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俺と! くろの! 我らもとうとう3年生  作者: ぽっち先生/監修俺
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俺と! くろの! ゴーストライターって大変じゃろう?コーナー

俺と! くろの! 我もとうとう3年生のコーナーがはじまるよー。

さあ、今宵も懲りずに始まった俺くろコーナーですが今回のテーマは模倣です。


お主に問題をだす、答えてみよ。まず、この投稿サイトに大人気作品があったとする。とある素人作家もその作品が大好きで何回も読み込んでいたとする。じゃが、ある日その大人気作品の作家が失踪してしまった。またはスランプで続きが書けなくなったとする。そこで先に言った素人作家に続きを書かないかというオファーが来たとする。因みに読者には書き手が代わった事は悟られてはいけないと言うシバリがあるとしよう。果たしてその素人作家は続きが書けるであろうか?


なんです、くろ様。下手糞なミステリーでも読んだんですか?今時読者に挑戦なんていうのは流行らないですよ。


いや~、昔のエッセイなどを読んでおると、なんか人気作品の二次作品が人気を博していた時代があったみたいでのぉ。今は著作権などの権利を侵害するから公にするのははばかられておるようじゃが、素人初心者作家が書き慣れる修行方法としては、そうゆうのも有りなのかなぁと思ったのじゃ。


あーっ、そうですね。結構有効な方法なんじゃないですか?ただ、権利等の問題がありますから投稿しちゃ駄目ですけど。でも、書くこと自体は構わないはずです。投稿しちゃ駄目ですけど。


うむっ、大事な事じゃから2回言ったのじゃな。して、先程の問題の答えはなんじゃ?


えーと、結構書けるんじゃないでしょうか。質問の文節にも『作品が大好きで何回も読み込んでいた』とありますし。作品が好きだという事は、そこに自分の個性は盛り込まないでしょう。それやっちゃうと、作品への冒涜になりますからね。ゴーストライターはまさに作者のゴーストです。原作のトレースをするのが仕事です。そこが、自分の気持ちを作品に内包してしまう二次作品との違いですね。


ふぅ~ん、じゃがそれって楽しいのじゃろうか?


楽しいに決まっているじゃないですかっ!だって、その作品が好きなんでしょう?続きを読みたいんでしょう?それを自らが書けるんでしょう?ならみんな喜んで書くでしょう!


はははっ、『みんな』と言うところに落とし穴がありそうじゃが、確かにそうかもな。しかし、挑戦するのは意義があるが、結果として『書き手が代わった事は悟られてはいけない』という命題をクリアできる素人作者は多くはあるまい。


んーっ、まぁそうですね。作品を読んで内容を知っていても、その内容をどのように理解しているかは人それぞれでしょうから。そうゆう意味では、先に私が言った『みんな』という言葉は無理があったかも知れません。


うむっ、まず無理であろうな。しかし、二次作品と言うものは魔力を有しておるよのう。昔は精々ノートに書いて友だちに見せる程度であったと思われるが、今は簡単にwebへ投稿出来るからな。このみんなに読んで貰いたい、絶賛して貰いたいという誘惑圧は凄いんじゃないかな。なまじそこそこのモノを書けてしまった場合は特に強かろう。


そうですね、中高生辺りだと抗えないかも知れません。誰かがやっていたのをみたりしたら、な~んだ、大丈夫じゃん!と自分に都合の良い方へと物事を取るはずです。所謂、横断歩道、みんなで渡れば車は止まる理論です。


うむっ、しかし、昨今は高齢者ドライバーが多いからな。みんなまとめて異世界へ送り出して貰えるやもしれぬ。というか、いって来いっ!


くろ様、横断歩道は歩行者優先です。信号機がある場所は信号機のシグナルが優先ですけど、ない場合は自動車側が停止しなくてはなりません。


あーっ、だから自分の家の前に横断歩道を勝手に書いたご老人は逮捕されたのじゃな。あれって子供たちの為にやった事だと思うのに、世間の風は冷たいのぉ。


いつの話です?相当前ですよね?


まっ、厳重注意くらいで済んだとは思うがな。善意の行動を処罰などしたらこの世は終わりじゃし。


その理論でいくと善意の二次作品投稿も可能になっちゃいますよ。


そんなものがある訳なかろう。なんじゃ、善意の二次作品って!


病床に伏せる妹の為に、妹が好きな作品を妹が望むような展開で書いた二次作品です。ただ、兄は遠い異国の地にいる為、ネット上に投稿したんです。そして妹へそれとなくそのアドレスを知らせる。妹は、その作品を読んで闘病の辛さに絶えるんです。でも、ふと思ってしまう。「ああっ、この作品が終わってしまう頃には私の命も終わってしまうのね・・。」そんな妹の気持ちを知った兄は、雨の日も風の日も投稿を続けるのです。ですが、ある嵐の日、無理を押して作品を投稿し続けた兄はとうとう倒れてしまうのです。ですが、その事を知った友人の青鬼は、兄に代わって作品を投稿し始めるのです。そうとは知らぬ妹は、そんな投稿作品を励みに頑張るのです。そして手術が成功し、妹は退院できるまで回復しました。その日を持って二次作品も完結し、投稿は終わります。二次作品を投稿し続けた青鬼は警察に追われますが、その心の中は満足感でいっぱいでしたとさ。ああっ、いい話ですねぇ。


お主、長いわいっ!ひとりで悦に入るでない!なんじゃ、そのパクリ満載のお涙頂戴話はっ!


これが所謂二次作品というやつです。


あらら、テーマに被せてきよった。なんじゃかなぁ。


-お後がよろしいようで。-

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