表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

232/235

●第二百二話 Oath 05


「――――、今の龍は……」


 夜空を翔ける白龍を、天皇桜は自動運転で走行する車中で眺めていた。


 あれは佑真の《零能力》だと、直感で理解する。


 目的の人はあそこにいる。あそこでまた、誰かと戦っている。


 そう頭の中では理解できていても、車の制御を切り替えることができずにいた。


 ……意識を、奪われていた。




 闇夜を滑走路に光り輝く、希望の雷光を。


 絶望に風穴を貫いて響く、心魂の咆哮を。


 こんなに遠くにいても感じることができる。




 あの人は誰よりも弱い。


 だからこそ歪曲(まが)らず屈折せず、誰よりも貴き理想を追い続ける。




(……ああ、わたしがいなくても、もう一度立ち上がれたんだ)


 それは少しだけ悔しくて。


 けれど、心の底から嬉しい事実だった。


「火道先輩」


「急ごう桜ちゃん。彼が戦っている」


 運転席に座る火道(ひのみち)寛政(かんせい)が設定を手動運転に変え、一気にアクセルを踏み抜く。


 桜は頬を伝う涙を乱暴に拭い、霞んで消える〝純白の巨龍〟を見つめていた。




   ☆ ☆ ☆




 不自然なまでの静寂が、忍の里に訪れる。


 佑真の右腕から飛び出した〝純白の巨龍〟は、役目を終えたと言わんばかりに姿を消した。今は代わりに〝雷撃〟が全身を(ほとばし)っている。


(…………ありがとう、オレを(ゆる)してくれて)


 佑真は未だに激痛が走る右目を一度閉じ、心の中でそう語りかける。


 すると不思議なことに、()けるような痛みは消え去った。


 三度目の機会はない。もう使い方を誤るな――と《零能力》に責められている気分だ。条件次第で反動を与えたり、一方的に力を貸してくれたり。とんだじゃじゃ馬である。


 ――――なんて考えている佑真の全身は、ひどい疲労感に襲われていた。


(……しかし、体が動かねえ……!!)


〝巨龍〟を出したことで、全身の筋肉や骨が細胞単位で悲鳴を上げているのだ。反動がなくたって単純な疲労度は〝雷撃〟とケタ違いだった。


 人の身でありながら神の力を行使する対価が疲労で済んでいるだけ、まだ可愛いものなのかもしれないが。




「ありゃりゃ、金世杰(ジンシージェ)が死体に戻っちゃった」


「呑気に言っている場合ではないだろう神崎、どうするつもりだ」




 ここは戦場。金世杰からの挑戦状を乗り越えた所で、強敵が目の前に二人。おまけに戦えるのは佑真だけ! 気を抜く余裕も波瑠を抱きしめる暇もない。


(せめて波瑠だけでも回復させて、皆の下へ行かせたいんだけど……!)


 その波瑠が相手の狙いであり、身動きを取れない状態で背後にいる。スーツの男が〝姿を消す能力〟を有しているため下手に意識を逸らせないのだ。


 佑真がアクションを起こせずにいる間に、槍を持つ青年が地面に転がっている金世杰(ジンシージェ)の遺体の傍にしゃがみこんだ。


「うーん、この死体をもう一度使ってもいいんだけど、また命令外の行動を取られたら厄介だよねぇ」


「万が一にも向こう側へ付かれたら面倒だ。遺体はおとなしく翁の下へ運ぶとしよう」


「誰が運ぶの?」


「お前だ神崎。元はと言えばお前の〝死者の軍勢(エインヘルヤル)〟が金世杰を完全に制御できていれば、今頃目的を完遂していたのだぞ」


「はいはい。説教は後で聞きますって」


 そうして槍使いの青年は立ち上がり、またスーツの男が拳を握りしめた。


「とりあえず天堂佑真を殺っちまいましょう」


「同時に《神上の光(ゴッドブレス)》を拘束する。行くぞ」


 ゾッ、と殺気が満ちる。


 佑真が息を呑んだ――刹那、スーツの男が眼前まで接近していた。


〝姿を消す能力〟を行使したのではない、数歩で単純に距離を詰めたのだ。


 目では追えていても体と反応が間に合わない。丹田に力を込めて掌打を待ち構える。


「〝天ノ逆手(アマノサカテ)〟」


 左足を踏み込み、スーツの男の掌打が炸裂する。


 瞬間。


零能力(コード)神殺しの雷撃(ブレイクダウン)〟に触れたスーツの男の籠手が、粉々に砕け散った。


「むっ?」


「うおお!?」


 突然の出来事が驚きを与えたおかげで、スーツの男の動きがわずかに鈍る。素手は全力と加減の中間にあたる生煮えな威力で佑真の鳩尾を貫いた。


「むぐぶふっ――!」


 吹っ飛ばされこそしないものの、内臓が抉れるような激痛が走る。血反吐をこらえて顔を上げる頃にはスーツの男が裏拳を放っていた。


(今度も見える。体を動かせ!)


 グッと()()り拳を避け、そのまま腕を取って決めにいく。


「甘ーい。敵は二人だよ」


 スーツの男と組み合う状態であるにもかかわらず、槍を持つ青年が介入する。青年は槍を仲間であるスーツの男ごと貫かんと振り抜いたのだ。


 それも目で見えていた。けれど身体が追い付かない。強引にスーツの男を蹴り飛ばして離脱するも、腕を切っ先が(かす)めた。


(クソ、疲労のせいで回避がギリギリ間に合わねぇ!)


 スーツの男が体勢を立て直して右拳を握る。今度こそ必中必殺。アッパーが(あご)を目掛けて振り抜かれる――寸前に。




 グシャリ、と。


 緋炎を纏った拳が、スーツの男の顔面を殴り飛ばした。


 成人男性が容易に吹っ飛ばされていく。


 その拳骨を放ったのは――――全身に光焔を纏った火道寛政だった。




「し、師匠!?」


 寛政は佑真に一瞬微笑を向けると、今度は槍を持つ青年の懐に潜り込んだ。高速かつ流れるような連撃が反応する暇をも与えず、槍を持つ青年をも薙ぎ払う。


 一瞬だった。


 不意打ちとはいえ、一瞬で戦況がタイに引き戻される。


「……なんで師匠がここに……」


 佑真が呆然としていると、寛政はため息をつきながら振り返った。


「おいおい佑真クン、伊賀に向かうって連絡したぞ?」


「でも細かい場所を教えてないし、つうかこんなに早く来るなんて!」


「あんだけデカい〝龍〟を出せば居場所の検討くらいつくってば。あとあの犬が案内してくれたよ、賢い犬だね」


 寛政が指をさす先には番犬ランタロウと、その後を追って波瑠の妹・天皇桜が走ってきた。


「お姉ちゃん……お姉ちゃんっ!!」


「……だ、だいじょぶ。死んではないから静電気構えないで……」


「よかった……よかったぁ~……!」


 波瑠の苦笑いと、桜のあまりにも大きな安堵の吐息。再会を喜び合う姉妹の会話は、まだ半月も東京を離れていないのに不思議と懐かしい。


 こんな場面であっても。


 ……否。多くの出来事を経たからこそ、親しい人々の声が心に()みる。


 佑真は息を吸い、思わず抜けかけた力を入れ直す。


「増援はこんだけっすか?」


「俺達も急いでたからね。あと一人だけ声をかけて一緒に来たんだけど、道中の戦闘に手を貸すって言って一旦別行動中――だったんだけど。どうやら早くも合流するらしいぞ?」


 苦笑する寛政の目線の先を追うと、白い死に装束の少女が涙目で一目散にこちらへ走ってきていた。


 スーツの男達の増援ではない。


 死に装束の少女を追うように、幾本もの竜巻が土煙を上げながら蠢いている!


「草壁さん、神崎さん! 助けてェえええええ!!」


「ちぃ、逃げ足が異様に早いですねぇ……!」


 竜巻を発生させているのは、黒い魔女のような衣装を着た金髪碧眼の少女、キャリバン・ハーシェルだ。


「キャリバンも、来てくれたんだ……!」


 何とか上体を起こした波瑠が嬉しそうに呟く。


(でも〝流れを操る魔術〟を《風力操作(エアロキネシス)》がどう圧倒したんだ!?)


「おい地震滝(ないのたき)、貴様の魔術なら気流操作など敵ではないはずだぞ!?」


 寛政に吹っ飛ばされていたスーツの男が、佑真と同じ疑問を半ば怒鳴るように投げかける。死に装束の少女は涙目のまま、


「あたしの支配力(パワー)より金髪ちゃんの支配力(パワー)の方が上だったんですーっ! こんなの初めてでどうすればいいか分かんないよーっ!」


 どうやら単純にレベルを上げて物理で殴ったようだ。波瑠を護るために努力を積み重ねたのは佑真だけではない……とはいえ力づくで敵を制圧するとは。


 これで形成は逆転。


 スーツの男と槍を持つ青年の表情には、焦りが生まれていた。


「どうする草壁さん? 天堂佑真がいる限り〝遁術(とんじゅつ)〟には頼れないし、圧倒的不利ってやつじゃない?」


「元はと言えば貴様のせいなのだがな……一旦体制を立て直す他あるまい」


「んじゃ撤退だね。地震滝(ないのたき)さん、逃げるってよ!」


「その前に金髪ちゃんからあたしを助けてほしいんですけど!?」


「同じ〝空気の流れ〟ではなく〝他の流れ〟を攻撃に転じれば良いだけだろう!」


「はっ、言われてみれば!」


 スーツの男の助言を受け、死に装束の少女は膨れ上がる土煙をキャリバンの竜巻にぶつけた。土の〝流れ〟を掌握した、といったところか。


 二つの〝流れ〟が対衝突し、巨大な粉塵が膨れ上がる。


「うわっ!」「くっ!?」


 土流と突風の衝撃は佑真達、そしてスーツの男達を含む辺り一帯を覆い尽くし、視界を奪った。


 キャリバンの《風力操作(エアロキネシス)》と波瑠の《霧幻焔華(コールドシャンデリア)》がすぐに粉塵を吹き払っていくいくが、なかなか晴れないどころか粉塵は波瑠達の方へと的確に引き戻されていく。まるで外部から粉塵を抑え込まれているかのように。


「クソッ、〝流れを操る魔術〟か!」


 佑真は〝神殺しの雷撃コード・ブレイクダウン〟を拡散させ、不自然に粉塵を抑え込む〝流れ〟を破壊する。続けざまにキャリバンが気流を飛ばしてようやく視界が確保された。


「す、すみませんユウマ! アタシの風が余計な事態を!」


「仕方ねぇだろこれは! 謝んなくていいよ!」


 近くに着地しながら謝罪を述べるキャリバン。


 しかしドサクサに紛れて、槍を持つ青年と白い死に装束の少女はいつの間にか現れた木造の帆船に飛び乗っていた。金世杰(ジンシージェ)の遺体も回収されている。


(――――待て、スーツの男は!?)




「なるほど、《零能力》の攻略法が見えたな」




 嫌な予感がしたと同時にバッと振り返る佑真、寛政、キャリバン、桜。


 声の出どころは波瑠の真後ろ。


 スーツの男が一枚の札を握りしめた状態で、すでに動作に入っていた。




 ――《零能力》で〝姿を消す能力〟を解除できるといっても、一度視界から外れた後に再構築されてしまえば、もう一度『三秒間見る』か『〝雷撃〟を触れさせる』必要がある。


 故にスーツの男は粉塵を利用し、気配を完膚なきまでに誤魔化して波瑠の真後ろを取っていたのだ。


《雷桜》を持つ桜の電磁波探知もまた通用しない。


 正確には〝透明化する〟のではなく〝気配を消す魔術〟――即ち、あたかも『そこに誰もいない』と錯覚させる魔術である。あらゆる探知を無力化するのが本質だ。




「テメェ――」


 スーツの男の右手が不自然な黒い炎を纏って波瑠の背中へと伸びる。


 佑真と寛政の拳を。桜の雷撃を。キャリバンの斬撃を喰らいながらも、男は指先を背中に触れさせた。


 シトッと蛇が舌で舐めるように、漆黒の炎が滑る。


 直後に全霊を乗せた二つの拳と突風がスーツの男をはるか彼方へぶっ飛ばし、その上で桜の電流が焼け焦げる匂いを残すほどの感電を与えるも――スーツの男にもたらされたダメージは佑真の〝雷撃〟が乗った拳くらいか。


 数度身を地面に打った末に立ち上がったスーツの男は、口元を歪めていた。




「〝沈む沈む灰の坂 牛虎(うしとら)座る冥府の門


  傲慢(ごうまん)な獣 醜悪な猿公(えてこう)


  (ただ)れ (ねじ)れ 歪み 笑い (わら)う (わら)


  傲慢な獣 醜悪な青草(あおくさ)


  呪い 呪い 呪い 食し 食し 食す


  傲慢な獣 醜悪な餓鬼


  此の名は(いは)屍食鬼呪(ししょくきじゅ)――(かみ)(ぼつ)して(のち)、鬼が出る〟」




 男が歌うように言葉を紡いでいくが、佑真達の耳にそれは届いていなかった。


 直撃はしていない。ほんのわずか、指先が波瑠の背中に触れただけなのに。


「ああああああああああああアアああああああああああああああああああああああああああああああああああアアアああああああああああああああああアアアあああああああアアああああああああああああああああああああアアアアアアア!!!???」


 波瑠の全身を、漆黒の炎が包み込んでいた。


 少女の狂声が鼓膜をつんざく。波瑠のものとは思えない甲高さと重低音が二重になって聞こえるような、そんな錯覚。


「波瑠!!」


 佑真は即座に右手に〝雷撃〟を集めて波瑠に触れた。漆黒の炎は一瞬で〝雷撃〟に食い潰されていくが、波瑠は悲鳴を上げた姿勢のまま動かない。


 呼吸はある。生きてはいる。けれど反応が返ってこない。


「お前、波瑠ちゃんに何をした!?」


「さてな。結果は視る方が早いだろう」


 スーツの男を追っていた寛政が問うも、男はわずかな笑みを返しながら、背後へ回り込んだ木造の帆船に飛び乗った。


 帆船はそのまま、グアッと大きな気流を起こして空中へ急浮上していく。空気を水のようにかきわけているらしい。


 寛政が炎熱を乗せたアッパーで帆船を殴ろうとするも、直前で体を包む炎の制御が崩れてしまう。拳はあえなく届かず、スーツの男達を乗せた木造の帆船は空高くへと消えていった。


「……クソッ。やっぱり会長か七海を連れて来るべきだったか」


 地面に降り立った寛政は、佑真達へと目を向ける。


 波瑠を襲った異変。佑真の《零能力》が何かを解除したはずだが――




 がぶり、と。


 大口を開けた波瑠が、佑真の首筋に噛みついていた。




 甘噛みのような可愛いものではない、本気で牙が食い込み、血がドクドクと(したた)っていく。たとえ非力な波瑠であっても(あご)の噛む力は(あなど)れないのか、佑真の顔が本気の苦痛に歪む……!


「佑真クン!?」「お兄ちゃん、お姉ちゃん!」


(――まずい、食われる!!)


 しかし佑真は、あえて波瑠を抱きしめて頭を抑えつけた。


 波瑠は引きちぎろうと抵抗してくるが、あえて(くわ)え込ませたままを保つ。でないと――筋肉や血管を彼女に食べさせてしまうからだ。


「捕食行為なのか!? とにかく〝雷撃〟を使え佑真クン!」


「っ、はい!」


 佑真は寛政の指示を受け、全身から乱暴に〝雷撃〟を放出させた。


 抱きしめた波瑠を包み込むように。


 彼女を覆う漆黒の炎を上書きするように。


 すると麻酔が浸透していくかのように、波瑠の動きがおとなしくなっていく。力が緩んだのを確認してそっと顔をどかすと佑真の首筋からドッと血流が溢れた。波瑠の歯が栓になっていたようだ。


 ――――――ひゅう、と一瞬意識が遠ざかる。


「わわわっ! そこ動脈じゃないの!?」


「ハル、大丈夫ですか!?《神上の光(ゴッドブレス)》は使えますかぁ!?」


「……う……ぅう…………」


 桜が慌てて布で首を抑えつけ、キャリバンが問いかける。未だに〝雷撃〟に覆われている波瑠の瞳は不穏な光を帯びていたが、徐々に正気を取り戻していく。


「…………あれ、私は……ゆうま、くん……?」


「お姉ちゃん驚くのも謝るのも後でいいからお兄ちゃんを治してぇ!!」


神上の光(ゴッドブレス)》が、佑真の首の傷を一瞬で治していく。


 そして波瑠の背中側にいる寛政だけは、波瑠の全身を覆う漆黒の炎が背中へ収束していく様子を眺めていた。


(よかった、《零能力》は通じるのか……)


 寛政が安堵の息をついたのも――つかの間。


 具体的には佑真が波瑠を放してからすぐ後に、異変は実像となって寛政の眼前に現れていた。




 がぶり、と。


 波瑠が桜に噛みつこうとして、咄嗟にかばった佑真の腕を食べていた。




 同時に、波瑠の背中から漆黒の炎が再び燃え上がる。


 一度は〝雷撃〟で消したはずなのに、波瑠の瞳に『人ならざる何か』をもたらす呪いの炎が再燃していく――。


「「「………………ッ!!!???」」」


「ダメだ佑真クン、波瑠ちゃんを絶対に放すな!!」


 グシャ、と噛み千切った肉を咀嚼(そしゃく)する波瑠。


 佑真は片腕で波瑠を拘束すると口に手を突っ込み、肉片を強引に吐き出させる。


「ああアァ……ァ………………」


 そして三秒後。


 ぱちん、と。


 再び波瑠を覆う漆黒の炎は消えた。


「……あれ……私は今、どうなってたの……!?」


 正気に戻ると同時に腕の中で困惑する波瑠。まるで佑真に二度噛みついたことを覚えていないかのようで。


 佑真は食い千切られた腕の痛みなどお構いなしに、全力で叫んだ。


「クソッ……やりやがったなクソ野郎ォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」




   ☆ ☆ ☆




 敵の脅威は消え去った。


 けれど、平穏は未だ遠く。


 一つの結論を得ると共に、新たな戦火が立ちはだかる。




 覚悟はとうに定まった。


 救われるべき少女を、何が何でも救い出せ。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ