変わらないですよ。
そうじゃ。だからこれはあくまでラノベジャンルにのみ通用するスラングである。一般文章でやるとかなり恥ずかしいな。
親父が若者言葉を使うより痛いですね。
うむっ、全く言葉とはあやふやじゃ。遠い将来、年始挨拶は多分『あけおめ』とか『あけよろ』と短縮されておるに違いない。
くろ様、それは既に使われていて市民権を得ています。
えっ、そうなの?
-お後がよろしいようで。-




