俺と! くろの! ハイファンはeスポーツ?コーナー
俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。
さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマはゲームブック化です。
くろ様、私ふと思ったんですけど、この投稿サイトのハイファン作品を読みに来る読者ってRPGゲームのデモプレイを見ている感覚なんじゃないですかね?
あーっ、なんじゃったかな。eスポーツとか言うのと同じか。確かあれもプロのゲームプレイを観戦して楽しむ娯楽じゃったはずじゃ。
あっ、そんな感じです。くろ様どうしたんです?珍しく例えが的確なんですけど?本当にくろ様ですか?
「あっ、すいません。くろ様に言い付けられて今日だけヘルプに入った、私、相沢って言います。」
あっ、そうだったんですか、大変ですね・・、って!文字だけの表現だからって騙せると思ってるんですかっ!
でも一瞬信じたじゃろ?
いえ、本人が目の前にいるのに信じるもないでしょう。
読者の方は信じたのじゃないかのぉ。
そりゃ、信じますよ。読者にとっては、書かれた事が全てなんですから。だから推理小説は成り立つんです。
まっ、これにて掴みはOKと言う事で話を進めるとするか。
うわっ、くろ様に流れを抑えられてしまった。珍しい事もあるものです。本当にくろ様ですか?
「あっ、すいません。くろ様に言い付けられて今日だけヘルプに入った、私、相沢って言います。」
ボケも二度重ねると笑えないですね。
そうじゃな、笑いとは難しいものじゃのぉ。
はい、それでは本題に戻りたいと思います。ここの作品って、まぁ読者層が低年齢らしいので仕方が無いのでしょうけど、ゲーム的内容がウケますよね。その背景にはifがあるんだと思うんですよ。
ほうっ、ifとな。なんじゃ、それは?
つまり分岐です。あるストーリーがあったとします。小説だと、ひとつの流れがあって、最終的にひとつの結果に落ち着きます。でもゲームって、やる人によって色々な途中経過やエンディングが用意されているじゃないですか。
あーっ、そうじゃな。そして、そんな技法を取り入れた本もあったはずじゃ。
はい、ゲームブックっていうやつですね。作中に分岐箇所を入れておいて、読者に選ばせ流れを変えるやつだったはずです。ただ、小説でそれをやると文量が増えるんで、書く方は大変だと思います。
そうじゃな。しかし、そうゆうやつは壮大な内容は扱っていないはずじゃ。ふたつ、みっつのエピソードで完結するように仕組むものであろう。そうでなければ読む方も飽きるであろうからな。
まさにゲーム的読書ですね。
じゃがゲームという上位互換が存在しておる以上、ゲームブックはウケなかったのではないかのぉ。みなも、そんなものを読むくらいならゲームをするであろうからな。
どうなんですかねぇ。でもそれを言っちゃうと、ここのゲーム的内容の作品がウケているのが判らなくなります。
あーっ、それは単なる時間潰しであろう。じゃから10分程度で読みきれる連載スタイルが喜ばれていると、何かのエッセイで読んだ気がする。
10分かぁ、読書時間としてはちょっと短いですね。
ゲームだってそんなもんではないのか?我が今やっているマインスイーパーもそれくらいで自滅するぞよ。あれって本当に全部開けるようになっておるのかのぉ。
それはくろ様が設定を弄って地雷だらけにしているからです。デフォルトの設定はそんなに難しくないでしょう?
じゃって、デフォルトは簡単過ぎて面白くないんじゃもの。
はいはい、なら精々がんばって下さい。本題に戻りますよ。
あーっ、普通、物語とは自分が体験した事のない事を疑似体験として頭に叩き込んだり、はたまた、自分が興味を持ったモノの裏事情を知ろうとする為に読むものじゃと思うのじゃが、疑似体験もネタが無くなったのか、とうとうゲームまで自分でやらずにうまいやつらにのっかかって満足感を得ようとするようになったのじゃなぁ。
自己達成感ではなく、ゲームが颯爽と流れてゆく爽快感とその過程を楽しむ事が出来るようにみんながなってきたのでしょう。そうゆう意味ではeスポーツは観戦するスポーツと言えるかも知れません。そしてその感覚を良しとするなら、ここの投稿作品を斜め読みして楽しむのもありなんでしょうね。
もしくは重箱の隅を突っついて喜ぶのもな。
また、そっちに脱線ですか?駄目ですよ、もっと前向きな事に目を向けてください。
ここって、自分も創作してみようと思う気持ちを後押しするのには、立ち塞がる壁の高さが丁度いいのじゃよな。なんせ、みんな素人じゃから。同じような年齢や文章レベルの者たちが臆面もなく作品を晒している。ならば自分もやってみよう、いや、こいつに比べたら俺なんか忽ち人気になるんじゃないか?というような考えが浮かんでくるのに然程時間はかかるまい。
いや、くろ様。投稿している方の中にはプロの方もいらっしゃるみたいですよ?
本を出した=プロというのは、ここでは通用せん。それをプロと言っては、自主出版した者はみなプロと名乗れてしまうからな。本を出版して、且つ黒字になる売り上げを得て、且つ、次作の出版を続けている者だけがプロと名乗れるはずなのじゃ。
成程、eゲームに例えるなら、仲間内でどんなに強くても、大会で上位にならないと認めてもらえないと言うことですね。
えーと、ちょっと例えがよく判らんがそんなもんじゃろう。
すいません、ちょっとタイトルのeゲームに無理やりこじつけました。
ここでハイファンジャンルへ作品を投稿している者の創作意欲や動機って、ここの作品を読んで、俺も書いてみようかな?だと思うのじゃ。そしてそのような者たちは大抵ハイファンを読み込んでいるからそこそこの内容が書けてしまう。まぁ、出だしだけでその後が続かない者も中に入るらしいが、それもまた然りである。ゲームだって初心者には全面クリアするのは難しいはずじゃからな。
成程、アイデアは思いついても、それをどう転がすかが思いつかないんですね。
そうじゃ。ゲームなら向こうの方から対戦相手が来てくれるのじゃろうが、作者ってプレイヤーではなくて、マネージメントじゃからな。常に前へ前へとゲーム展開を考えねばならぬ。そこら辺が、ただゲームジョブをクリアしていくだけのプレイヤーとの違いである。
成程、読者と言う観戦者から、作者というプレイヤーになったはいいが、実はプレイヤーってマネージメントも必要だと言う事に気付かなくて自滅しちゃうんですね。
まっ、見るとやるとでは大違いと言う事じゃな。でも安心せい、ここってそんなやつらの溜まり場じゃから。観戦者として楽しむだけならいつまでも遊んでいられる。でも、多分飽きるであろうな。でもそれが成長とも言える。CPU相手の対戦に飽き足らなくなったなら次のステージに移ればいいだけじゃ。ゲーム界隈ではそれが『eゲーム』として用意されていると言うことであろう。
ここではそれが読者から作者になるという事なのですね。
そうじゃ、そして勝ち抜けば勝者である。まっ、大抵は勝てぬであろうがな。
勝者は常に一握りですものね。
-お後がよろしいようで。-




