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俺と! くろの! 我らもとうとう3年生  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! 描写が足りない?コーナー

俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは作品の場面説明です。


はぁ~、なんでぽっちの書く台本はいつもこんななのじゃ?これではどう演技をすればいいのか判らないではないか。


くろ様、今回はなんか雰囲気が違いますね。何があったんです?


んっ、いやのぉ、ぽっちが書いた新しい我の新作を読んだのじゃがな。これがまた台詞と心理描写ばかりでのぉ。外部描写がまったくないのじゃ。我が他のキャラクターと色々演じている場面でも、何をやっているかは判るんじゃが、どんなところに居るのかがさっぱりじゃ。全く、なんでぽっちは場面描写をさぼるのじゃ?


あーっ、それはですねぇ、既にぽっち先生の頭の中にあるからですよ。ぽっち先生ってなんて言うか舞台脚本家みたいな感じで物語を書きますからね。ぽっち先生には物語の舞台装置は既にそこにあって、書かねばならないのはその舞台で語られる台詞と役者たちの心の声なんです。だからそんな台詞のやり取りに水を差すような情景描写が嫌いなんでしょう。場面描写?そんなのは舞台装置を見て自分で理解しろ!てなもんですね。


お主よ、それって小説としてどうなのじゃ?なんか間違っている気がするんじゃが・・。


はい、間違っています。作者はその小説における全ての情報を持ち合わせていますが、読者は書いてある事以外は推測するしかありません。その事自体が面白さや楽しさに繋がっているのならそんな方法も有りかも知れませんが、大抵は説明不足に陥り読者に過大な負荷を与えてしまいます。


そうじゃよなぁ、まぁ、ここに作品を読みに来る読者ってキャラクターの会話だけを楽しむ傾向があるらしいから見過ごされておるのかも知れぬが、それにも程度があろう。


まぁ、ぽっち先生も全然情景描画が無い訳ではないですからね。ぎりぎり最低限の表現はしています。


そうなんじゃよな、あやつも出来ぬ訳ではないのじゃ。ただ、やろうとしない。これって日本人としてどうなのじゃ?おもてなしの心が無いのではないか?


小説って娯楽ですからね。しかも入力媒体としては一番面倒な文字表現です。漫画やアニメなら視覚情報として勝手に入ってくる情報も、文章として表現しなくては相手に伝わりません。でも際限なくこれを盛り込んじゃうと文字数は伸びますが、状況説明報告書みたいになっちゃいますからその匙加減が難しい。そこいら辺の判断がぽっち先生は出来ていないんでしょう。


判断が出来んから書かなくていい方に傾くのか・・。ぽっちって本物のクズじゃのぉ。


くろ様、それは言わない約束です。それに基本人間ってみんなそうですよ?わざわざ面倒な事を率先してやろうとする者はいません。仮にそんな人がいたとすれば変態です。若しくは何らかの対価があるかですね。つまり、仕事としてやっているんです。でも、この投稿サイトへ作品を投稿するのって仕事じゃないから楽な方へ流れるのは普通なんです。


ほうっ、つまり仕事として小説を書いているプロの方は逆に描写をお座なりにしたらサボっているとみなされてボーナス査定に響くのじゃな?


はい、ボーナスどころか基本給が所属する自治体の最低時給を下回ります。物書きって人気だけが頼りの根無し草業種ですからね。


おおっ、なんか冒険者みたいな生き様じゃのぉ。


はい、冒険者なんですよ。但しラノベ系は駆け出しのFランクが殆どですけどね。


え~っ、ラノベ系だってS級はいるであろう?


いますけど、ほんの一握りです。大抵は書籍化による年収なんか100万いかないんじゃないですか。


うわ~、アルバイトや非正規雇用で働いた方が収入だけなら上なのか。


まぁ、拘束時間はずっと少ないでしょうけどね。なんたって『自由業』って言うくらいですから。


成る程、その只でさえ少ない執筆時間を更に減らそうと、情景や状況描写を適当に済ますのじゃな。いやっ、天晴れである。時給単価を上げる為の『カイゼン』である。さすが日本人!マメじゃのぉ。


くろ様、その嫌味はきついから止めて下さい。と言うか、無料作品に関してはベースとなる収入がないんですから、どれ程改善しても時給単価はゼロのままです。


はははっ、そうであったな。物書きとは、なんとも自己満足な趣味である。じゃが元手がいらんから取り組み易い趣味でもある。スポーツ系なんぞモノによっては道具を揃えるだけで何十万も掛かるらしいからのぉ。


えーっ、そんなにお金の掛かるスポーツなんかあるんですか?水泳なんか水泳パンツがあれば出来ませんか?


じゃからモノによると言ったはずじゃ。例えるなら乗馬かのぉ。あれって馬を自分で用意したら忽ち諭吉が飛んでゆくぞよ。しかも馬は生き物じゃからな。餌代と飼育場所を考えるとくらくらしてこよう。


それはまた随分ニッチな例を挙げてきましたね。でもそれを言うなら小説だって資料を買ったり、他の作家さんの本を参考として読む為購入するはずです。その金額は馬鹿にならないはずですよ。


この世には図書館というものがある。手間を惜しまねば金を使わずに済む事も多いのじゃ。


成る程、手間を惜しむ・・、それが今回のテーマとの合致点なんですね。いや~、くろ様お見事です!見事にオチが決まりました。


あれ?そうなの?


-お後がよろしいようで。-

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