俺と! くろの! 比喩について考えるコーナー
俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは意図を汲むです。
のう、お主よ。我はこの前あるアニメで『泣いた赤鬼』について語っていた場面を観のじゃがな。まぁ、有名な作品じゃからみな内容は知っておろう。
くろ様、有名って言葉はどっちに掛かるんです?アニメですか?それとも『泣いた赤鬼』の方ですか?
ぱこんっ!
馬鹿もんっ!当然、赤鬼の方に決まっておろう!この国の民、1億2千人にアンケートを取ればほぼ全員が知っておるわっ!
おっと、具体的な数字を挙げずに誤魔化してきましたね。後、2千人は素で間違ったんですか?
えっ?どこか変か?あれ?3千人じゃったか?
くろ様本当に数字に関しては適当ですね。まぁいいです。で、今回は何を言いたいんですか?
うむっ、あのアニメでは主人公が異世界の者に『泣いた赤鬼』のストーリーを語っておったのじゃがな。そこで異世界人に感想を聞いておったのじゃ。
ほう、異文化における感性の違いを『泣いた赤鬼』を使って確認したのですね。心を揺さぶられれば自分と近いと感じ、関心を示さなければ自分とは異なる感情を有していると確認できます。相手の内面を知るには中々うまい方法です。
あれ?あの場面ってそんな意図があったのか?我は単に主人公が相手の女の子に、俺ってこんな物語を知っているんだぜ!と自慢しているんじゃと思っておった。
くろ様・・、いえ、アニメを別にどう観ようと観る者の勝手ですけど、一応作り手の意図くらいは察してあげて下さい。
しかし、あの作品とて小学校の国語の教科書か補助資料に作品が載ったからこその知名度であろう?それがなかったら如何にあの作品でもここまでみなに知れ渡ってはいなかったはずじゃ。
そうですね、そうゆう意味では将来教科書にアニメや漫画の有名作品が教材として載ってもおかしくありません。
○ムロ、いきまーすっ!
さて、この時主人公はどこへ行こうとしたのでしょうか?
1・戦場
2・便所
3・夢の中
ふっ、○クとは違うのだよ。ザ○とはねっ!
さて、この搭乗者は何をもって違うと言っているのでしょうか?
1・機体の色
2・機体の性能
3・所属組織が製作会社に支払った金額
くろ様、確かにガン○ムは名作かも知れませんが古過ぎます。せめてユ○コーンくらいにしておいて下さい。
なんじゃ、お主。伏字にするほどの事なのか?
いえ、別にそこまでする必要はないんですけど、用心に越した事はないですからね。また、別の人がこの例を持って勘違いしちゃうのも困りますから。
そうか・・、まっ、運営に迷惑は掛けられんからな。後は音楽なんかもアニメの主題歌が取り上げられているかも知れぬのぉ。立ち上がれ~、立ちあ・・。バチンっ!
あっ、これ!なんでマイクのスイッチを切るのじゃ!この歌はサビの部分がいいのに!
くろ様、今、自身で運営に迷惑を掛けてはいけないといった側からそれですか。権利モノは止めて下さい。
じゃって『泣いた赤鬼』って誰しもが知っておるから今更語る事など残っておるまい?
まぁ、そうなんですけどそれを言っちゃうと終わっちゃうので無理やりこじつけて下さい。
そもそもこれって昔話ではないよの?
はい、昭和だか大正だかに書かれた童話のはずです。すいませんが作家名は知りません。
ネットに繋がっていれば一発検索できるのにのぉ。
ないものねだりは止めましょう。wikiにはがり頼っているといざという時に困りますよ。
ああっ、受験の時に思わずネットで問い合わせてしまうやつが出ないとも限らぬからな。
随分古いネタを持ってきましたね。
んっ、ちょっと思い出しただけじゃ。しかし、話を戻すがあれは小説技法としても王道を模しておるよのぉ。
はい、そうですね。初めに赤鬼の鬼ゆえに叶わぬ夢を語っておき、そこに対応案を持ち出す。これで心清き読者は安心するのでしょう。
ああっ、よかった。うまくいきそうだと。実際予定通りの結果となり、赤鬼も人間たちも良かったとなる状況になります。
本来ならここでめでたし、めでたしとなるのでしょうが、これって訓話ですから最後に畳み掛けます。幸せとは他人の犠牲、もしくは善意によって成り立っていると知らしめるのです。
ただこれも語りかける年齢層によって受け止められるかどうか決まります。あまりにも幼い子にこの話を聞かせても青鬼の行動や、赤鬼の後悔の念は伝わらないでしょう。
だからあのアニメで『泣いた赤鬼』の例を出しても視聴者の半分には真意が伝わらなかったんじゃないですかね。なんせ、みなさんお子様ですから。
あーっ、終わったか?長々とよくも喋れるものじゃ。我は砂遊びの方が楽しいぞよ。
お前は幼稚園児かっ!
-お後がよろしいようで。-




