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俺と! くろの! 我らもとうとう3年生  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 読書感想文について考えるコーナー

俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは感性です。


くろ様、このエッセイなんですけどどう思います?


『感想文って何をどう書けばいいのだろうか』じゃと?こやつは何を迷っておるのじゃ?本を読んで感じ、想った事を書けばよいだけじゃろう?


まぁ、そうなんですが、学校で出された課題らしくて字数制限が課されているらしいんですよ。原稿用紙5枚とか。


ああっ、そうゆう事か・・。つまり制限に対して思い感じた事のボリュームが足りないのじゃな。本を読んでみて自分が感じた事を言葉に表すと数ワードで済んでしまうところを、2千文字近くのボリュームへ膨らます方法に忌諱を感じておるのじゃろう。いや~、青春じゃのぉ。自分の思いを口にするのが恥ずかしいのじゃな。


そうなんですか?青春期って主張の塊りなんじゃないですか?


そんな事はないぞよ。内にこもり自分を守ろうとするやつも沢山おる。そうゆうやつらは自分を晒すのを嫌うからな。ただ生きる上で周りとも協調せねばならぬから、偽りの自分を演じておるのじゃ。ところが、感想を書くなどと言う事は自分の思いを文章にする事になる。まぁ、芯の強いやつはその文章でさえ偽りの自分を演じられるのじゃろうが、中にはこの一線を越えられぬ者もいよう。仮面を被って守ってきた本当の自分をこんなところで晒したくない。しかし、語ってみたい衝動もあるのじゃ。その葛藤がせめぎ合い、どちらの人格で書けは良いか判らなくさせておるのじゃろう。


あらら、そんなに深刻な意味合いが含まれていたんですか。私はただ単に語彙が少なくて書けないんだとばかり思っていましたよ。


そうゆうやつも勿論いよう。しかし、そんなやつは必殺技を使うからな。読書感想文なんぞで悩む事はあるまい。


必殺技ってなんです?


コピペ。


ああっ、作品の部分ごとのあらすじを書いて、そこにちょろっと自分の感想を付け足すやつですね。確かによく見かけます。というか、小学生の読書感想文ってそれが普通でしょう。


じゃろ?しかし、小学生に原稿用紙5枚分ってちと多過ぎないか?一体どんな長編を課題に挙げたのじゃ?


江國香織か夏目漱石だそうです。


江國香織ぃ~?名前は聞いた事があるが小学生が読める作品なのか?


どうなんでしょう?残念ながら私の蔵書リストには名前がありませんでした。


そうか、では夏目漱石の方で話を進めようぞよ。しかし、夏目漱石の読書感想文なんぞ、今ではネット上にごろごろ転がっておるであろう?それをコピペすればいいだけじゃないのか?


学校の授業中に出された課題だと難しいでしょう。宿題にしてくれれば、それも可能でしょうけどね。


まぁ、そこら辺は先生も対応しておるじゃろうからな。しかし、原稿用紙5枚か・・。確かに時間内に書くのは大変じゃな。


そうですね、文字数制限だけでなく時間制限もあるとしたら緊張してしまう子もいるでしょう。先生にしてみればそのストレスに打ち勝ってルールに従って文章を書く能力を養って欲しいのでしょうけど、やらされる立場にしてみたら苦行なのかも知れません。


あーっ、まさに今時の子供たちじゃな。いや、別に昔も変わらぬか。隣で書き終わったやつの原稿用紙を取り上げて名前だけ書いたやつもおったぞよ。


くろ様、それは幾らなんでも話を作り過ぎでは?字面が違うから先生に気付かれますよ。


いや、絶対おったに違いない!これはガキ大将におけるテンプレじゃ!


ガキ大将っていつの時代ですか・・。まっ、それは置いといて感想文が書けないのは結局内面的要素でしょうから克服できますよ。勿論、正面から立ち向かった子たち限定の話ですけどね。


うむっ、敗者は常に阻害される運命なのじゃ。後から来た者に追い抜かれるのが嫌なら歩き続けよと角さん、助さんも歌っておった。


うわ~、例えが古過ぎるぅ~。


-お後がよろしいようで。-

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